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徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

2025年、春の花粉症は終盤も、地域により例外あり

2025年04月21日 05時32分40秒 | 小児科診療
先週末は学会出張で名古屋へ行ってきました。
その帰り(昨日)、目が痛くなり涙が止まらなくなりました。

はて、スギ花粉飛散は終了、
ヒノキ花粉もピークアウトしたはずなのに・・・
と思っていたら、以下の記事が目に留まりました。

東海地方はまだまだ飛んでいるのですね。

▢ 九州~東北は花粉シーズン終盤も東海で非常に多い飛散 ゴールデンウィーク頃まで注意
吉田友海:日本気象協会(2025年04月20日:tenki.jp


 スギやヒノキ花粉シーズンは、九州から東北では終盤を迎えています。21日(月)以降は東京や大阪、福岡は「少ない」でしょう。一方、仙台は「やや多い」、名古屋は「非常に多い」、高知は「多い」日がある見込みです。花粉症の方はまだ対策をすると安心です。


 スギ、ヒノキ花粉シーズンは、九州から東北で終盤を迎えています。
21日(月)以降は東京や大阪、福岡は「少ない」見込みで、花粉の飛散は終息に向かっています。
 一方、仙台は「やや多い」日が続き、名古屋は21日(月)と22日(火)は「非常に多い」、24日(木)から26日(土)は「多い」でしょう。高知は21日(月)と22日(火)は「多い」見込みです。花粉症の方はまだ対策をした方が良いでしょう。

▶ 5月上旬頃までは注意
 5月上旬ごろまでは各地で花粉がわずかに飛ぶ日がある見込みです。特に、風が強い日などは飛散量が多くなることもあります。花粉に敏感な方は、気象情報や花粉情報を確認して、もうしばらく対策を行うと安心です。


自分としては、鼻症状がほとんどないがちょっと不思議。
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そろそろ終わる花粉症シーズン。

2025年04月15日 05時33分45秒 | 小児科診療
「3月はスギが中心、4月にヒノキに入れ替わり、GW頃終わる」
と説明してきた春の花粉症(スギ/ヒノキ)も、そろそろ終盤。

今年の花粉症飛散量は、例年の1.4倍とやはり多かったようです。
「去年はガマンできたけど、今年はつらくて受診しました」
という患者さんが3月には目立ちました。

でも爆発的に増えたかというと、
目を赤く腫らして受診する幼児は目立たず、
ピークはなだらかだった印象もあります。

データを解析すると、
日本の中でも地域により飛散開始・飛散のピーク・飛散量は大きく異なることがわかります。
東京都は昨シーズンより少ないとのこと。
単純じゃないんですね。


▢ 3月までの花粉の飛散量は前年比1.4倍、西・東日本は4月中旬までの見込み
2025.04.13:@DIME)より一部抜粋(下線は私が引きました);

 ウェザーニューズは、2025年3月31日までのスギ・ヒノキ花粉の飛散状況と最新見解をまとめた「第五回花粉飛散予想」を発表した。強い寒波によって飛散の始まりが遅れ、症状は西ほど「つらい」人が多い傾向にあるなど、同社リリースをベースに、その概要をお伝えする。

<第五回花粉飛散予想>
■ 現在の飛散状況:西からヒノキ花粉の飛散が増加、東北ではスギ花粉が本格飛散
 現在、九州から東北でスギ・ヒノキの花粉が飛散している。九州から関東ではヒノキ花粉が本格的に飛散しており、北陸の一部や長野ではスギ花粉の飛散が減少して、ヒノキ花粉の飛散が増えてきている。
 東北ではスギ花粉が本格的に飛散している状況で、北海道のシラカバ花粉はまだ飛散が始まっていない

■ 今後の飛散予想:西・東日本では4月中旬までヒノキ花粉が本格飛散



 今後は、まず九州から関東では4月中旬までヒノキ花粉の本格飛散が続く予想だ。東北南部ではスギ花粉が減少し、まもなくヒノキ花粉の飛散量が上回る見込み。
 スギ花粉に比べると総飛散量は少なくなるが、4月下旬にかけてヒノキ花粉が本格的に飛散する見通しだ。東北北部ではスギ花粉の本格飛散が4月下旬まで続く予想となっている。
 これからシラカバ花粉の飛散シーズンを迎える北海道では、4月下旬以降に各地でシラカバ花粉が飛び始める本格飛散は道南や道央で4月下旬から5月上旬、道北から道東では5月上旬から中旬で、ちょうどゴールデンウィークと重なる見通し。5月下旬には飛散量が少なくなる見込みだ。

<今シーズンの飛散状況について>
■ 飛散時期:強い寒波で遅い飛散開始、3月に入って一気に飛散ピーク
 2025年は1月下旬から3月にかけて気温の変動が大きく、スギ花粉の飛散開始もその影響を受けた。1月下旬は暖気が流れ込み、西・東日本で気温が平年より高くなり、この暖かさの影響で福岡県や三重県、静岡県で平年(※1)より10日以上早くスギ花粉の飛散が開始した。
※1 花粉飛散の平年:2015〜2024年の過去10年平均
 2月に入ると断続的に強い寒波に見舞われ、日本海側を中心に大雪となる日があった。2月上旬は寒気の影響で西日本を中心に気温が平年を下回った日が多かったため花粉はあまり飛散せず2月中旬に一時的に寒さが緩んだタイミングで九州や四国、関東を中心に飛散開始となった。



 暖気が流れ込み全国的に季節先取りの暖かさとなった2月下旬から3月上旬には近畿から東海、北陸、東北の広いエリアでスギ花粉の飛散が始まり、既に飛散が開始していたエリアでは本格飛散シーズンに突入。飛散開始は東日本で平均3日程度、西日本では平均5日程度、平年より遅くなった
 その後3月中旬にかけて断続的に暖気が流れ込み、2月下旬以降に飛散開始となった近畿や東海、北陸、東北でも3月中旬までに本格飛散シーズンに入り、飛散のピークを迎えた。
 今年は気温の変動が大きかった影響で、飛散開始から本格飛散開始までの期間(日数)の地域差が大きくなった。飛散開始が早かった福岡県や三重県、静岡県では20〜30日程度だった一方で、広島県や福井県、宮城県などでは飛散開始の翌日に本格飛散開始となっている。
 なお、平年は飛散開始から本格飛散開始までは1週間程度かかるが、今年は全国平均(北海道除く)で9日程度だった。
 飛散時期による花粉症の発症時期への影響を調べるため、スマホアプリ「ウェザーニュース」で調査(※2)を実施したところ、「例年通り」と答えた人が最も多く53%、次いで「早かった」が32%、「遅かった」が15%。2024年と比べると、「早かった」は9ポイント減少し、「例年通り」は5ポイント、「遅かった」は4ポイント増加した。
※2 スマホアプリ「ウェザーニュース」にて「今年の花粉症、症状が出た時期はどう?」と質問し(選択肢:“早かった”“例年通り”“遅かった”“花粉症ではない”)、“花粉症ではない”の回答を除いて集計(調査日:2025年4月5日、回答数:9962)。
 今年は気温の変動が大きく、急に暖かくなる日があれば、急に冷え込む日もあるなど、気温が安定しない日が続いた。この気温の不安定さが、スギやヒノキの花粉の飛散開始時期やピークに影響を与え、結果として花粉症の症状が出始める時期にも個人差が生じたと考えられる。

■ 飛散量:西日本を中心に前年比で大幅増、東京都など関東南部は2月の低温の影響で前年比減
 ウェザーニューズ独自の花粉観測機「ポールンロボ」による観測では、2025年2月1日から3月31日までの全国の花粉飛散量は前年同時期の138%となった。特に前年の飛散量が少なかった西日本では全域で前年を大きく上回り、福岡県では500%を超えている。
 一方、東北では前年を下回った地域が多くなった。前年の飛散量の反動が今年の飛散量に反映された結果と考えられる。



 関東南部では飛散量が前年を下回り、東京都の飛散量は前年の64%だった。2月の寒波の影響で飛散開始および本格飛散のタイミングが遅れた影響によるものと考えられる
 花粉症の症状のつらさはどうだったのか、スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた症状報告を集計した(※3)。
※3  スマホアプリ「ウェザーニュース」の「花粉飛散情報」において、2025年2月1日~3月31日に花粉症のユーザーから寄せられた症状報告(のべ90,739通)のうち、“とてもつらい”“つらい”の回答を合計して割合で表示



 集計の結果、エリアごとで異なる傾向が見られた。症状がつらいと感じた人の割合を2024年と比較すると、東北北部は減少した一方で、北陸・長野や中国・四国、九州では約10ポイント増加しており 、花粉症の人にとって過酷な春となったようだ。
 期間全体の花粉飛散量は、特に西日本を中心に2024年より多く、症状がつらいと感じる人が多かったと考えられる。関東南部は前年比で飛散量が少なくなったが、症状がつらいと感じた人は前年と同程度だった。
 今年は強い寒波の影響で飛散開始が遅れ、対策を開始する時期も難しいシーズンだったと考えられる。

<関連情報>
・https://weathernews.jp/pollen/

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幼児発症の花粉症が増えている

2025年04月06日 06時41分43秒 | 小児科診療
近年、子どもの花粉症が話題に上がるようになりました。
どんどん増えているのです。
私が診断した最少年齢は1歳ですね。
シーズンのピークになると、目を真っ赤にした幼児の受診が目立ちます。

先日公表されたデータでは、
8歳児の6割がすでにスギ花粉に対する抗体が陽性とのこと。
ホント、花粉症は国民病になってしまいました。

小児の花粉症を扱った記事が目に留まりましたので紹介します。

<ポイント>
・早い子であれば2~3歳で発症する。スギ花粉症の年齢別の発症率は、
 ✓ 5〜9歳:30.1%
 ✓ 10〜19歳:49.5%
・軽症のうちであれば比較的短い治療期間で根治する。
・鼻水、鼻づまり、くしゃみなど基本的な症状は、大人も子どもも変わりはない。
・子どもはアレルギー症状が目に出やすく、大人よりもかゆみを感じやすいのが特徴。
・大人の場合、鼻水がサラサラしていることが多いのですが、子どもは粘り気のある鼻水が出ることが多く、くしゃみよりも鼻づまりの方が起こりやすい。

小学校入学時には3割、
小学校卒業時には5割、
の子どもが花粉症ということになります。


▢ 子どもの花粉症を見逃してはいけない…「長年治療を受けないと重症化」根治が期待できる早期発見のポイント
早い子であれば2~3歳で発症する連載『子どもの一生を決める花粉症対策』#アレルギー#花粉症#書籍抜粋
医師:村川 哲也
2025.04.05:PRESIDENT Family Online)より一部抜粋(下線は私が引きました);

 子どもは何歳から花粉症になるのか。耳鼻咽喉科専門医の村川哲也さんは「早い子であれば2~3歳で発症する。軽症のうちであれば比較的短い治療期間で根治することが期待できる。そのためには見過ごさないことが大切だ」という――。

▶ 2〜3歳で花粉症になることもめずらしくない
 子どもの花粉症は年々増えていて、スギ花粉症の年齢別の発症率は5〜9歳で30.1%、10〜19歳で49.5%とする調査結果があります(*1)。この調査結果を見ると、19歳以下の半分近くが花粉症にかかっていることになりますし、飛散量が増加傾向にある中で今後、子どもの花粉症患者はどんどん増えていくと考えられます。
*1 松原・他.(2020).鼻アレルギーの全国疫学調査2019(1998年,2008年との比較).日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
 生後間もない乳児は外に出ることがあまりなく、浴びる花粉も少ないため、花粉症になることはほとんどありません。ところが、外に出かけられるようになると、花粉を浴びる機会が増えるため、花粉症を発症するリスクが高くなり、早い子であれば2〜3歳で発症します。
 花粉を早いうちからたくさん吸っていると重症化しやすくなります。
 たとえば、小学校に上がる前は花粉症ではなかったにもかかわらず、小学校高学年になると重症化して見つかることもあります。本州、四国、九州の場合、スギ花粉はどこでも飛んでいて、逃がれることはできません。知らず知らずのうちに花粉症になっており、気づかずに症状が進行していることがあるのです。

▶ 子どもの花粉症は見過ごされやすい
 子どもの花粉症で注意が必要なのは、花粉症であることを見過ごされてしまう点です。スギやヒノキの花粉が飛散する時期は季節の変わり目で、風邪の流行時期と重なります。
 そのため、くしゃみや鼻水が出ていたとしても、「風邪だろう」と親御さんが判断してしまうことがよくあるのです。
 さらに、小さいうちは、症状を親御さんに具体的に訴えることもないので、花粉症であるのを見過ごされやすいのです。
 花粉症は軽症のうちであれば、比較的短い治療期間で根治することが期待できます。
 ところが長年治療も受けないまま花粉を浴び続けると重症化します。
 症状が重くなると、花粉シーズンは常に鼻づまりや鼻水、くしゃみが出て、つらい思いをすることになります。常に鼻がつまっていると、頭がぼーっとして集中力も欠きますし、夜に鼻づまりやくしゃみが出ると、よく眠ることができず、日中に眠気に襲われ、授業をまともに受けられなくなります。
 子どもの異変には親御さんが気づいてあげないといけません。特に、春や秋に熱がないのに鼻がつまっていたり、頻繁に目をこすっているなと思ったら、すぐにでも耳鼻咽喉科を受診しましょう。

▶ 子どもはアレルギー症状が「目」に出やすい
 鼻水、鼻づまり、くしゃみなど基本的な症状は、大人も子どもも変わりはありません。ただ、大人と違って、子どもは具体的な症状を言葉で訴えることは少なく、目をこする、鼻をやたらにいじるなど、行動面で花粉症特有の不快感をあらわすことが多いです。
 子どもはアレルギー症状が目に出やすく、大人よりもかゆみを感じやすいのが特徴です。そのため、かゆさをがまんできずに、目を強くこすってしまいます。目のまわりは皮膚が弱く、デリケートなため、強くこすると赤み、かゆみが余計に強くなり、炎症を起こしてしまいます。
 また、目をこすると角膜を傷つけることになるので、視力などにも影響を及ぼします。
 子どもがいつもと違う仕草をしていないか、見てあげてください。具体的に、わが子が次のような行動をしていたら、花粉症を疑いましょう。

【目】
●目をかく
●目が赤く充血している
●目をしょぼしょぼさせている
【鼻】
●鼻水がよく出る
●鼻がつまっている
●鼻をよくすする
●鼻でいびきをかく
【口】
●くしゃみを頻繁にする
●口をよく開けている

 また、大人の場合、鼻水がサラサラしていることが多いのですが、子どもは粘り気のある鼻水が出ることが多く、くしゃみよりも鼻づまりの方が起こりやすいです。
 そのため、口呼吸をするようになり、口を開けて息をしていることが多く見られます。
・・・
▶ 都会のほうが花粉症が重症化しやすい
 スギやヒノキは山にたくさん生えているため、田舎の方が花粉症になりやすいとイメージしがちですが、答えはノーです。都会でも田舎でも、花粉症にかかります。
 田舎はコンクリートが少なく、車の往来も都会に比べると少ないので、空気がきれいな場合が多いです。空気がきれいなところで花粉症になったとしても重症化することは比較的少ないですが、都会に住んでいる場合は重症化しやすいのです。なぜなら、都会の空気は排気ガスなどで非常に汚れているからです。
 都会の方が重症化しやすくなる原因の一つに、空気中に含まれる「アジュバント物質」があります。アジュバント物質とは、免疫反応を促進する物質。排気ガスやPM2.5などがその代表です。アジュバント物質が付着した花粉は、アレルギーの症状を約2倍も悪化させるといわれています。
 残念ながら、「(スギの木が少ない)都会に住んでいるから軽症」というわけにはいかないのが現実です。

<参考>
・村川哲也『子どもの一生を決める花粉症対策』(小学館クリエイティブ)
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スギ花粉飛散(悲惨)「極めて多い」が続く

2025年03月20日 07時01分59秒 | 小児科診療
3月下旬を迎え、スギ花粉飛散がピークを迎えています。
これから約1週間は「極めて多い」が続く模様、
一方でヒノキ花粉も飛び始めているようです。



ヒノキ花粉症のピークは4月ですが、
スギ花粉症の約8割がヒノキにも反応しますので、
油断できません。

春の花粉症(スギ・ヒノキ)が終わるのはGW頃です。
もし、GWを過ぎても花粉症症状が続くときは、
イネ科花粉症の可能性があります。

<参考>

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日本国民の半分以上がスギ花粉症〜あなたの県は第何位?

2025年03月14日 06時36分40秒 | 小児科診療
年々増加し続けるスギ花粉症。
とうとう日本国民の半分以上が発症したようです。

以前アレルギー学会で耳にした試算では、「最高8割がスギ花粉症になる」と記憶しています。
それが現実になってしまうのでしょうか。


▢ 花粉症調査 2人に1人以上が花粉症、20代までの発症が最多
2025/03/12:ウェザーニュース)より一部抜粋(下線は私が引きました);

 春の花粉シーズン真っ最中、つらい日々を過ごしている方も多い時期です。ウェザーニュースは花粉症の発症率や対策の実態を調査し、その結果を発表しました。

▶ 発症率が最も高いのは山梨県
 「あなたは花粉症ですか?」と質問したところ、11,779人からの回答がありました。「花粉症です」と回答したのは58%で、2人に1人以上が花粉症ということがわかりました。まさに「国民病」と言っても過言ではありません。
 都道府県別にみると、最も花粉症の方の割合が高かったのは山梨県で72%、2位は三重県で69%、3位は静岡県で68%と続きます。東京都は7位、大阪府は18位、愛知県は7位でした。



 全国平均の58%を超える県は本州の太平洋側に集中しており、特に関東甲信と東海で60%を超える県が多くなりました。



▶ 発症率の上位は飛散量も多い傾向
 ウェザーニュースが全国に設置している独自の花粉観測機「ポールンロボ」による観測に基づいて解析された、2017〜2024年の花粉飛散の平均値を見てみると、東北北部の一部や福島県、関東甲信、東海などで特に飛散量が多いことがわかります。



 東北北部では花粉症の発症率が30〜40%台で都道府県ランキングも40位以下のため、発症率と飛散量が完全に一致しているとはいえませんが、上位にランクインしている山梨県や静岡県、関東などでは飛散量も多い傾向にあります。

▶ 20代までの発症が最多、50代以降の発症も1割で油断禁物
 「花粉症になったのは何歳ごろ?」と質問したところ、10,349人からの回答がありました。「花粉症ではない」を除くと、「~20代」の回答が48%と最も多く、花粉症の方の約半数が10歳未満や10代、20代で発症したことがわかりました。
 また、『年をとると花粉症が軽くなる』と言われることもありますが、「50代以降」の発症も12%おり、まだ症状が出ていない方も油断できないことが伺えます。
・・・

<参考>
花粉症解説(当院公式ブログ)
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