ユナイテッド－リール

観戦日　3/8(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
なんかだらだらした試合。
リールが先制せんことにはつまんまい試合になると予想はできたが。
このだらだらユナイテッドは足元をすくわれるパターンだったのに。
シルベストルなんかＣ・ロナウドのスローインをキャッチしたりしとるし。
ルーニーもリバプール戦でのけがをひずった感じで、全くプレーに精彩がなかった。
Ｃ・ロナウドもだいたい２人につかれ、自慢のドリブル突破は見せれず。
それでも１度のチャンスを物にしての得点はさすがユナイテッド。
いいとこで点が取れる。
これは強い証拠。
いくらだらだらしてもきっちり勝ちあがれる。
省エネサッカー。
この試合でラーションはオールッドトラッフォードでのラストゲーム。
それを自らのゴールで飾った。
いい時期のいい補強だった。
今後はこのポジションをどうするかが鍵。
スミスがこの試合で復帰したが、ラーションの代わりは無理だろう。
そうなるとサハだが、開幕当初の切れは感じられないし。
ルーニーと誰かの２トップにして戦っていくのかな～。
リールは主審に気を取られすぎ。
あんなＦＫを決められて、ピリピリするのはわかるが、切り替えが必要だった。
サスペンション明けの期待のケイタもいつもの切れは感じられなかった。
もっと仕掛けれれたはず。
マッチアップがぼーっとしてたシルベストルだったし。
ここでのチャンスが少なかったのが響いた。
リールはアフリカの選手が多く、諦めが早かった。
身体能力になんら問題はないが、メンタル面では不安だらけ。
モチベーションを保たせるのは至難の技。
この辺を考えても、１ｌｅｇのあのギグスのＦＫはかなり効いてた。
この試合でこれっといった活躍をした選手がいないから、ベンチで足伸ばしてのんびりしてたギグスがこの試合もＭＶＰでいいかも。

スコア　１－０
＜得点者＞　
ユナイテッド　　　ラーション
～愛丸's ＭＶＰ～
ラーション（メモリアルな試合で大事なゴールをゲット。最後はＦＡ杯のベスト８で暴れてもらおう）

リヨン－ローマ

観戦日　3/8(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
ローマがローマサッカーの復活で見事アウエーで勝利。
最近のセリエではどうもできない状態だったが。
これもマンシーニ、タッデイ、ペロッタのおかげ。
この３人がいないと今のローマサッカーは成り立たない。
セリエは捨てて、ＣＬに賭けてた。
ほんと見事な試合運びだった。
セリエのローマ戦でも書いたが、いかにトッティを追い越す選手が多いかでローマの出来がわかる。
この試合ではそれが多くいた。
マンシーニ、タッデイはサイドで、ペロッタ、デ・ロッシは中央から。
トッティのダイレクトパスも冴えてた。
あれだと相手ＤＦ陣は守りにくいはず。
トッティをフリーにするわけにもいかず、あのリヨンＤＦ陣があっぷあっぷに。
このサッカーができれば、もうちょっと上までいける。
ローマはこの攻撃だけでなく守備もよかった。
メクセス、キブはほぼパーフェクト。
フレッヂに何もやらせず。
フレッヂはこの強力ＤＦ陣を前に底が見えた。
セレソンのＣＦのファーストチョイスとは思えない。
ただただイライラしてただけ。
ＤＦに関してはドニが今回も当たりまくり。
あの反応はお見事。
これもブラジル人だが、ポルトのあの人よりはぜんぜんいいと思うが・・・。
どうですか、ドゥンガさん。
ブラジル人といえば、マンシーニ。
あのシザースからのシュートは練習でもそうは決まらないのでは？
相手ＤＦが素人ならわかるが。
ルベイエールはちょっとぬるかった。
恥ずかしいだろうな～。
リヨンは立ち上がりのチャンスで点が入らなかったのが痛かった。
あれだけジュニーニョ・ペルナンブカーノからのセットプレーで得点できそうだったのに。
ほんとあの男のＦＫ、ＣＫはすごい。
世界一の右足。
ベンゼマがけがから復帰してたんなら、フレッヂと早めに交代させればよかったのに。
この若者の方がこの試合に関してはやれたはず。
リヨンもここでいなくなるのは惜しいチームだが、ローマももっと見てみたいのでこれでよかったのか。
ローマとチェルシーなんか見てみたい。

スコア　０－２
＜得点者＞　
ローマ　　　トッティ、マンシーニ
～愛丸's ＭＶＰ～
メクセス（地元フランスでその才能をいかんなく発揮。フレッヂに何もやらせず。キブとのコンビは世界でもトップクラス）

バイエルン－Ｒ・マドリー

観戦日　3/8(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
なんというか、調子の上がらないチーム同士の戦い。
よりだめだったのがマドリーだった。
今まで試したことのないトリボーテ。
とりあえず点をやらんことから入りたかったはずだが。
それをＲ・カルロスが。
キックオフ直後にトラップミス。
それをサリハミジッチにかっさらわれ、マカーイへ。
これをきっちり決められ失点。
この失点が、開始１０秒ぐらい。
ここからマドリーはバタバタに。
やりたかったことが開始１０秒で狂ったわけだからこうなるのもわかるが、そこは名将カペッロがどうにかしてくれるかと思ったが。
最近のマドリーを見てるとわかるが、カペッロがどうにかしてくれるわけがない。
こうなるとやっぱりラウルに頼りたいところ。
それがなかなかボールに絡めなかった。
それでもボールを追いかけてるすがたにはほんの少しマドリディスモが。
途中出場でグティも入ったが、これもあまり仕事できず。
ガゴと並んでのプレーはまだしっくりきてない。
リーガでも毎回スタメンが変わってる状況でなかなかチームとして機能してない。
これなら週末のリーガで調子が良かったホビーニョを使ってほしかった。
点が欲しいとき、真っ先にホビーニョだと思ったが。
出せば仕事をしたわけで、もっと早い時間の投入は考えなかったのか。
カペッロは今週のクラシコで審判が下るだろう。
バイエルンは１ｌｅｇのあのＶ・ボメルのゴールが全て。
突出していいとこがあったわけではないが、気持ちはなんか伝わってきた。
それと余裕も。
１ｌｅｇの２点目もそうだが、開始早々の点もこの余裕につながったか。
それでもＤＦ陣の安定感はハテナ。
マドリーの攻撃陣だったから耐えれたが。
これがエイトに出てくるチームの攻撃力に耐えられるかと言ったら・・・。
それでもそれを跳ね返すなにかを持ってるのがバイエルン。
中盤のハーグリーブス、右のサリハミジッチが今のバイエルンの核。
ここがしっかりしないと。
今んとこバイエルン一の安定感だが、けがでもしたらどうなるか。
代わりはいない。
得意の魂の発揮でまだ上を狙う。

スコア　２－１
＜得点者＞　
バイエルン　　　マカーイ、ルッシオ
Ｒ・マドリー　　Ｖ・ニステルローイ
～愛丸's ＭＶＰ～
ハーグリーブス（中盤でかなり効いてた。今一番状態がいい。ドイツＷ杯ぐらいの出来にはある）

ＡＣミラン－セルティック

観戦日　3/8(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
ミラン、だらしない勝利。
あのセルティック相手なら３－０ぐらいでスカッと勝てるはずなのに。
なぜアンチェロッティは攻撃的に行かなかったのか。
そんなに怖い攻撃陣ではないと思うが。
中盤をあそこまで厚くする必要はあるの？
ひさびさ登場のピッポの１トップだときつい。
絶えず試合に出てたんなら別だが。
ジラはパッとせず、Ｒ・オリベイラとの２トップがベストだったのでは？
攻撃はカカ任せ。
アンチェロッティもこの男に委ねてた。
それよりは失点しないことに重きを。
確かに、アウエーゴールを取られるのは怖いかもしれんが、先に取ってしまえばすむこと。
勝ちにこだわるカルチョが全面に押し出された。
これが勝ち上がっていくためのコツなのか。
ＤＦ陣は１つも慌てることなく完璧に仕事した。
マルディーニの存在は大きい。
セリエを休み、休みでＣＬに全力投球。
このベテランの使い方がこれでわかった。
次も対戦相手に関わらず、このようなサッカーでビッグイヤーを狙っていきそう。
ミランが勝ち上がっていくと、面白い試合が減っていく。
もし、バレンシアとの対戦になったら・・・。
守備合戦間違いなし。
セルティックはヘネホールをもっと有効利用すればいいのに。
この男がサイドに流れてプレーしてもちっとも怖くない。
マッギーティもトップ下が本職じゃないし。
それとスノ。
守備面ではそれなりだったが、攻撃の起点となると・・。
キック精度が酷すぎる。
どんだけチャンスを不意にしたことか。
あの失点シーンもこの男がやらかしたから。
まだ若いから仕方ないかもしれんが、ＣＬのレベルではない。
ＤＦ陣はからだを張ってよく頑張ってた。
ネイラーなんかいいカバーリングでいくつかピンチを救った。
それとボルツ。
反応が飛びぬけてすばらしいＧＫ。
ビッグセーブ連発。
もっとハイレベルなリーグでもやっていけそう。
最後まで俊輔がいたら、ひとついい位置のＦＫがあったのに。
どう見ても、流れの中から得点できそうになかったから、俊輔のＦＫは唯一の得点源。
ストラカンは何を考えたか。
セルティックは所詮スコットランドのチームってこと。

スコア　１－０　（ＥＸ１－０）
＜得点者＞　
ＡＣミラン　　　カカ
～愛丸's ＭＶＰ～
カカ（攻撃をひとりで切り盛り。この男がやってくれんことにはミランはどうなったか。あのまた抜きシュートは見事）

アーセナル－ＰＳＶ

観戦日　3/8(木)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
アーセナル、エミレーツスタジアムでの無敗は守った。
しかし・・・。
やってしまった、アーセナル。
けが人が多いとはいえ、またあの決めれないサッカーを。
今シーズン何度こんな試合を見たことか。
プレミアでの流れそのまま。
サッカーはいかにパスを繋ぐか、いかにボールを支配するかではないということがよくわかった試合。
あれだけチャンスを作りながら。
バイタルエリアであれだけキープして、パスが廻るチームはそんないいない。
が、フィニッシュが少なすぎる。
ゴメスがセーブをするシーンはあまり見れなかった。
たいていＤＦにはじき返されてた。
けがをおして途中出場したアンリも点は取れなかった。
この無理が後々たたらなければいいが。
アーセナルはリーグ杯のファイナルの敗戦からこの日までに全てのコンペティションから撤退。
プレミアも絶望的で目標は来シーズンのＣＬ出場枠の獲得。
あんだけ攻め続けて得点はＯＧ。
それにファルファンがエリア内でデニウソンに倒されたファールを見逃してもらったりとツキはアーセナルにありそうだったが。
それでも決めれるシーンで決めてないわけだからこうなるか。
アデバイヨール、Ｊ・バチスタ、このふたりの責任はでかい。
どんだけチャンスがあったか。
それとフレブ。
もっと打っていけばいいのに。
魅力的なパスサッカーだが、点が取れんことには。
トゥレなんかひさびさの右ＳＢでかなりいい動きだったのに。
ＰＳＶはしてやったり。
アグリゲートスコアで同点まではプランにあったはず。
Ａ・コネの負傷は誤算だっただろうが、ファルファンがひとりでなんとか頑張った。
こういう展開ではやっぱりセットプレー。
あのアレックスのヘッドは高かった。
この得点シーン、マークにいった選手にも問題はあるだろうが、レーマンのポジショニングはあれでいいの？
詳しくわからないため、どなたか説明してください。
両チームのサポーターは一喜一憂した試合だろうが、そうでもない人も十分に楽しめた。
まただって笑えたし。
それにしてもエミレーツスタジアムの客の引きの早いこと。
無敗はまだ続いてるのに。

スコア　１－１
＜得点者＞　
アーセナル　　　ＯＧ
ＰＳＶ　　　　　アレックス
～愛丸's ＭＶＰ～
アレックス（この男がゴール前で立ちはだかってた。自分のゴールにも相手ゴールにも叩き込んだ。まさに独り舞台）