北陸へ旅行した理由―
それは、いしかわ動物園で昨年生まれた、コビトカバの子どもに会うことでした。
お母さんのノゾミと、子どものミライくん。
ノゾミは2010年11月23日生まれ、オランダより来園。
ミライは2016年12月23日生まれ。
日本でコビトカバの赤ちゃんが生まれ育ったのは、2011年上野動物園生まれのナツメ以来かと思います。
しばらくすると、ミライくんがプールから上がってきました。
おなかがすいたのか、あちこち探し回っています。
でもお母さんが迎えに来て…
プールにばしゃん!
お母さんに甘えてちゅっちゅ
こんどはがおー
カバが口を大きく開け合うのはあいさつの意味、と聞いたことがあります。
ひさしぶりに見たコビトカバの子どもはとてもかわいかった!
右側のプールにいるのが、お父さんのヒカル。
2010年11月1日生まれ、シンガポールから来園。
ずっと水の中で隠れていたのですが、帰る間際に出てきてくれました。
ミライくんがこれからも順調に育ってくれるのを期待していますが、
外も屋内もそれぞれ運動場が2つしかないので、
ひとり立ちしたときにどうするんだろうという疑問はちょっとあります。。。
いしかわ動物園のほかの動物たちもご紹介しましょう。
アジアゾウのサニーさん。
展示板には「タイヤでおなかマッサージするのが好き」と書いてありますが―
ちょうどやってくれました!
タイヤをおなかに当てて、ごろごろ。
いしかわ動物園はトキの飼育・繁殖にも力を入れているそうで、立派な展示施設がありました。
運動場も広いし、トキについての展示内容も充実しています。
ライチョウもいました。しかも5羽くらい!
(ニホンライチョウではなく、亜種のスバールバルライチョウ)
レッサーパンダの3歳の双子、マリンちゃんとスミレちゃん。
片方はべっちゃーパンダになっちゃってます。
こちらはホワイトタイガーのクラウンくん。
しっかりした縞模様と精悍な顔立ちで、現在いしかわ動物園で行われている「イケメンコンテスト」では、中間発表段階でトップ独走中なんだとか。
私はもちろんコビトカバのヒカルに投票…
ワオキツネザルのおちびちゃん。
お母さんの背中で日向ぼっこ。
コビトカバに会うために訪れたいしかわ動物園。
手ごろな規模と親切な案内板(それぞれの個体の名前・生年月日だけでなく、ちょっとしたエピソードや特徴が書かれていました)が好ましく思える、楽しい動物園でした。