『獣の奏者 闘蛇編』の続編です。
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、
王獣を操る術を身につけてしまったエリン。
王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」
その理由をエリンはやがて身をもって知ることになる。
王獣を決して馴らしてはいけない理由は、
最初、王獣が猛獣であり人を傷つけるからだと
考えていましたが、もっと深い所に理由があったようです。
その理由は、この王獣編の後半で明らかにされますが、
まるで良質の推理小説を読んでいるようでした。
次に展開が気になってしょうがない・・・笑
ただ、本書はそれだけじゃない。
惹きつける魅力がたくさんあります。
それは読む者をしていろんな捉え方ができる
ストーリー展開になっている点にも
秘密があるようです。
王獣は国家にとっては
核兵器のような最終兵器です。
その扱いは国家機密のように
厳重にしなければならない。
一方で核原子力を生み出した
アインシュタインのように
原子力が兵器として扱われることに
苦しむ人もいます。
王獣であるリランと
唯一心を通じ合わせることのできるエリンは
王獣を兵器としてしか考えない国家との板挟みで苦しみます。
それでも結局は自らの信念に基づいて行動するさまが
この物語を単なるファンタジー小説ではないものにしています。
↓いつも読んでいただいてありがとうございます。
↓あなたのポチが大変励みになっています。
傷ついた王獣の子、リランを救いたい一心で、
王獣を操る術を身につけてしまったエリン。
王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」
その理由をエリンはやがて身をもって知ることになる。
王獣を決して馴らしてはいけない理由は、
最初、王獣が猛獣であり人を傷つけるからだと
考えていましたが、もっと深い所に理由があったようです。
その理由は、この王獣編の後半で明らかにされますが、
まるで良質の推理小説を読んでいるようでした。
次に展開が気になってしょうがない・・・笑
ただ、本書はそれだけじゃない。
惹きつける魅力がたくさんあります。
それは読む者をしていろんな捉え方ができる
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秘密があるようです。
王獣は国家にとっては
核兵器のような最終兵器です。
その扱いは国家機密のように
厳重にしなければならない。
一方で核原子力を生み出した
アインシュタインのように
原子力が兵器として扱われることに
苦しむ人もいます。
王獣であるリランと
唯一心を通じ合わせることのできるエリンは
王獣を兵器としてしか考えない国家との板挟みで苦しみます。
それでも結局は自らの信念に基づいて行動するさまが
この物語を単なるファンタジー小説ではないものにしています。
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