テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトにダダリオの弦を張った

2021年09月23日 | 楽器
先程、ストラトの弦交換が完了したのだ

ストラトも弦交換を怠っていた気がする



感覚で生きている私は弦交換の記録など残していない

それ故に毎度交換の時期が曖昧になるのだ

素人の趣味などその程度で十分だと思う

気になる部分は徹底して気になってしまうが弦に関しては意外にルーズなのだ

人それぞれ、重きを置くポイントが違うのは当然だと思う

読者の皆さんはギターライフにおいて何に重点を置いているだろうか?

色々とあって結局ダダリオに戻ったのだ

6年くらいダダリオから離れていた気がする

知らぬ間に進化していたのだ

品質が向上していたのだ

私の気のせいだろうか?


張った直後の印象がとても落ち着いているのだ

良い意味でギラギラした成分が少ない

あえてギラギラした部分を全面に押し出す製品も少なくない

好みが分かれるところだと思う

どんなジャンルにも対応できそうな懐の深さを感じる

ダダリオから離れていた期間に私もすこし成長した

ダダリオ弦の良さが引き出せるようになったのかもしれない

ダダリオ弦の品質が向上したのか?

私が成長したのか?

その辺りは定かでない

いずれにしても、最近の私のプレイと非常に相性が良いと感じられる

弦やピックは色々と試してみると良いと思う

巷の声は参考程度で良いと思う

決めるのは自分なのだ

余談だが・・

ストラトのツマミの滑りもなくなり良い感じなのだ


ツマミにの滑りでお悩みの方は当ブログの過去記事を参考にしていただきたい

とりあえず、修理という流れが良いと思う

それでもダメな場合に交換や買い替えになる

現状を修復するのもギター弾きの知恵が問われる

楽器屋さんは新品の購入を勧める

リペアマンは現状のギターを使い続けることを勧める

この辺りの事情が面白いと思う

自分で解決できない時は素直にプロに作業を依頼する

以前にもお話したが私には二人の腕利きリペアマンの知り合いがいる

電気系とナット作りはまったく異なるカテゴリなのだ

ギター弾きにもマルチなプレイヤーが少ないようにリペアにも得意と不得意な分野があるようだ

リペアしない(できない?)楽器屋さんも増えているようだ

楽器屋さんが仲介するというパターンが多い

意外にも自分の声が上手く伝わらないことも多い

伝言ゲームのような誤差と勘違いが生まれることも少なくない

特に繊細で微妙な作業依頼の場合には作業するリペアマンと直接話がしたい

私は過去に何度もナットを作ってもらっているがかなりシビアな注文を出すことが多い

電気系の修理の場合も同様なのだ

特にノイズに関しては本当に難しい

自宅で発するノイズが現場で消えていることもある

「エレキって多少はノイズが出るんですよね」

「指で弦に触れるとノイズが消えるでしょ?」

というリペアマンは三流なのだ

多くの新品ギターはデフォルトではほとんどノイズレス

ユーザーは快適だった頃を記憶しているのだ

そんな快適な状態の再現を依頼しているのだ

「シングルってノイズを含めて音なんですよ」

と冷ややかな目でお客さんを馬鹿にするリペアマンも三流

一流はどんな要求にも的確に応えてくれる

そして答えを出してくれるのだ

私は問題を抱えたギターが嫌いなのだ

嫌になってしまう

ストレスを感じるギターとは長く付き合えない

ギターの値段などはあまり関係ない

むしろ、それでも良いという人に使ってほしい

以前に使っていたレスポールがそんな感じだった

本当に手間がかかったギターだった

どこかの誰かのところで元気に鳴っているだろうか?

「レスポールって最高じゃね!?」

という人が使っているのだろうか?

幸せになってほしいと願う

脱線したが・・

そんなこんなでストラトの弦交換が無事に完了したという報告なのだ

パソコン下のGT-001も何故だか調子を戻したのだ

以前はノイズ軽減の為にアダプターで使用していたがバスパワーに戻した

アダプターはサブとしてセットしている状態なのだ

いまのところは良い感じなのだ

不具合が生じた時にまた考えたいと思う

エレキ熱が再燃しているのだ

アコギも良いがやはりエレキは楽しい

アンプで鳴らしても良し、マルチでヘッドフォンも楽し

その日の気分で使い分けするのだ

頑張って練習したアコギも少しの練習で維持したい

困ったことにギターは弾かなくなるとすっかり忘れてしまう

毎日の少しの練習と心がけで維持できる

「忙しかったから1ヶ月くらい弾いてないよ」

「まったく弾けなくなっているよ 指痛いし」

良くある話なのだ

ほぼ初心者の状態に戻ってしまう

指の痛みと伸び悩む自分に嫌気が差してしまう

負のスパイラルなのだ

だんだんとギターが面倒臭くなっていく

指はフニャフニャになり痛みは増すのだ

以前に弾けたフレーズもすっかり弾けなくなっている

楽しそうにギターを弾いている人を横目にイライラするのだ

毎日練習している人とギターを後回しにしている人の結果が同じはずはない

ギターの神様はすべてお見通しなのだ

日々の練習が無駄だと感じられることもあるが・・

続けていえれば必ず効果が表れる

ギターは不思議な世界

徐々に上手くなる方が希なのだ

ある日、突然上手くなっているのだ

一晩で何が起こったのか?

ロバートジョンソンという伝説のブルースマンは魂と引き替えにギターの技術を授かったと言われている

実際に上り調子だった27歳という若さでこの世を去った

天才ジミヘンも30歳前に亡くなっているのだ

上手いギター弾きは短命なのだ

下手な人はダラダラとギターを弾き続けるのだ

正直な話、欲しいギターは見つからない

現状で満足しているのだ

ギターが上手くなりたい

この年齢になっても自分の中の伸び代に期待しているのだ

弦を新品に交換する度に初めてギターを始めた頃のような気持ちに帰る

たかが弦なれど初々しい気持ちを取り戻すことができる

少々大袈裟だが・・

弦を交換すると身を清めたような凜とした気持ちになるのだ

練習に身が入る

練習を重ね弦が劣化する

そして、また新品の弦に張り替える

ギター弾きはそんなことを何年も何十年も繰り返しているのだ

ギターは奥深い

そして楽し・・

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黒テレキャスのネックの裏側をヤスリがけした

2021年09月23日 | 楽器
本日、予定していた作業を前倒しで行った

昨晩の就寝前に思い立ったように作業を始めてしまった

良くあることなのだ


以前にレリック加工の流れでラッカーを塗ったのだが・・

何となく手触りが悪かった

素人仕事では良くあることなのだ

失敗も経験のうちと考えているのだ


使用した紙ヤスリはいつもの100円ショップの製品なのだ

240番から2000番の番手を使用した



ボディからネックを取り外して作業した

この一手間が仕上がりの差を生む

メンテを考慮するとボルトオンネックは便利だと思う

ドラゴンテレではネック調整の為にネックを取り外す

作業に慣れるという意味でも良い経験だと思う



以前にもお話したが100円ショップの製品には使えるものと使えないものがある

ヤスリはコスパが良いと思う

今回の作業のような場合にはとても便利なのだ

実際のネックの仕上がりは想像以上に良い感じになった

スベスベという表現が合っていると思う

グロスの塗装は見た目は良いが指の滑りが悪く感じることもある

軽くヤスリをあてて表面を整える人も少なくない

廉価のギターで試してみるのも良いと思う

使い込んだギターのネック裏はそれなりに変化(劣化)するもの

リアルな塗装剥げを待つのは気の長い話になってしまう

使い易いギターの為に攻めるのも悪くないと思う

今回はスベスベを維持する為に塗装は無しにした

使い込んでいくうちに色味の変化すると思う

自然に身を任せたい

仕上げに指板にオイルを塗布した




良く使うポジションのフレットが相当に摩耗している

フレットの減りはギター弾きの勲章だと思う

弾かないギターのフレットは一生減らない

フレットの減りが嫌な人は壁に飾って眺めておくしかない

ギターは良き相棒であり良き道具だと思う

手に馴染む道具を手に入れた人は幸せだと思う

使い易い道具には愛着が湧いてくる

無理して買った高級なギターを無理に好きになろうとする偏愛とは異なる

ギターは恋人であり家族であり友達のような存在だと思う

廉価なギターでも良い音で鳴ってくれると嬉しくなってしまう

今回は久しぶりの弦交換なのだ


余談だが・・

この投稿の後でストラトの弦交換も行う予定なのだ

同時期に弦交換を行うのも良いと思う

都合、残りは1セットになった

在庫的にも良い感じだと思う

時間がある時に追加で一箱揃えておきたい

ここ最近のダダリオの弦は好印象なのだ

特に良い部分もないが悪い部分も感じない

良い意味で普通なのだ

妙な味付けがないところが気に入っているのだ

張り立てにキラキラした成分が少なく感じるがむしろそれが良いと思う

その感じが数ヶ月も持続するのだ

次の交換まで潤滑スプレーで何とかなる

それでも指が滑らなくなった時点が使用の限界だと思う

見た目というよりは指先の感触が大事なのだ

そもそもギターをあまり弾かない人には劣化が感じ難い

弦交換のサイクルを云々いう人も多いが・・

自分の基準で良いと思う



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ギター弾きとマルチエフェクター

2021年09月22日 | 楽器
相変わらず暑い日が続いているが・・

暦のうえでは秋なのだ


今回の三連休も充実した時間を過ごすことができた

久しぶりにパソコン下の空間を掃除した

オーディオインターフェイスとGT-001を設置しているのだ

いつでも音を出せるように万全の体制を整えているのだ

その他にもUSBのハブなど、ケーブル類が散乱しているのだ

以前は結束バンドで整理していたのだが今はそのままなのだ

ケーブルを束ねると何かと都合が悪いのだ

掃除もし難いし自由に動かし難くなる

埃は曲者で毎日掃除しても溜まってしまう

お金は貯まらないが埃は溜まるのだ

私のような庶民のあるあるなのだ


最近はGT-001のボタンの反応が悪い

良く使うボタンの反応が悪い



車のエアコンなどでも良くあることなのだ

要するに使い過ぎて内部で接触不良が起こっているのだ

部品の交換しか対処の方法はないのだ

強く押し込めば動いてくれる

しかしながら、他のボタンとの間に違和感を覚える

これはこれでストレスを感じる

毎日、ガンガンに使うわけではないが使い始めると気になる

ドライバーでケースを取り外してみた

かなり埃が溜まっていた

埃を吹き飛ばしてみたが効果はなかった

保障期間を過ぎているので有償の修理になる

以前にもこの手の修理を何度か依頼したことがある

部品の交換というよりは基盤全体の交換という流れになる

1万円前後の修理代だったと記憶している

高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思う

本体の買い替えを考えれば安いと感じられる

度重なる修理ということで代替えの製品も視野に入れているのだ

色々と調べたのだが私の使い方に合った製品が見つからない

場合によれば、ペダル付きでも良いと思っているのだ

パソコンの下に配置するので本体を手間に引き出せばペダルも踏める

今でもGT-001を使う際には同社の外付けペダルを接続して使っているのだ

実はペダルの調子も悪いのだ

掃除と注油などをしてみたが効果は薄い

パーツの経年劣化だと思う

ペダルはマルチに必須なアイテムだと思う

少し突っ込んだ使い方をする場合に必要になってくる

むしろ、ワウ以外の使い方で重宝するのだ

スペースが許せばペダル付きも良いと思う

グレードダウンになってしまうが同社のGT-1も視野にいれているのだ

問題は『アンプの二台置き』が不可能な点

異なるアンプを組み合わせたり、同じアンプでセッティングを変えたり

使い方は無限大なのだ

これは一度使うと病みつきになってしまう

言葉では上手く伝わらないと思う

音の世界は自分自身で実感するしかないのだ

製品のレビューを100万回読むよりも1回使ったほうが良くわかる

ギター上達には『買う』ということも大事になってくる

無駄遣いも微妙だが・・

ケチすぎるのも困りもの

何十年も前の化石のような機材を使っていてもギターは上手くならない

特にエレキの場合にはギター以外の部分が大事になってくる

ギターはそこそこ良い物を買うが周辺の機材はどうでもよいという人も少なくない

読者のみなさんは如何だろうか?

極端な話、ギターはそこそこで周辺機材をグレードアップするのも悪くない

廉価なギターでも実機の真空管アンプで鳴らすとそこそこ良い音に感じる


余談だが・・

近々に黒テレのネックを加工する予定なのだ

以前に中途半端に削ったネック裏の手触りが気に入らない

削って整えて好みに仕上げる予定なのだ

すでにヤスリは購入済なのだ

弦も古くなっているのでそのタイミングで交換したい

明日の祭日を予定しているのだ




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ジミーペイジとテレキャスター

2021年09月20日 | 楽器
久しぶりに音源をアップしてみた

トップロードのテレキャスの弾き心地と音色のチェックを兼ねている


やはり、私のレベルでもわかるほどに弦のテンションが緩くなっている

速いカッティングには向かないがリフを弾くには気持ち良い

レスポールよりも若干スケールが長いテレキャスには効果的な改造だといえる

「素直にレスポール買えばいんじゃない?」

ギターはそんなに簡単なものではない

レスポール(ハムバッカー)で抜けが良い音を作るのは難しい

イコライザーで弱い帯域を持ち上げるほど簡単でもない

そもそもがピックアップの構造の問題なのだ

問題というよりは違いという表現が正しい

結論から先に述べるならば、指先でコントロールできる人にはシングルが向いている

弾いていて楽しいのだ

自分のテクに音が追従してくれる

一方のハムバッカーは良くも悪くもフィルターがかかったような印象を受ける

これは私の個人的な感想なのですべての人がそう感じるかは分からない

私がハムバッカーを積んだギターから卒業した理由の一つなのだ


ボディにコンター加工がないという辺りはテレキャスもレスポールも共通している

最大の違いはボディの重量と前後のバランスなのだ

テレキャスは意外に弾き易い

ボディのエッジ(角の部分)もフェンダー系は丸められている

些細な部分だが演奏時間がが長い人にとっては大きなポイントになる

どんなに良いギターでも弾いていて苦痛を感じるようではダメ

高価なギターも弾くために買ったという部分に立ち返る

眺める(磨く)という事が目的である人には何も言うことはない

弾く(弾き続ける)ということは意外に難しいものなのだ

ギターを長く弾ける人と飽きてしまう人の違いは何か?

そもそも集中力が異なるということも大きいが・・

私はギター選びにあると考えているのだ

つまり、相性なのだ

人間と同じ

相性が良い人とは意識することもなく空気のような関係を築ける

一方で相性が悪い相手とは常に緊張状態が続くのだ

弾き難いと感じるギターに慣れるか?

非常に難しいが・・

私は慣れないという結論に達した

つまり、ギターを購入する際には可能な限り弾いて決めるべき

エフェクターやアンプなどとは性質が異なる

洋服や靴を試着することなく買うことは難しい

他人の声を参考にすることもあるだろうが・・

他人の感性と自分が同じというケースの方が少ないと思う

私は弾くことが出来ないギターは過去の経験と信用で買う

「どういうこと?」

過去の経験とは過去に弾いたギターの印象

信用とはギターメーカーや販売店という意味


少々、ブログのタイトルから逸脱したが・・

ペイジ師匠が初期のキャリアで愛用していたテレキャスは偶然の産物

ピックアップの音が氏の好みだったようだ

デフォルトの状態でかなり太い音が出るギターだったようだ

このギターがあったからこそ生まれたフレーズも多々あったようだ

後の諸事情(ジミヘンの影響?)でレスポールに持ち替える

その際に氏が重点を置いた部分は二つ

ネックとピックアップなのだ

ネックは二本ともかなり薄く削っているのだ

厳密に述べるならば、中古で手に入れた最初の59は前のオーナーがネックを削っていたのだ

その状態を気に入ったペイジ氏がそれを買ったという流れ

弓弾きなどに使う目的で購入した二本目は一本目に合わせてネックをリシェイプしたという流れ

ピックアップに関しては多々改造を加えているのだ

低音が出過ぎないということ

イメージは以前に使っていたドラゴンテレキャスなのだ

ダンカン氏が自らピックアップのワイヤーを巻いたという逸話も残っているのだ

プロの改造は真剣勝負なのだ

それを提供する側にもシビアな仕事が求められる

ギターの音作りが上手い人と下手な人がいる

下手な人の多くは欲張りなのだ

全域で良い音が出るギターはあり得ない

低域を削ることは高域を上げることに似ている

厳密には異なるが・・

理論上はそういうことなのだ

音が抜けない場合にはモコモコの低音域を削ることが解決することも多い

単体で聴くとそれほど良い音ではないがバンドに混ぜると良いというケースがある

音作りが上手い人はそれを経験として知っているのだ

これは宅録などの作曲でも活きてくる

良い音は上手い演奏だけでは創れない

その辺りが分かってくるとギターはより楽しくなってくる

さらにいかに自分がダメなのかということも見えてくる

私も幾度とないスランプを経験して今日に至る

一進一退を繰り返しているのだ

好きなギターを抱えることがストレスを生むこと知っている

欲張ってはダメなのだ

最近の私は非常にリラックスしているのだ

「現状維持でいいかな?」

こんな心持ちだけでも気が楽になる

何気ない音作りでお気に入りの音が創れた時には少し興奮する

今回の音源も他愛ないフレーズだが・・

音は今の私のツボにハマっているのだ

非常に作曲欲を刺激する音だといえる

コンボ系のアンプの二台鳴らしなのだ

凝った細工は何もしていない

アンプの前にブースターを配置

リアルな音作りでも結局のところ、シンプルなところで落ち着く

素の音が心地良いと気づくには少々の時間がかかる

ギターの音作りは料理に似ている

結局のところ、調味料少なめで素材の味を活かす料理が美味しい

エフェクトのてんこ盛りは調味料のオンパレードに似ている

良いアンプに良いギターを直に挿した音を経験していただきたい

体に電気が走るよう感じなのだ

上手い人が弾いている音を傍らで聴いているだけでも十分に伝わる

またまた脱線しているが・・

良いギターは上手い人が弾いてこそ意味があるということ

それに気づけば脱初心者だといえる

私の知り合いにも上級者が多いが迷いがない

悪く言えば頑固なのだ

聞く耳を持たない

それに自信があるなら、それも美徳だと思う

ギター弾きにとって頑固は大歓迎

根拠ある頑固は美学なのだ

ペイジ師匠をはじめとする一流は良い意味で頑固なのだ

時代が変わってもブレないのだ


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トップロード仕様のテレキャスター

2021年09月20日 | 楽器
昨日、久しぶりにドラゴンテレキャスの弦交換をした

そのタイミングで弦を『トップロード』に戻したのだ


この仕様は59年前後の僅かな期間で採用されたフェンダーの純正仕様


弦のテンションが弱くなるという仕組みなのだ


ライバルであるレスポールを意識した仕様であることがうかがえる

このギターに関しては好みで『裏通し』も選べる


普通のテレキャスのように使うことも可能

テレキャス弾きの悩みのタネである『オクターブ調整』

それを解決したのがこのサドル

構造は単純だが効果は絶大なのだ

むしろ、色味も含めて純正を超えていると思う

私は好きなのだ



興味ある方はドラゴンの純正サドルを調べてみていただきたい

微妙な部分だが『リテイナー』も異なる


デフォルトではリテイナーがヘッドに直接固定されていた

弦を裏通しにするタイミングで高さ調整のポストを購入した

今回はあえてそのままにしてみた

意外にも1,2弦のテンションに違和感はないように感じる


昨日、久しぶりにエレキを弾いた

アコギと比較して弾き難さを感じた

弦が劣化していたことも影響しているように思える

ストラト、黒テレ、ドラゴンと弾き比べていたのだ

このドラゴンはとにかくロックな音が真骨頂

ピックアップがそういう味付けになっているのだ

初期のツェッペリンを支えた歴史的なギターなのだ

天国への階段のギターソロもこのギターでレコーディングされた

12弦の部分もフェンダーのギターを使ったのだ

ギブソンのダブルネックだと勘違いしている人も多い

ファンにとっては周知の事実なのだ

何となく聴いている層はライブなどの印象が強いと思う

ジョンボーナムが亡くなる直前にレコーディングされた最終アルバムでもテレキャスの使用率は高い

ちなみにドラゴンではない

ドラゴンは色々とあってキャリアの途中で使用を止めたのだ

詳しくは検索してみていただきたい

当ブログの過去記事で説明済みなのだ

ペイジ氏とフェンダーは切れない関係なのだ

ドラゴンテレキャスにはロックな使い方が良く似合う

このギターを使うようになってメキシコ製のフェンダーへの印象が変わった

とにかく仕事が丁寧なのだ

個人的には好印象なのだ

良いギターとダメなギターを見極める部分は多々あるが・・

分かり易い部分としてナットがあげられる


溝の幅や位置はかなりシビアな作業になる

弦落ちを避けるならば溝を内側に集中させれば良い

それでは弦間が狭くなり過ぎて弾き難い

溝切りはブリッジとの関係もある

奥深い作業なのだ

私も過去に色々なギターのナット交換を依頼した

それだけで弾き易さが劇的に向上することも多い

重要なパーツの一つなのだ

重要なパーツといえば、ペグ(マシンヘッド)も外せない


クルーソンタイプながらもヌルッとした質感が心地良い

こういうパーツのチョイスにも抜かりない


弦交換のタイミングで指板にオイルを塗った

使用頻度が低いので良く染み込むのだ

指板がオイルを待っていたような印象を受ける


最近はこのオイルでボディなども磨いてしまう

要するにどの部分に使用しても問題はないのだ

そもそもは保湿というよりは汚れ落としの意味合いが強い

ネックなども割と良い材が使われている印象を受ける

薄いトラ杢が気分を上げる


後期のテレキャスはアルダー材が用いられることも多くなったが・・

やはり、テレキャスにはアッシュ材なのだ


杢目が剥き出しのギターの場合、それぞれに顔が異なる

私は顔を見ないで注文したのだ

行きつけの楽器屋さんでオーダーしたのだ

信じているのだ

フェンダーというブランドに絶大な信頼を寄せている

姉妹ブランドのスクワイア製ですら、良い作りなのだ

手抜きがないギター作りの姿勢に脱帽なのだ

これはペイジ氏も絶賛しているのだ

ドラゴンのコピーモデルをリリースするにあたり、周囲の関係者はオリジナルでの製作を推したようだ

それでは量産も出来ない

一本の単価も上がってしまう

ということで、ペイジ氏が自らこの壮大なプロジェクトをフェンダーに持ち込んだという

世界限定の最初の50本はカスタムショップがリリースした

値段は何と250万円になる

限定というプレミアム感も値段を押し上げているようだ

ペイジ氏の思惑とは異なるということで仕切り直された

その第二弾ということで生産拠点をメキシコ工場に移したのだ

値段の見直しから始めたという

ペイジ氏が所有するギターを貸し出したという

そのギターを立体的にスキャニングすることで生まれたギターなのだ

特に氏はネックの形状とピックアップには拘ったという

度重なるダメ出しの結果としてオリジナルに酷似したピックアップが生まれたという

私もテレキャスを何本か弾いたことがあるが・・

良くも悪くテレキャスの音ではないのだ

太いのだ

歪ませた時に質感が『あの音』なのだ

ヘッドフォンから聞こえる音に身震いすることもある

カッティングというよりは単音のリフが似合う

そんなテレキャスなのだ

その良さを活かす為にはやはりトップロードに戻すべきだと思った

2パックあったダダリオ弦も残りが1パックになった


弦の廃棄の方法も色々ある

私はこんな感じにカットする

以前は弦の真ん中あたりでカットしていた


余談だが・・

このギターはネックを取り外してロッド調整するのだ

調整も難しい

さらに面倒臭い

幸いにもネックが強いのだ

今回もネックが反っていなかった

昨晩はGT-001で音出しテストをしてみた

ストラトの疑似ハムとは違う音の太さと質感を味わった

一本のギターで一生貫くということは究極の理想だが・・・

難しいと感じさせられる

ギターはそれぞれに微妙に違いがあるのだ

ストラトとドラゴンのどちらかを選べと言われても困ってしまう



ストラトはアーム付き・・

それだけでも十分な差別化になっていると思う

同じようなギタータイプのギターを何本も集めることに意味はない

コレクターなのか?

プレイヤーなのか?

自問自答してみると良いと思う

仮に読者の皆さんがプレイヤーならば、『絞り込み』は有効に働くと思う

あえて断捨離することで愛情や情熱が濃くなるのだ

伝わっているだろうか?

「俺にはお前しかいないんだよ~」

という感じだろうか?

ギターを擬人化するのもアレだが・・・

ギターは弾き手の思いに応えてくれると信じているのだ

どんなギターでも応えてくれる

それを感じる前にギターに飽きてしまう

ギターを手放してしまうということも多い

気の長い話だが・・

ギターの見極めは数年単位になると覚悟しておいた方が良いと思う

良いギターほど良さが出るまでに時間がかかる

ストラトも良さに気づくまでに4年くらいかかった

使用頻度と時間軸の微妙な関係性がある

使用頻度が高い黒テレは恐ろしいくらいに良いギターに成長した


廉価なギターも侮れないと思う

廉価なギターが上のクラスのギターを超えることはない

それは事実なのだ

ピックアップを高級品に交換しても超えられない壁がある

ギターには明確な立ち位置と区分が存在する

それなりに高価なギターが存在する意義がそこにはあるのだ

読者の皆さんがどのようなギターをお使いかは知らないが・・

廉価からの卒業を考えているならば即実行した方が良いと思う

満足度は値段と比例する部分もあると思う

練習する意味が感じられると思う

高価なギターを買っても眺めているだけでは上手くならない

当たり前だが・・・

それが理解できない人がいるのも事実

高価なギターを買って果ててしまう人も少なくない

私の知り合いにも意外に多いのだ

ケースから取りだし、壁に飾って悦っているのだ

気持ちは分からなくもないが・・・

私は逆立ちしてもプレイヤーなのだ

音が鳴らないギターならば必要はないと思う

その為の努力は惜しまない

ノイズの軽減処理も地味な改造ながら私には必須

とにかく弾いていて気になる部分やネガを払拭するのが私流

気が付けば、ドラゴンもストラトも配線を弄っているのだ

ノイズはエレキの宿命なのだ

それを克服するのが命題でもある

ヴィンテージのギターではないのだ

量産の配線を高級品に交換することも否定する人はいないと思う

そんな地味な改造に数千円払えるか?

私は払えるのだ

「ノイズも音のうちだよね~」

ヘッドフォンが主体の私には理解できない

まぁ、考え方の違いだと思う

雑用に合間に少し弾いてみたい


アナログな音でもチェックしてみたい



勢いでストラトの弦も交換する予定なのだ

部屋の掃除も弦交換も勢いが大事なのだ

余談だが・・

昨日は掃除の流れの中でルーターの専用置き台を作った

宅内のWi-Fiで電波の受信が悪い理由の一つに設置場所がある

高さが重要だと思う

詳しくは検索してみていただきたい

床置きは絶対にダメなのだ

複数台の機器を同時に使う場合には置き場所を色々と試してみる方が良いと思う

我が家は私を優先に設置しているのだ







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