「櫻井節子夫人のメッセージ」を精読する⑤
櫻井節子夫人のメッセージを読みながらのブログ主の感想です。
以下、茶色部分が櫻井夫人のメッセージ本文です。
(4)真のお母様の位相
お母様がお母様であるために
2009年以降、真の家庭を巡る問題が激化の一途をたどる中、2012年9月、真のお父様が聖和されました。それはまるで、真の家庭と私たち祝福家庭の課題の全てを背負って行かれたようでもありました。全世界の食口たちがあまりのショックに言葉を失い、茫然としていた中、毅然として立ち上がられた真のお母様のお姿が、どれほど私たちの心を奮い立たせてくださったか知れません。しかし、それとは裏腹に、真のお母様を取り巻く環境は難しくなる一方に思えました。
真のお父様の聖和後、食口たちの関心が真のお母様に集まったのは確かですね。
仁進様の問題、亨進様・國進様の課題、清平の出来事。そして今や、お母様の言動そのものが、全国の食口たちに大きな波紋を呼び起こしています。“独生女(独り娘)”という言葉は、お父様が語られたものだとしても、お母様の生まれながらにしての胎中聖別、血統転換というお話は、お父様から教えていただいた内容と、いま一つ一致し得ないからです。
“独生女(独り娘)”という言葉はほとんど初めて聞いた言葉でした。真のお父様の語られた言葉だったことは後から知りました。しかしその意味するところは明らかに違っているようです。お父様の語られた“独生女(独り娘)”とお母様が語っておられる“独生女(独り娘)”とは~・・・。
私はお母様の言動を批判したいのではありません。今、この時代にあって、真の母がおられることがどれほど感謝であり、天がどれほどの思いで真の母を待ち詫びたのか…、お母様は私たちにご自身の特別な価値について語っておられるのだと思います。しかし、お母様の御言がお父様の御言と微妙に食い違ってしまう場合、或いは、お父様以上にお母様の価値を高め、強調されているような印象を受ける場合、多くの食口がそこに動揺を覚えざるを得ないのです。
実際多くの食口が動揺し迷っています。教会によっては真のお母様が“独生女(独り娘)”ということを語っておられることさえ知らされていない。聞いたとしてもほとんどその意味を理解していないというのが実情のようです。
お父様が独生子(独り子)でお母様が“独生女(独り娘)”、で単純に相対的にとらえていて実際のお母様の説明がお父様の説明とは180度異なっていることを知る食口はほとんどいないようです。
仮にお母様の周囲に、「お父様亡き今、お母様の権威を立てることが食口の支えになるのだと上申する人がいたとすれば、それは違います。全世界の食口たちは、お母様に“お父様”を求めている訳ではありません。私たちはお母様が“お母様”であることを願い、妻としてお父様をその傍らで支え、誰よりもその生涯を共にして来られたお方としてお父様のご生活やみ言を証しされ、母として子女たちを愛で包み込んでくださる、真の母としてのお母様の姿を慕っているのです。
そうです食口たちは、 お母様に“お父様”を求めている訳ではありません。お母様はお母様としてのお母様を求めているのです。
私たちはお母様のお生まれや出生の背景によってお母様を慕ったのではありません。お母様が人類の真の母として、如何なる困難な中でもお父様を支え、思春期の子女様たちの苦悩に心を痛めながらも、人類を思い、全食口の母として立ってくださった、そのお母様を心から愛しているのです。子女様もまた、そうしたお母様に侍りたいと思っておられるに違いありません。
前段で食口たちはお母様にお父様を求めているのではない。食口たちはお母様にお母様としてのお母様を求めているのだ。と書きました。そうです。その通りなのです。
顕進様は自らが迫害され続けた7年間、決して、お父様、お母様を攻撃したり、辱めるようなことはされませんでした。しかし、お母様が“独り娘”のことを語ることに対しては断固、反対し、食い止めようとされています。そのことは逆に、真の母の位相を崩してしまうものだと、本気で危惧しておられるからです。
顕進様がこの7年間、真のお母様について語られたり、なさってこられた言動は決してお母様を非難したり、攻撃したり、お母様を貶めるようなものではありませんでした。それはこの期間に顕進様が真のお母様に関して言及された発言を見ればよくわかる事実です。
お母様が今、お父様に代わる権威をもつ存在として、ご自身の立場を強調されざるを得ない理由は、子女様方、特にお父様の使命を代身して立つべき男性の子女様方が傍らにおられないからではないでしょうか。しかし、そうだとすれば、“独り娘”を語ることは逆効果と言えるでしょう。
ここのところはよくわかりません。ただ事実であることは真のお母様の傍らに男性の子女様がおられないことが事実であり、真のお母様が真のお父様に代わる存在であるかのごとく教会責任者が発言し知らされているのは事実です。果たして真のお母様はどのような心境や事情からご自身の立場を権威主義的な表現で方ておられるのでしょうか?
今、私たち祝福家庭が見たいものは、その深い愛情で、全ての子女様方を包み込むお母様の姿です。もし、子女様に対するカインの糾弾や批判の声が、お母様の子女様を愛し抱こうとする行為の妨げになっているのだとしたら、どうぞそうした言葉には耳を傾けないで頂きたいと申し上げたいのです。
子女様に関して誤った情報が真のお母様の元へ届けられているのではないかと思われる節があります。
真のお母様が真の子女様に関して語られたみ言にそのことを伺わせる内容があります。
子女様方の言動にも課題はあるでしょう。しかし、周囲にいるどんな指導者たちよりも、父母様のことを本当に思っておられるのは子女様でいらっしゃるに相違ありません。
真のお母様のことを誰よりも誰よりも心配されているのは真の子女様、顕進様であることは先に述べたように顕進様のお母様に関する発言に見ることができます。
ブログ主も様々な出来事の中で、実際の顕進様の真実は何だろう?と疑問に思い、様々な情報を求めてきました。その中で何が真実であり、何が事実であるかということが明確にわかってきました。すでに多くの読者の皆さんは真実と事実に気が付いておられると思います。そのような中であってあるべき道筋は何なのか!答えは明白になってきています。
まだ事実を知らない人、まだ真実に接することができていない人たちにそれらのことを知らせてあげることから始めていければいいと思っています。自ずと道は開かれ、希望の日(day of HOPE)は到来してくるでしょう。