朝令暮改

朝令暮改とは、
(朝出された命令が夕方には改められる意）
法令などがすぐに変更されて一定せず、あてにならぬことを言います。

ビジネスの社会では朝令暮改は大変嫌われます。
一度決断して命令が下されると、
それにしたがって多くの人間が動くことになるので、
それが変更となると、
大変な手間と時間を要求され、
無駄が多くなるからです。

だから、部下だけでなく、
リーダーも朝令暮改は嫌がる人が多いです。


ところが、リーダーシップのある人で、
意外と朝令暮改に躊躇しない人が多いです。
誤った判断のまま企業が運営されれば
それのほうが被害が甚大だと考えるためです。
朝令暮改を怖れるなと。


もっとも、
朝令暮改をするときに注意しなければならない事として
「なぜ、命令を変更しなければならないのか、
十分に説明しなければ、信用を失う」
と例外なく述べられています。


リーダーシップのある人の
表面的な言動を真に受けて
ビジネス社会で嫌われている
「朝令暮改」を説明もなく
連発していると、
部下の信頼を失い、
誰もリーダーの云うことを
信用しなくなりますよ。


基本は、『綸言汗のごとし』
一度言ったことは取り返しがつかない
と思っているぐらいがちょうどよいと思います。


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