先程、ストラトの弦交換が完了したのだ
ストラトも弦交換を怠っていた気がする
感覚で生きている私は弦交換の記録など残していない
それ故に毎度交換の時期が曖昧になるのだ
素人の趣味などその程度で十分だと思う
気になる部分は徹底して気になってしまうが弦に関しては意外にルーズなのだ
人それぞれ、重きを置くポイントが違うのは当然だと思う
読者の皆さんはギターライフにおいて何に重点を置いているだろうか?
色々とあって結局ダダリオに戻ったのだ
6年くらいダダリオから離れていた気がする
知らぬ間に進化していたのだ
品質が向上していたのだ
私の気のせいだろうか?
張った直後の印象がとても落ち着いているのだ
良い意味でギラギラした成分が少ない
あえてギラギラした部分を全面に押し出す製品も少なくない
好みが分かれるところだと思う
どんなジャンルにも対応できそうな懐の深さを感じる
ダダリオから離れていた期間に私もすこし成長した
ダダリオ弦の良さが引き出せるようになったのかもしれない
ダダリオ弦の品質が向上したのか?
私が成長したのか?
その辺りは定かでない
いずれにしても、最近の私のプレイと非常に相性が良いと感じられる
弦やピックは色々と試してみると良いと思う
巷の声は参考程度で良いと思う
決めるのは自分なのだ
余談だが・・
ストラトのツマミの滑りもなくなり良い感じなのだ
ツマミにの滑りでお悩みの方は当ブログの過去記事を参考にしていただきたい
とりあえず、修理という流れが良いと思う
それでもダメな場合に交換や買い替えになる
現状を修復するのもギター弾きの知恵が問われる
楽器屋さんは新品の購入を勧める
リペアマンは現状のギターを使い続けることを勧める
この辺りの事情が面白いと思う
自分で解決できない時は素直にプロに作業を依頼する
以前にもお話したが私には二人の腕利きリペアマンの知り合いがいる
電気系とナット作りはまったく異なるカテゴリなのだ
ギター弾きにもマルチなプレイヤーが少ないようにリペアにも得意と不得意な分野があるようだ
リペアしない(できない?)楽器屋さんも増えているようだ
楽器屋さんが仲介するというパターンが多い
意外にも自分の声が上手く伝わらないことも多い
伝言ゲームのような誤差と勘違いが生まれることも少なくない
特に繊細で微妙な作業依頼の場合には作業するリペアマンと直接話がしたい
私は過去に何度もナットを作ってもらっているがかなりシビアな注文を出すことが多い
電気系の修理の場合も同様なのだ
特にノイズに関しては本当に難しい
自宅で発するノイズが現場で消えていることもある
「エレキって多少はノイズが出るんですよね」
「指で弦に触れるとノイズが消えるでしょ?」
というリペアマンは三流なのだ
多くの新品ギターはデフォルトではほとんどノイズレス
ユーザーは快適だった頃を記憶しているのだ
そんな快適な状態の再現を依頼しているのだ
「シングルってノイズを含めて音なんですよ」
と冷ややかな目でお客さんを馬鹿にするリペアマンも三流
一流はどんな要求にも的確に応えてくれる
そして答えを出してくれるのだ
私は問題を抱えたギターが嫌いなのだ
嫌になってしまう
ストレスを感じるギターとは長く付き合えない
ギターの値段などはあまり関係ない
むしろ、それでも良いという人に使ってほしい
以前に使っていたレスポールがそんな感じだった
本当に手間がかかったギターだった
どこかの誰かのところで元気に鳴っているだろうか?
「レスポールって最高じゃね!?」
という人が使っているのだろうか?
幸せになってほしいと願う
脱線したが・・
そんなこんなでストラトの弦交換が無事に完了したという報告なのだ
パソコン下のGT-001も何故だか調子を戻したのだ
以前はノイズ軽減の為にアダプターで使用していたがバスパワーに戻した
アダプターはサブとしてセットしている状態なのだ
いまのところは良い感じなのだ
不具合が生じた時にまた考えたいと思う
エレキ熱が再燃しているのだ
アコギも良いがやはりエレキは楽しい
アンプで鳴らしても良し、マルチでヘッドフォンも楽し
その日の気分で使い分けするのだ
頑張って練習したアコギも少しの練習で維持したい
困ったことにギターは弾かなくなるとすっかり忘れてしまう
毎日の少しの練習と心がけで維持できる
「忙しかったから1ヶ月くらい弾いてないよ」
「まったく弾けなくなっているよ 指痛いし」
良くある話なのだ
ほぼ初心者の状態に戻ってしまう
指の痛みと伸び悩む自分に嫌気が差してしまう
負のスパイラルなのだ
だんだんとギターが面倒臭くなっていく
指はフニャフニャになり痛みは増すのだ
以前に弾けたフレーズもすっかり弾けなくなっている
楽しそうにギターを弾いている人を横目にイライラするのだ
毎日練習している人とギターを後回しにしている人の結果が同じはずはない
ギターの神様はすべてお見通しなのだ
日々の練習が無駄だと感じられることもあるが・・
続けていえれば必ず効果が表れる
ギターは不思議な世界
徐々に上手くなる方が希なのだ
ある日、突然上手くなっているのだ
一晩で何が起こったのか?
ロバートジョンソンという伝説のブルースマンは魂と引き替えにギターの技術を授かったと言われている
実際に上り調子だった27歳という若さでこの世を去った
天才ジミヘンも30歳前に亡くなっているのだ
上手いギター弾きは短命なのだ
下手な人はダラダラとギターを弾き続けるのだ
正直な話、欲しいギターは見つからない
現状で満足しているのだ
ギターが上手くなりたい
この年齢になっても自分の中の伸び代に期待しているのだ
弦を新品に交換する度に初めてギターを始めた頃のような気持ちに帰る
たかが弦なれど初々しい気持ちを取り戻すことができる
少々大袈裟だが・・
弦を交換すると身を清めたような凜とした気持ちになるのだ
練習に身が入る
練習を重ね弦が劣化する
そして、また新品の弦に張り替える
ギター弾きはそんなことを何年も何十年も繰り返しているのだ
ギターは奥深い
そして楽し・・