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ちょっとだけスパイシー

台湾結婚式出席記(8)

2007-07-15 | 台湾結婚式出席記
6月29日は次の結婚式場への移動日だ。
ホテル(台北君悦大飯店GRAND HYATT TAIPI)をチェックアウトし、
台湾国際空港のある桃園のホテルまでの移動だ。

新婚夫婦が観光案内を兼ね、
連れて行ってくれるという。
ワンボックスの車をチャーターしてくれていて、
桃園まで車での移動になる。
桃園までは、1時間もあれば到着するので、
観光がメインと言って良いだろう。
ホテルを出てから、台湾のホワイトハウスと呼ばれる総統府の前に車を止め
中正記念館に案内してもらった。
ここは蒋介石の業績を称え1980年に建てられた記念堂だ。
おどろいたのは中での写真がOKだった。
公表はしていないが建設費が13億NT$もかかったらしい。
白く立派な建てものある。
展示物は、歴史に興味が無い人には、
面白くないかもしれない。








次に私が、
「台湾らしい料理の食べられる店に行きたい」
とリクエストを聞いてくれ、連れて行ってくれた。
基本的には中華料理で、
ご馳走の類は昨夜のパーティでたくさん食べた。
台湾ソーセージや豚の角煮、空心菜と呼ばれる青野菜炒めなどが並べられた。
その中に、
冷やしたたけのこが出てきた。
台湾では今が旬だそうだ。
薄いマヨネーズのようなソースをつけて食べる。
歯ごたえが良く甘味があり美味しい。

最後に、テーブルにカセットコンロが運ばれ、
温かくした杏仁(アンニン)の豆乳(?)に、
揚げパンを漬けて食べる料理が出て来た。
杏仁の豆乳だけでも美味しい。
台湾では昔からある料理だそうだ。






食事が終わって車に乗り込み
「故宮博物館」
に到着した。
北京にも故宮博物館(紫禁城)があるが、
台湾のとは意味合いが違うようだ。
台湾の方が展示物の多さと内容の濃さで圧倒された。
3時間ほど鑑賞して廻ったが、
時間が足らなく、最後は駆け足で見て廻った。
ここにも中国と台湾の歴史的背景がある。
一般には、蒋介石が1948年から1949年にわたって
24万件の文物が台湾に運ばれたと言われている。

私だけの考えかもしれないが、

もし・・・
蒋介石が台湾に持ってこなければ・・・

・・・破壊されたモノも多いのではないだろうか?
歴史的貴重品(文化財)の保存で考えると、
良かったのでは・・・



コメント (2)
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