フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

「課長」の作法 山田敏世著 生活人新書 NHK出版

2008年05月11日 21時13分42秒 | 書評  ビジネス系
「課長」の作法 山田敏世著 生活人新書 NHK出版


「課長」に関するビジネス書であれば、
今話題の「はじめての課長の教科書」
のほうが旬なのでしょうが、
少し視点をかえて、
マナーとしての課長の行動について書かれた本
を紹介したいと思います。

いまさらマナー?って
おっしゃる方もいるかもしれませんが、
新人社員・初めての管理職ならば、
丁寧に指導してもらえるかもしれませんが、
管理職も中堅になる課長職であれば、
知ってて当たり前として扱われるか
自分で学習するしか他ありません。

「はじめての課長の教科書」が
売れている要因のひとつにもなったように
課長のための指南書は世間には少ないです。

その時本書は役に立つかもしれません。

著者はビジネスマナーの専門家ですが
本書の内容はビジネスマナーだけでなく
部下の育て方に力点を置き、、
論旨明快で小気味よく展開されます。

本書で紹介されている作法は40カ条に及んでおり、
それぞれ参考になりますが、
その中で、
特に僕が銘記しておきたいと思った
作法を紹介しておきます。

部下から上司からも信頼を得るための4つの姿勢

①開放性
  自分の持っているビジネスの情報を
  部下に開放しようとする姿勢
 
②包容性
  常に細かく口をはさむのではなく、
  部下のレベルで解決できないときに、
  相談すれば方向性を示し、
  後ろ盾になってくれるという包容力

③正確性
  説得しうる過去のデータや別の情報を持ち、
  裏付けのある話ができるという正確性

④一貫性
  基本となる考え方を持ち、
  行動や言動がぶれないという一貫性

僕自身は人間関係の基本は「信頼」にあると考えているので
(実行できているかどうかは別として)、
本書で示されたこの4つの姿勢は
心に深く刻んでおきたいと思います。


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