フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

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「ビジネスマンの国語力」が身につく本

2011年03月07日 00時41分45秒 | 書評  ビジネス系
「ビジネスマンの国語力」が身につく本
福嶋隆史
大和出版




国語力を鍛えるポイントは3つ。

①言いかえる力、②くらべる力 ③たどる力

この3つの力を意識的に鍛えることで
国語力すなわち論理的思考力を養うことができ、
ビジネスマンに必要な説得力や理解力を身につけることができる
というのが本書の内容です。

それぞれの力はどういう内容か、
鍛えるにはどういう点に注意を払えばよいのかを
懇切丁寧に解説しています。


「論理的思考力」すなわちロジカルシンキングと言われて、
すぐに思い浮かべる本といえば、
こんな本とか
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
照屋 華子,岡田 恵子
東洋経済新報社

こんな本とか
ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ (PHP文庫)
HRインスティテュート
PHP研究所

こんな本が有名です。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
バーバラ ミント,グロービスマネジメントインスティテュート
ダイヤモンド社


ビジネスマンで論理的思考力を鍛えたいというのであれば
これらの本を参照するのが一般的だと思います。

本書の特徴は、国語という学校の教科から派生しているところ。
国語を捉えどころのない教科と考えている人は意外と多いですが、
つまるところ論理をきたえる科目と考えた方が
国語の教科は理解しやすいです。

論説文はもとより、随筆文や物語文であっても
論理の積み重ねで文章は成り立っています。
そこを理解できると文章の読み取りは
格段に早くなってくるでしょう。
もちろん感性の部分があることを否定はしませんが、
感性だけで成り立っているわけではありません。
感性と論理で成り立っているように思います。


本書の著者は、国語塾を主宰していて
小学生向けの国語で人気のある本を書いています。
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!
福嶋 隆史
大和出版


そういえば、僕のブログでも紹介していました。

国語が苦手で、
国語は情緒的だ、感性だと考えている人や、
学校の授業の延長線上で、
国語力に磨きをかけたいという人に
お薦めの一冊です。


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