徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

(2018.9.14)日本全国からインフルエンザによる学級閉鎖の報告が相次ぐ。

2018年09月14日 09時28分20秒 | 小児科診療
 つい先日、北関東でインフルエンザ流行による学級閉鎖が報告されたこと(2018.9.6)を記しました。
 あれから10日経たないうちに、日本全国から学級閉鎖が報告されはじめました。
 当地でも近隣の保育園で集団発生しているとの患者さんからの情報がありました。

<東北地方>
□ 山形県でインフルエンザの集団発生2018年9月11日:産経新聞
 山形県は11日、上山市内の保育園でインフルエンザの集団発生があり、全園児130人のうち、10人がインフルエンザに罹患したと発表した。
 38度~40度の発熱があり、せき、関節痛などの症状が出ているという。
 県内のインフルエンザの集団発生は昨年は11月28日で、今年は約2カ月以上も早い発生のため、今後感染の拡大が予想されることから、県は、手洗いの励行やマスクの着用など感染予防を呼びかけている。

<関東地方>
□ インフル発症で小学校が学級閉鎖 江戸川区、都内初2018年9月11日:朝日新聞
 東京都教育委員会は10日、江戸川区立船堀第二小学校の2年生の1学級(在籍児童32人)で児童14人がインフルエンザを発症、もしくは似た症状で欠席したため、11日から14日までの4日間、学級閉鎖になると発表した。今秋に、都内の公立学校でインフルエンザの疑いで学級閉鎖となるのは初めて。


<四国地方>
□ 佐川町の乳幼児施設でインフルエンザ集団感染 高知県で今季初2018.09.13:高知新聞
 高知県は12日、高知県高岡郡佐川町内の乳幼児施設で2~5歳の11人がインフルエンザ(A型)に感染したと発表した。県内で集団感染が確認されたのは今季初。記録の残る1995年以降で最も早いという。


<九州地方>
□ 気温低下が影響か、インフルエンザで学級閉鎖2018年09月12日:読売新聞
 福岡市は11日、インフルエンザで城南区の市立梅林中学校の1クラス(34人)が学級閉鎖したと発表した。市によると、市内の学校でインフルエンザによる学級閉鎖は今季初めてで、昨シーズンより約1か月早い。
 市保健予防課によると、1年生の1クラスで10日、発熱などを訴えて8人が欠席し、同日午後から学級閉鎖とした。8人はインフルエンザA型と診断されたという。学級閉鎖は11日まで。
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