Ａ・マドリー－Ａ・ビルバオ

観戦日　2/14(水)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
あまり興奮すろことのない試合。
カーサ、ビセンテ・カルデロンで調子がでないアトレチコとフエラではまずまずのビルバオ。
ビルバオがやってくれるかと期待したが・・・。
オルバイスの長期離脱がでかい。
右が本職のイラオラをピボーテで使う始末。
能力のある選手だからそれなりにはこなしてたが、どうしても右に流れてる。
ここでフィニッシュまでいけると問題ないのだが、ボールを奪われたりしたら、中が薄くなる。
ここをマニシェによくつかれてた。
マニシェもこのチャンスを活かせればよかったが、決めれない。
いいミドルはいくつかあったが。
アトレチコもいいサッカーはできてなかった。
何が悪いのか。
選手はそろってるが。
誰かが目立てば、誰かは消える。
チームとしての連動性に欠けてるような。
が、ここにきてＦ・トーレスとアグエロのコンビがだいぶよくなってきた。
それもアグエロのコンディションが上がってきたからか。
才能はある選手。
周りと溶け込めればこれぐらいはやれる。
この試合では抜群のキープ力を披露。
右に、左に流れてよくボールを受けてた。
ここでもっと周りのフォローがほしいところ。
絡んでくる選手が少なかった。
フラードなんかといいパス交換ができたらチャンスはもっと広がっていくのに。
若くて才能豊かな選手が多いアトレチコなだけに勢いに乗れればＣＬ圏もある。
もっかのライバルはバレンシアか。
ここで余談だが、バレンシアはヘタフェに３－０の完敗。
ミッドウイークの代表戦の疲れとビジャのサスペンシオンが響いたか。
コパ・デルレイに続きヘタフェに連敗。
キケ・フローレスが古巣相手に気を使ったか。
この敗戦は痛すぎる。
話は戻ってビルバオ。
後半からウルサイス、エチェベリアを投入したが、この２選手を活かせてない。
ジェステもかつての切れはみられない。
頼れる選手が頼りにならないと試合には勝てない。
ラ・レアル戦でも述べたが、バスクデルビーはプリメイラで。
セグンダでは見たくない。
ビルバオはセグンダに落ちたことが無い３つのチームのひとつ。
落ちることは許されない。
何かに活路を見出さないと・・・。

スコア　１－０
＜得点者＞　
Ａ・マドリー　　　アグエロ　　　　　
～愛丸's ＭＶＰ～
アグエロ（だいぶ動きがよくなった。あの低重心を活かした抜群のキープ力。まだまだやれる選手）

ＡＣミラン－リボルノ

観戦日　2/14(水)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
攻撃的ないい試合に。
調子が上がってきたミランと下降気味のリボルノ。
サンシーロでの試合なだけにミランの圧勝かと思った。
ボールの支配率は明らかにミランが上。
攻撃の質でもミラン。
それでも決定機は同じぐらいだった。
ミランはジラとＲ・オリベイラのコンビネーションがだいぶよくなってきた。
ホナウドの加入がこのふたりに火を付けたか。
ＦＷだけでなく、カカの動きも良くなったように思う。
ブラジル人は仲間が増えるとよくやる。
クラブでの活躍がいまいちでもセレソンになると途端にいい働きをする選手が多い。
これがブラジル人のいいとこか。
そのホナウド、後半途中から出場。
何本かいいティロを放ったが、ゴールは奪えず。
マドリーにいた時よりだいぶスマートになった気がするが・・・。
もっとチームに慣れてくればそれなりには活躍しそう。
カカといいコンビを築けそう。
この試合ではジラとのコンビになったが、ホナウドはジラより下がってプレー。
守備までこなしたわけではないが、よく動いてボールをもらってた。
この献身的なプレーを続けてほしい。
ホナウドだけでなく、この冬の新加入選手、オッド、ストラーリもいいプレーを披露した。
右サイドをかなりの回数駆け上がったオッドのスタミナはまずまず。
クロスの精度にもっと磨きをかけてもらいたい。
守備面ではまだ不安あり。
ストラーリは何度かピンチを救った。
臆することなくどっしりとミランゴールを死守。
失点はしたが、あれはマルディーニがうまくラインをあげてれば点は取られなかった。
カラチより数百倍安定してる。
リボルノはフィオーレ、セーザルと新加入組はそこそこ。
かつての輝きはなかった。
フィオーレとルカレッリはまだしっくりきてない。
ちょっと時間がかかるかも。
残留は間違いないから、来シーズンを見据えてチームとしてフィットしていってもらいたい。
今シーズン、なかなかパフォーマンスの上がらなかったアメーリアがいいセーブを連発。
ミラン対してのアピールだったのか。
そういえばスタンドにベルルスコーニがいたもんな～。

スコア　２－１
＜得点者＞　
ＡＣミラン　　　ガットゥーゾ、ヤンクロフスキ
リボルノ　　　　ルカレッリ　　　　　
～愛丸's ＭＶＰ～
ストラーリ（ミランでの初スタメンでこのパフォーマンスは見事。最初にいい流れをつかんだからこの調子でいけそう）

バルセロナ－ラシン

観戦日　2/13(火)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
バルサがあの調子のいいバルサに戻りつつある。
前節のエトーに引き続き、この試合ではメッシが戦列復帰。
後半途中で投入されたが、まだこれといった働きは見せれず。
これからだろう。
次節はバレンシア、その後にはＣＬが再開、そんな大変になる時期にけが人が帰ってくるとはバルサにはなにかある。
運も味方につけんと連覇はできない。
ホナウジーニョもこの試合２得点で、あの笑顔が戻って来た。
見事なＦＫとカベッサ。
あの先制点のＦＫはゴラッソだった。
ＧＫの前で急激にドロップするいいＦＫ。
壁のぎりぎり上を狙うとこもすごい。
よくもまああれだけ正確に完璧に蹴れるもんだ。
ポセッシオンもたいていバルサで、バルサのサッカーを９０分展開できてたが、いくつか気になる点も。
まずはベレッチの守備。
攻撃に関してはいいオーバーラップを何度も披露したが、フアンホをペナルティエリアで倒したり、さくっと抜かれて見たり、改善点はたくさん。
ライカールトも大事にいきたい試合では使わないだろう。
あとは流れの中で点が取れなかったこと。
セットプレーで取れてるんだから問題はないが、あれだけポセッシオンして、相手を崩せてんだから１つか２つはほしかった。
フィニッシュまで行くシーンは少なかったように思う。
カラタユがいいセーブしたのもあまりなかったし。
あのラシン相手ならもっと取るべき。
そのラシンはガライがペナルティを止められたのが全て。
ここまで３つＰＫを決めてるのに。
いつもの精神状態では蹴れなかったのか。
まだ若いし、カンプノウだし。
ガライにはいい経験になったはず。
これをバネにしてもっともっと成長していってもらいたい。
ラシンの攻撃を支えてた凸凹コンビが揃ってサスペンシオンなのも響いた。
ジキッチがどれだけプジョルとやるか見たかった。
残念。
ラシンはセットプレーでのキックの精度をどうにかせんと。
１つもいいボールが入らなかった。
あれではチャンスも台無し。
ジキッチというターゲットがいないんだから、もっと正確にいってもらいたかった。
ここでバルサが乗ってきたら、ラシンのせい。
もっと眠らせとくべきチームなのに。

スコア　２－０
＜得点者＞　
バルセロナ　　　ホナウジーニョ×２　　　　　
～愛丸's ＭＶＰ～
Ｖ・バルデス（あのＰＫを止めたのがこの勝利に。あそこで先制されてたらまたずるずる行くとこだった）