『学者有段競業的心思、
又要有段瀟洒的趣味。
若一味斂束清苦、
是有秋殺無春生。
何以発育万物。』
菜根譚 前集61 解説/守屋洋
『道を会得しようとするなら、
まず厳しく姿勢を正す必要があるが、
しかし一面では、物事にこだわらない
洒脱な精神も必要である。
ひたすらわが身を苦しめるだけにことなら、
秋の冷たさはあっても春の暖かさには欠けている。
どうして万物を育むことができようか。』
仕事に対して厳しい姿勢で臨めているかどうかに
自信が持てませんので、そもそもこの戒めの前提が
クリアできているかどうか心許ないですが。
仕事上の周囲の人には、厳しさと暖かさと両面あわせもつ
人間になりたいな、と思います。
周囲には反面教師が多くてなかなかお手本になる人が少ないですが
今のところただ一人、僕の元上司(僕のメンター)は
厳しさと暖かさを感じる、懐が深くて
お手本になる人物だと思っています。
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