衆議院厚生労働委員会での東京大学先端科学技術研究センター教授・アイソトープ総合センター長の内科医、児玉龍彦先生の参考人としての発言を紹介します。
※ 上記YouTubeはなぜか削除されました。こちらのアドレスで閲覧可能です。
・・・都合の悪い情報は削除し情報規制する手法はどこかの国と同じ?
福島第一原発事故による放射能汚染の真実は、やはり愕然とするレベルだった・・・これから数十年間、放射能汚染が暗い影を落とす生活が続くのですね。
彼の勇気ある発言に、日本の政治家達はどう答えるのでしょうか?
それにしてもこの重要な発言に関して、マスコミが沈黙を守っているのはどういう事でしょう。
原発推進に都合の悪いことは報道しないのでしょうか。
この暗黙の報道規制をみるにつけ「中国は言論の自由がない」などと他国を批判する資格は日本にはないと思います。
<追記>
8月1日の東京新聞のコラムで上記発言が取り上げられました;
「七万人が自宅を離れてさまよっている時に国会はいったい何をやっているのですか」。火を吐くような気迫に衆院委員会室は静まり返った。先週、厚生労働委員会に参考人として呼ばれた東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授の発言だ▼教授の試算は衝撃的だった。福島第一原発の事故で漏出した放射性物質は広島原爆の約二十個分。一年後の残存量は原爆の場合、千分の一に減るが、原発から出た放射性物質は十分の一程度にしかならないという▼福島県南相馬市で自らが手掛けている除染活動を通じ、内部被ばくから子どもを守ろうとする責任感が伝わる発言だった。国会の怠慢を厳しく批判する先には、動きがあまりにも鈍い国への憤りがある▼細野豪志原発事故担当相は日本記者クラブでの記者会見で「除染作業こそ国家的プロジェクト。福島の皆さんに希望を持っていただける」と語っている。今後、除染作業が兆単位の公共事業になるのは間違いない▼児玉教授は、民間の技術を結集し直ちに国の責任で除染研究センターを設置するよう求めた。避難住民を無視した利権まみれの公共事業にしてはならない▼「人が生み出した物を人が除染できないわけがない。福島におけるセシウム除染は、次の世代への日本の科学者の責任である」。教授は医学雑誌にそう記した。学者の良心に希望を感じる。
※ 上記YouTubeはなぜか削除されました。こちらのアドレスで閲覧可能です。
・・・都合の悪い情報は削除し情報規制する手法はどこかの国と同じ?
福島第一原発事故による放射能汚染の真実は、やはり愕然とするレベルだった・・・これから数十年間、放射能汚染が暗い影を落とす生活が続くのですね。
彼の勇気ある発言に、日本の政治家達はどう答えるのでしょうか?
それにしてもこの重要な発言に関して、マスコミが沈黙を守っているのはどういう事でしょう。
原発推進に都合の悪いことは報道しないのでしょうか。
この暗黙の報道規制をみるにつけ「中国は言論の自由がない」などと他国を批判する資格は日本にはないと思います。
<追記>
8月1日の東京新聞のコラムで上記発言が取り上げられました;
「七万人が自宅を離れてさまよっている時に国会はいったい何をやっているのですか」。火を吐くような気迫に衆院委員会室は静まり返った。先週、厚生労働委員会に参考人として呼ばれた東京大アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授の発言だ▼教授の試算は衝撃的だった。福島第一原発の事故で漏出した放射性物質は広島原爆の約二十個分。一年後の残存量は原爆の場合、千分の一に減るが、原発から出た放射性物質は十分の一程度にしかならないという▼福島県南相馬市で自らが手掛けている除染活動を通じ、内部被ばくから子どもを守ろうとする責任感が伝わる発言だった。国会の怠慢を厳しく批判する先には、動きがあまりにも鈍い国への憤りがある▼細野豪志原発事故担当相は日本記者クラブでの記者会見で「除染作業こそ国家的プロジェクト。福島の皆さんに希望を持っていただける」と語っている。今後、除染作業が兆単位の公共事業になるのは間違いない▼児玉教授は、民間の技術を結集し直ちに国の責任で除染研究センターを設置するよう求めた。避難住民を無視した利権まみれの公共事業にしてはならない▼「人が生み出した物を人が除染できないわけがない。福島におけるセシウム除染は、次の世代への日本の科学者の責任である」。教授は医学雑誌にそう記した。学者の良心に希望を感じる。