cuminseed

ちょっとだけスパイシー

知的財産(?)

2007-08-13 | 日常
先日、妻とテレビのクイズ番組を見ていた。
その中で、漢字の読み方や書き取り、
熟語の意味などの出題があった。

妻は漢字の意味は解かるのだが、
読み方は難しそうだ。
四文字熟語などは、ほとんど中国から来たものであり、
読み方が違うが、たいていの意味が分かるようなのだが、、、

音読みは、
中国に由来する漢字の読み方
と学校で習ったが、発音が全然違うため、
勝手に日本で読み方を作った訓読み同様、
読みにくいようだ。

日本の小学校では、
教育漢字といって6年間に、
約1000字の漢字を教えることになっているそうだ。
それが漢字の本場である中国では約3600字だという。
中国の子供はたいへんだと思うのだが、
ごく少数の例外を除いて漢字の読み方は
一字一種と決まっていて、
読み方が話し言葉と同じだそうだ。

日本語では、同じ漢字を幾通りにも読み、
熟語やかなで変わってくる。
かなりの暗記(記憶力)が必要だ。

『日本は中国から来た漢字を
 勝手に違う読み方や意味にして・・・』

と言い出した。

『そんなこと言っても・・・
 日本人でも読めないんだぞ!
 だからクイズにでるのだ』

訳の分からない言い訳をした。

ふと、ヘンな事を考えた。
日本やアメリカなど中国は
知的財産の感覚がないと批判しているが、
もし、
中国が、日本語で漢字を使用する事に対し、
知的財産権の権利を主張したらどうなるのだろう?
文化的な創作は世界各国で認められている。
漢字は中国の発明で、
創造的活動により生み出されたものだ。
国家的規模で日本は漢字を使ってはいけない。
使うときは使用料を支払え!

なんて事になったら・・・
想像するだけで気が遠くなる。

暑さのせいで、
ヘンな事を考える私だった。
コメント (2)
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