ドイツ兼業主婦の台所

在独12年目突入!
なんでも楽しいドイツ生活♪

格安ドイツ語コース

2010年01月19日 | つぶやき
10月下旬から一ヵ月半、日本に帰国しておりましたが、
ただでさえ不自由なドイツ語がパワーアップして下降してます。
対処法は唯一つ…使って、使いまくる。
やはり定期的に勉強できる環境が必要。

そこで、昨年の秋にも通っていた教会のドイツ語コースへまた戻ることに。
毎週月曜日と金曜日の夕方から2時間の授業。
先生はベラルーシ出身の外国人ですが、ドイツ語知識は完璧。
話す内容をその場でどんどん直してくれます。
先週から新学期がはじまりましたが、今期のクラスはわずか8人。
この少人数でコース授業料は実質的には無料。
学期ごとに学習資料のコピー代として15ユーロかかるのみ。
こんな格安でも中級レベルの文法、文章読解が学べる。
節約第一の私にはありがたい話です。

私は昨日から初参加。
授業の内容は『ハイチ地震』の新聞記事読解から始まりました。



実は、コースの参加者にハイチからの留学生がおりました。
昨日は授業中にほんの数分だけ顔を出したのですが、
本人は親戚や家族の安否確認などでに追われている様子。
先生が心配して状況を少しだけ聞くと、

“家族はみんな無事だけど、従兄弟が亡くなってしまった…”

家はほんの少しだけ壊れた程度でも、余震がつづいているので路上生活を送っていると。

日本に居たなら『ああ、ひどい。大変だぁ』とは思うものの、
結局は遠い国で起こった出来事…意識は薄いかもしれません。
ドイツでこんな身近に深刻な現地の状況を感じるとは。

先生が一番心配していたのは、彼が留学を続けられるかどうか。
どんな大変な状況でも目標を達成して欲しい。
そんな気持ちがうかがえました。

月並みかもしれませんが、
ハイチで亡くなった方々のご冥福をお祈り致します。

にんにく料理の本

2010年01月19日 | 雑誌・本
図書館でまたしても好奇心をそそる料理本を発見。
にんにくを使った古今東西のレシピが100掲載の『にんにく料理』の本。



こんな風に、たっぷりとにんにくを利かせたトマトソースを使ったり、



はたまた丸ごとごろんと放りこんだり…
これはウズベキスタンのにんにくと羊肉の炊き込みご飯。
ちょっと試しに一度作ってみたい…興味ありでございます。



それから、この本には「にんにくのさばき方」もあり。



ポイントが写真でしっかり解説。
にんにくは包丁で抑えてからこぶしで叩き潰すようにするのが基本。(写真右上)
こうすると皮がむけやすく、調理もしやすいとのこと。
ドイツのカリスマ料理人も同じようににんにくを扱ってました。
マグカップの底でバンっと叩く料理人もいたりして、ちょっとびっくり。
それから、あまり新鮮ではなくなったにんにくの扱いについて、

“にんにく一片を半分に切り、真ん中の目の部分を取り除く…”
“そうしなければにんにくに苦味が加わり、臭いもよくない。”

これは誰もが知るところ。そこにプラスのマメ知識!
“新鮮じゃないものはすり潰して使用する”のがベストだそう。
なるほど…料理本とはやはりためになります。

最後にもう一品、非常に興味のあるレシピがありました。


なんと、柿を使ったギリシャ風煮込み料理。
これも羊肉を使っております。
ズッキーニとトマトもたっぷりのこの料理、柿との相性はどんなものか?
味を簡単に想像できないだけに、とても気になります。

にんにく料理の奥はなかなか深い。
100のうちのわずかでもレシピ実験くんをしてみたい。
食品在庫整理が終わったら、考えてみます。

《今日の一句》
にんにくは みんなで食べれば 怖くない