留守番で “にんじんケーキ”

先週は低気圧の影響で雪、雪、雪のドイツ国内。
ニュースによれば、低気圧『デイジィー』の仕業とのこと。
公共機関にもかなりの影響を与えております。
わが町も年末年始から冷え込んだり、雪降ったりでこんな感じ。



例年なら雪が降っても翌日には融けてしまうのが普通。
それなのに今年は根雪。
４年のドイツ滞在でこれは初めてでございます。

こんな雪の中、博士は長女夫婦の引越し手伝いへ。
私はちょっと体調イマイチのためお留守番です。
一人だけぬくぬく自宅待機。
労働に励む博士とハンドボールの試合参加の娘のために何かしたいもの。
あれこれ考えてケーキを焼くことに。

余っていたにんじん２本とオレンジ１個を使ってみました。



『にんじんケーキ』でございます。
ケーキの上に白くかかっているのはバニラ風味のコーティング。

こういうふうに固形のものが売ってます。



去年、８８セントと安くなっていたので買ったもの。
使おうと思いつつ、チャンスを逃して棚の奥に。
これも在庫整理の一環で本日、有効に消費となりました。

にんじんケーキは切るとこんな感じ。



上にかかっているコーティングが結構甘いので、
砂糖は控えめ使用(小麦粉３７０ｇで砂糖１５０ｇ)。

ドイツのスーパーでは１ｋｇ入りでにんじんが売られています。
量り売りももちろんありますが、１ｋｇ入りでも安い。
私はちなみに、有機栽培用にんじん１ｋｇ８９セントのものを買ってます。
ただ、この量をうまくさばくのが大変。
最初の頃はよく腐らせてました。

八木あき子さんの本によれば、
ドイツ人女性の肌にシミがないのはにんじんを良く食べるからだとか。
しかもニキビに効果を発揮するらしい。

日本ではカレーかシチューくらいしか使ってなかったにんじん。
美肌のためならば積極的に活用したいもの。
ちなみに、日本のカリスマ料理人のオススメのレシピで、
生のにんじんをスライサーなどで千切り状にし水にさらした後、
塩、胡椒をサッと振り、オレンジ果汁をギュッと絞りかける…
という簡単サラダがありました。
ケーキ同様、にんじんとオレンジというのは相性良いようです。
美肌目指してにんじんレシピ、どうぞお試しあれ。

《今日の一句》
“効き目アリ”でも過ぎるのは　要注意！