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中学数学再入門 - できる、やさしい、役に立つ (中公新書)

2013年07月01日 21時03分29秒 | 書評 教育系
中学に入学して一番最初に学ぶ数学の単元は
「正負の数」なのですが、
マイナスの概念をすいすい理解して進む子どもいれば、
この負の概念を理解できずに、
最初からつまずく子どももいます。

単に公式や解き方を丸暗記するのではなく、
その仕組みや根拠を理解して
問題を解くことができれば、
応用力が身につくと思うのですが、
現実は、手っ取り早く答えが導ければよいという
誘惑に負けてしまいます。


中学数学再入門 - できる、やさしい、役に立つ (中公新書)
クリエーター情報なし
中央公論新社


この本は、中学数学の概念を分かりやすく
根本から理解できるように書かれた
大人向けの数学入門です。

「0(ゼロ)」という概念には、
なにもないという意味をしめす「0」と
1000というように桁をしめす「0」があります。
これらは、小学校の算数で学ぶ「0」の概念。

中学数学では、これに加えて
基準としての「0」を学びます。
0には基準としての意味があるということが理解できれば、
負の数の意味も理解できてくるし
負の数×負の数が正の数になる意味も理解できるようになります。

時間に追われて
このあたりをすっ飛ばすと
「なぜマイナス×マイナスがプラスになるのか」
理解できない子がでてくくるようになるのです。

もっとも大半の子は、
そういうもんだと理解して先に進むのですが・・・。


本書は、ともすれば見過ごされがちな
基礎・基本から理解する中学数学の全単元に触れられています。

算数再入門とともにおすすめです。
算数再入門―わかる、たのしい、おもしろい (中公新書)
クリエーター情報なし
中央公論新社


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