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cuminseed

ちょっとだけスパイシー

2009 中華人民共和国建国60周年 in  北京(16)

2009-10-18 | 2009 中華人民共和国建国60周年
10月5日の朝は、
2日に散歩した線路沿いの公園の続きを歩く事にした。
6時過ぎでもまだ薄暗い。



まだ7時前なのに、
地下鉄工事が始まっている。
「ガガガガ・・・ゴ~~~ン」
と大きな音がする。
日本では考えられない事だろう。
近くの住民が黙ってはいないはずだ。



3輪自転車なのだが、
後ろの荷台がリヤカーのように大きい。
北京では良く見かける自転車だ。
自転車文化が発達した中国ならではのものだろう。



公園に着いた。
散歩をしている人。
体操をしている人など、
のんびりした朝を迎えているようだ。







少し歩くと、
公園の歩道がなくなっている。
まだ歩道が完全に出来ていないようなのだが、
すでに工事が行われている。
まだ7時前だ。



歩道工事現場の横にテントが張られている。
どうやら北京以外の土地から出稼ぎに来た人かも?
聞いた話だが、
北京市の総人口は1,700万人を超えているそうだ。
その内北京市民ではなく、
北京以外から移り住んでいる人が510万人を突破しているという。
日本と違うのは、
北京市は、戸籍人口の1,200万人を対象として様々な行政を行っているので、
510万人の人々は、住居、教育などの面で北京市から
行政上の支援を受けることができないと言う事だ。
市民権の考え方が大きく日本と違うところだ。



朝、散歩をしていて感じるのは、
鳥の鳴き声が多いということだ。
公園でなく市街地の広い道路を歩いていても良く聞こえる。
そして・・・カラスがいない。
我家では、生ゴミを出すのにそうとう気を使う。
近所でもゴミ袋が破られ、
道路にゴミが散在するのを良く見かける。
北京で、まだ一度もカラスを見たことがない。

街路樹に木の実がなっている。
小鳥が食べているのが見えた。
デジカメを向けると・・・
逃げられた。
どうも私は、鳥を写真に写すのがヘタだ。



歩道にテーブルを置き朝食を販売している。
良く見かける風景だが、
ここでは車椅子のオジイさんが仲間入りしている。



マンションに近付いてきた。



キレイに並べられた車の列。
ぜんぶ路上駐車だ。
これも日本では、
考えられない事だ。



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2009 中華人民共和国建国60周年 in  北京(15)

2009-10-17 | 2009 中華人民共和国建国60周年
食事が終わり2~3キロ離れた圓明園へ向かった。
「頤和園」も広いが圓明園はもっと広い。
350ヘクタールもあるそうだ。

説明には、
清朝の時代に約150年の歳月をかけて造られた大規模な離宮で、
1860年と1900年に英仏連合軍と八カ国連合軍によって破壊され、
今は破壊された西洋楼の跡を見ることができる。
となっている。

あまりにも広いので西洋樓まで電動バスで移動した。
時間の都合もあるし歴史好きの私には、
西洋樓が一番面白いだろうと言う妻のお勧めだ。
確かに広すぎて全部廻るのは到底無理である。






誰が書いたのかはっきりと覚えていないが、
西洋樓は乾隆帝の命を受けて、
イタリアの宣教師カスティリオーネが造ったものと、
書いてあった記憶がある。

パンフレットには、
イタリア人宣教師・郎世寧(ジュゼッペ・)と
フランス人宣教師・蒋友仁(ミシェル・ブノア)が造った
中国初のバロック式宮殿と西洋風の噴水。
と書いてあった。

おぉ!
少しだけ正解だった!

たいしたことは無いのだが、
なぜか嬉しい。















日本で呼んだ本の中で清朝といえば、
西太后と乾隆帝の名前がよく出てくる。

実物を見て、
昔見た映画で、題名は覚えていないが
圓明園が焼き払われるシーンがあったのを思い出した。


海晏堂石雕という名前だそうです。




英仏軍は、宮殿にあった清代の美術品を根こそぎ持ち去ってしまったそうだ。
これを持ち出した強盗(?)の継承者は、
これらの文化財を収集していることを平気で公表しているそうだ。
フランスでこの枠の中にあった12干支の「獣首人身像」を、
競売しようとしているという。
中国は、
「これら略奪された文化財に対して当然の所有権と継承権利とを持っている」
とフランス裁判所に訴えたがオークション停止の請求を却下した上、
原告に対して被告に賠償金を支払うよう要求したそうだ。

私個人の考えは、
元にあったところに返すのが、
いちばん良いのに?



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2009 中華人民共和国建国60周年 in  北京(14)

2009-10-16 | 2009 中華人民共和国建国60周年
説明が逆になったが、
この日は妻の幼馴染のジュンさんが、
わざわざ仕事を休んで車を出してくれた。

今年の中国は建国60周年と中秋節の関係で、
9日までが連休となっている。
このジュンさんの仕事はアヒルの飼育で、
毎日エサを上げないといけないのだが、
この日は美人の奥さんに仕事を任せて来てくれている。

頤和園の中にあるレストランが混雑していて、
しかも高い!

午後は「円明園」に行く予定なので、
途中にあるレストランで昼食を取ることにした。

せっかく西太后のお膝元(?)に来ているし、
ジュンさんにも美味しいものをご馳走して上げたいし、
何より私が食べたいので、
そこそこ立派なお店を探した。

すると・・・
北京精華大学の近くで、
直ぐに見つかった。



お昼ご飯でもあるし、
ジュンさんがお酒を呑めないので、
餃子と焼餅(シャービン)を中心に注文した。
雰囲気の良いお店だ。

美味しいものを食べるとお酒が欲しくなってきて、
やっぱりビール2本注文してしまった^^;
















コメント (4)
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2009 中華人民共和国建国60周年 in  北京(13)

2009-10-15 | 2009 中華人民共和国建国60周年
10月4日、日曜日なのでこの日は北京観光に行く事にした。
行き先は北京世界遺産の「頤和園」
まだ行った事が無く、西太后が登場する小説や本では、
よく出てくる名前なので一度は行って見たいと思っていた場所だ。

とにかく広い!
面積290ヘクタールもあるらしい。
昆明湖という大きな池があるが、
これは人工湖だそうだ。

嘘か本当か知らないが、西太后が戦火で荒れた頤和園を、
海軍が使う軍艦の予算を流用し再建したという。
その為に清は日清戦争で負けたのだとか?

とにかく雄大な庭園には感服する。 


入口






歩くのが疲れてきたので、
この船に乗り、湖上から見物する事にした。








中国のピザの斜塔(?)


船の次は、階段で頂上へ








石の船
もちろん沈んでいます。

この広い庭園が西太后だけの為に再建されたと言うが、
こうして後世に残ったのは、良い事をしたのだろう。
コメント (3)
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2009 中華人民共和国建国60周年 in  北京(12)

2009-10-14 | 2009 中華人民共和国建国60周年
夕食を食べた「功徳林」でサービスの月餅をもらい、
再び天安門に行こうと話しがまとまった。
10月3日は中秋の名月である。
ライトアップされた天安門のバックに中秋の名月を見るのは、
最高に景色が良いだろうと考えたからだ。

障害者用3輪バイクに乗り、
天安門に向かった。





ところが昼間より交通規制が厳しくなり、
さすがの障害者用3輪バイクも近くまで行けなかった。
残念である。
みんな考える事は同じで凄い混雑だ。

せっかく近くにまで来たのだから、
「王府井大街」に行く事になった。





羅さんと友人は障害者用3輪バイクで待ってもらい、
私と妻は買い物である。




それから世界一大きい天井スクリーンに案内してもらった。
いわゆる商店街のアーケードにスクリーンを設置したものだが、
中国の考える事はデカイ!!!
日本は小さいものや薄く軽いものの方に考えが行くのだが、
中国は逆に、大きいものの方に考えが行くのだろう。





この日は雲ひとつ無い天気で、
大きな月がキレイに見えたのだが、
障害者用3輪バイクで撮った中秋の名月は、
ピンボケで、まったく取れていなかった。





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