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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールカスタムのミニギターを買ったよ・・

2013年12月23日 | 日記
読者の皆さんはミニサイズのギターをご存じだろうか?

通常サイズのギター(スケール)をサイズダウンしたギターなのだ


ミニギターにも色々なサイズや種類が存在する

子供のおもちゃ的なトイギターも数多く存在する

実際に演奏する事も可能だがお世辞にも音程感や演奏性が高いとはいえないのだ

主要目的は『部屋の飾り』という事になる

一方で少々サイズは大きくなるが演奏性を重視したモデルも存在するのだ

通常のギターのネックスケールを2/3程度に縮小したモデルが多いのだ

その他にもネックスケール3/5など意外にも種類が豊富なのだ


フェルナンデスのヒット商品であるZO-3はあまりにも有名だが・・

完全オリジナルデザインなのだ

ボディが象の体、ネックが長い鼻というデザインコンセプトなのだ

ルックスは目を惹くものがあるが・・

演奏性はお世辞にも良くはないのだ

コレクション的な趣を感じる独特のデザインなのだ


好き嫌いが分かれるところだと思う


一方でデザイン的に正攻法を踏襲するモデルも多いの

ストラトやレスポールをそのままダウンサイジングしたモデルなのだ


ある程度ギターに精通した人にはこちらの方が感覚的にピンとくる


前置きが長くなってしまったが・・・

ミニレスポールを購入したのだ



レスポールカスタムのコピーモデルなのだ

ヘッド周りなどのバインディングもそれなりに再現されているのだ



ゴールドのパーツ類の質感も悪くないのだ



ピックガードなども一人前に三層構造になっているのだ



安ギターの場合、この辺りの手を抜くことが多いのだ

フルサイズの場合、気に入らないパーツを社外製品に交換することも可能だが・・

ミニギターの場合には代用品がないのだ

最終的には『自作』という事になるのだ


過去にパーツの自作にも挑戦したことがあるのだが・・

労力の割に満足度が低いというのが私の率直な感想なのだ

それ故に代用パーツが少ないミニギターの場合、ルックスが好みであるか?が重要なのだ


実際のボディサイズはこんな感じなのだ



フルサイズのトーカイの横に並べてみたのだ


レスポールカスタムの特徴としてボディバックの白いバインディングが挙げられる



この辺りも手抜きはないのだ

ペグもロトマチックタイプでツマミの形もカッコいいのだ


ミニレスポールの大きさをご確認いただく為に色々と遊んでみたのだ



トーカイのハードケースに入れてみたのだ

もう一枚・・



さらにウクレレと大きさを比較してみたのだ



フレットの間隔に注目していただきたい



通常のギターよりは間隔は狭いがウクレレよりは広いという感じなのだ

長年、フルサイズのギターを弾いてきた人は慣れるまでに時間がかかると思う

比較的フレットの間隔が広いローポジ辺りで簡単なコードを押さえる程度ならば問題はない

エレキらしいポジション・・つまりはハイポジでの演奏には相当に慣れが必要だということなのだ


幸いにも私の場合、かなりウクレレに慣れているのだ

ボディが小さい事、フレット間隔が狭い事にも特に違和感がないのだ


問題は弦の『テンション』なのだ

ネックスケールはストラトの4フレット分カット、レスポールの3フレット分カットという長さなのだ

デフォルトではテンションを稼ぐ為に011~053という太めの弦が張られていた

この状態で通常のチューニングにセットする事もできるが・・・

それなりにギターを弾ける人には少々物足りないのだ

初心者でも2音アップくらいのチョーキングができるほどのテンションの低さなのだ


テンションの低さはチューニングの設定で克服するのがミニのお約束なのだ

私のミニレスポールの場合には2/3スケールなので
6弦開放をG音に調整する事で通常のレスポールのテンションになるのだ

この状態ならば弦を使いなれた弦に張り替えることが可能なのだ



試しに009~と010~を張ってみたのだ

結果的に010~が使い易いと感じたのだ

ミニながらも非常にレスポールらしい弾き心地なのだ

まぁ、ミニギターそのものが未知の存在なのでこれで決まりというわけではないのだ


おいおい極太ゲージの弦やバランスド弦なども試してみたいと考えているのだ

ミニレスポールといえども『弾けるギター』にセットアップするのが私流なのだ


読者の皆さんの中にはこんな感想を抱いている方もいると思う

「安レスポールを手放したのに何でまた安レスポールを買ったの?」

倹約家かつ通常のギター弾きの発想なのだ

無駄遣いは承知の事なのだ


フルサイズの安レスポールを買い直したのではない事に注目していただきたい

ポイントは『ミニサイズ』なのだ


自宅での演奏はもちろんの事、積極的に外に持ち出したいという思いで購入したのだ

スタジオなどにギターを運び込む時に車を利用するのだが・・・

フルサイズのギターを車内で弾くのはサイズ的に辛いのだ


運転席ならボディのボトム部分がドアの内張りに触れてしまう

助手席ならばヘッド部分がガラスに触れてしまう


楽しむどころか、むしろストレスになってしまうのだ

友人や家族などとの待ち合わせの際のちょっとした時間を車内で過ごすことも多いのだ

特に寒さが身に沁みるような冬場などは車の外に立っている必要もない


普通の人は温かいコーヒーを片手にオーディオなどを楽しむと思う

読者の方もご存じのように私は『ギターオタク』なのだ

傍らにギターがあれば幸せな性質なのだ


そんなイメージも含めてミニレスポールを購入したのだ

まぁ、最終的には部屋のインテリアの一部というイメージも考慮しているのだ


気軽に音を出せるアイテムとして以前から気になっていた製品があったのだ

VOXのプラグインアンプなのだ



単四電池二本で駆動するのだ

連続使用時間は約20時間くらいだとお兄さんが言っていた

使用電池や使用条件でいくらかの差は生じると思うが・・・

想像していたよりも使用時間が長いのもポイントなのだ


以前にBOSSのBR-80を外に持ち出して遊んだことがあるのだ

単三電池二本というのはお手軽なのだがすぐに電池切れになってしまうのだ

多機能故に仕方がないと思う

宿泊先のホテルなどACアダプターが使える環境ならばかなり便利なマシンなのだ


最近はブログで紹介していないがブルースハープの練習などでも重宝しているのだ

外ならば近所迷惑を気にしないで練習や録音に没頭できるのだ


VOXはギターのジャック挿入口にこのように取り付けるのだ



ボリューム、トーン、ゲインが調整できるのも優れモノなのだ


発売当初は3種類しかラインナップが無かったようだ

現在ではアンプやエフェクト、その他のプラグインパーツも充実しているようだ


マーシャルのモデリングアンプを購入したのだ

「こんなオモチャでマーシャルの音なんか出るの?」


これが不思議なのだ

それなりに真空管アップの雰囲気を再現しているのだ

実は何でも自身で購入して実験している楽器店のお兄さんの勧めなのだ


携帯に便利という理由でプロにも愛用者が多いらしい

ちょっとしたフレーズ作りや本番前のウォーミングアップに最適なのだ


ペチペチの生音で弾いている人も多いが練習にはならないのだ

迫力ある音は微妙な指先のコントロールで生まれるのだ

実際のリアルな音を耳で確認することで指先のタッチを加減しているのだ


それ故にどんな場合(ヘッドフォン環境も可)でもアンプの音を確認しながら弾く事が大前提なのだ


車の中で弾くでも、公園で弾くでも・・アンプ的なものが不要ならばむしろアコギが適しているのだ

特にエレキである必要もないと思う

さらにはボディが小さい利便性も感じられないのだ


賢明な読者の皆さんには私が言いたい事が伝わっていると思うが・・



「実際、ミニギターの品質ってどんな感じ?」

と思う方も多いと思う


ネックやボディ材などはフルサイズの安レスポールと同等なのだ

つまりは値段相応という事なのだ

価格的に多くは望むべくもないが・・・

楽器としての必要最小限の要件は十分に満たしていると感じられるのだ


私が最も重視する部分は『音程』なのだ

小さいからという理由で『音痴』なギターは楽器としては不十分だといえる


未だに過去の粗悪だった時代の安ギターのイメージを引きずっている人が多いようだ

最近の安ギターの制作にはデジタル技術が投入されているのだ

特にフレットの打ち込み位置の計測に高精度のマシンを用いることで結果的にコストダウンにつながっているのだ

一昔前までは職人さん(工場のスタッフ?)による手作業の部分が多かったのだ

個人の経験値による仕上がりの差が見られたのだ


現在もフレットの打ち込みは手作業だが位置決めは機械で行っているのだ

近年の安ギターのピッチが良くなった理由の一つなのだ


今回私が購入したミニレスポールも非常に音程感が良いのだ



充分に楽器として成立しているのだ


音にシビアな私としては・・
飾り用専用のレスポールならば不要なのだ


正直な話、実際に手にとってみれば細部の作り込みが甘い部分も多々あると思う

塗装にしても多少のムラが見られる

まぁ、許せる範囲なので購入を決めたのだ

値段も学生さんの小遣い程度なのだ


ギブソンやトーカイならばこのような場合には購入を見送ると思う


楽器店でも安ギターを片手に品質について店員さんに突っ込みを入れている客さんがいる

まったくギターを知らない人なのだ

そもそも、安ギターに品質云々を問うのはナンセンスの極みなのだ

「こんな値段でエレキが作れるの?」

と感じる低価格モデルも多い

こんなお客さんにかかればメーカーの努力や試行錯誤も水の泡なのだ


それならばもっと購入資金を用意してから出直すべきなのだ

私も同感だが・・楽器店のお兄さんの意見を代弁してみたのだ


どの業界にも言えるが・・

意味の分からないお客を相手にすることが小売業の最大のストレスなのだ

私のように好意的で理解力のあるお客は少ないというのが現状なのだ


大学時代に小売業のバイトを多数経験しているので売る側の気持ちも少しは理解できるのだ


話が脱線したが・・

ミニレスポールは楽器としては合格なのだ


実際の音はどうか?

フルサイズのレスポールでも述べたが・・

ギターの音色には色々なパーツが関係している


その中ではやはりピックアップの性能や特性は欠かせない

ミニレスポールには以前に手放した安レスポールと同じピックアップが付いているのだ


グラスルーツの低価格モデル用の量産ピックアップなのだ

歪みはそこそこ良いがクリーンはダメという定番なのだ


低価格のピックアップの特徴なのだ

ピックアップをパワフルな味付けにして音を盛るという古典的な手法なのだ


未だ、ダンカンなどの社外製品を経験したことがないという方はこの年末年始に経験していただきたい

特にピックアップがお買い得という時期でもないが・・・

休みを利用してじっくりと弾き込むことができると思うのだ


ピックアップの交換でギターが別物に生まれ変わる可能性は大なのだ

結果が好みかどうかは交換しなければ分からない

とにかく別の音になることは必至なのだ


ミニレスポールもコストを抑えたモデルだけに重要なパーツにもコストダウンが見てとれる

コンデンサー好きの私としてはコンデンサーが気になるのだ


やはり100円程度の名も無きコンデンサーが用いられていた

コンデンサー交換をしている間に不要なコンデンサーが手元に残ったのだ



共にセラミックの安物だがデフォルトの極安コンデンサーよりはマシだと思うのだ

とりあえずブランド品なのだ



不要なオレンジドロップもストックしてあるが今回はセラミックも実験してみたのだ



実際に取り付けてみた結果としてフロントは良い感じなのだ

デフォルトの安ピックアップままだが・・音抜けが良くなったのだ


リアはセラミックでは物足りないのだ

音に艶やかさが感じられないのだ

ある意味、これがセラミックコンデンサーの特徴だといえるのだ

無機質でエッジが効いた音色のリフなどを刻むにはむしろコンデンサーがむいているかも?


まぁ、値段というよりは音色の好みと用途で使い分けても良いと思う


結局、リアにはオレンジドロップを使用したのだ



個人的にはオレンジドロップへの換装は相当にお薦めのカスタムなのだ

1000円未満でプラスαの音がゲットできると思う


初心者にも交換を実感できる個性を持っているのだ

「コンデンサーの交換が実感できないんだけど・・」

という意見を耳にするが・・・


ギター弾きとしてはある意味で『問題あり』だと思う

仮にそのレベルの人がさらに上のモデルの購入を考えているならば、ちょっと考え直した方が良いと思う


まぁ、高級ギターの楽しみは演奏だけではないが・・・

眺める為だけに購入する人もいるのだ

「うわ~ ギブソン買ったぜ~♪」

楽しみ方に制約や決まりはないのだ



とりあえず、コンデンサーの交換でかなり音が見えるようになってきたのだ

ここまでの作業は大したレベルではないのだ


普通の人?はこの辺りで完了すると思うが・・・


私は自他共に認める『変人』なのだ


以前の安レスポールをダンカンに交換した件はご存じだと思う



かなり使えるギターになったのだ



ダンカン特有のロック的だが繊細な音を手に入れたのだ



”安ギターもピックアップ交換で劇的に良くなる!”

を身を持って体験したのだ


現在はダンカンをトーカイに移植して使っているのだ




”良いピックアップを良いギターに載せることでさらに活きる・・・”

ということも実感したのだ


ある意味で良いギター(高級ギター)の『購入の意味』を感じているのだ

ギター選びを金額主体で考えている人に目指すような音は作れない(弾けない)という事なのだ

それなりに上手い人ならば改造を施した安ギターでもカッコいいプレイを聴かせられる

しかしながら演奏している本人がその薄っぺらい音に飽きてしまうのだ

「何か楽しくないなぁ・・」

という流れで使用頻度が低くなる傾向が見られるのだ


今回もミニレスポールにダンカンを載せるのでは芸がない

さらには経済的にも無駄な出費という事になるのだ


ある意味ではピックアップを載せ換える前に大凡の音が想像できるのだ



・・という流れで遊んでいるトーカイ純正のピックアップの換装にチャレンジしたのだ




ミニレスポールの場合、正面から見たサイズも小さいがボディ厚も薄いのだ

それ故にフルサイズ用に設計されたトーカイのピックアップを取り付けるには若干の加工が必要なのだ



ピックアップキャビティ内部なのだ



取り付けの為にボディ内部を若干削る必要があるのだ

この作業の関しては過去にコンターを施しただけに特に問題はない

むしろ、部類的には軽作業にあたると思える


実際のところ、ネジ締めの『ポン付け』で取り付けられるパーツも多いが・・

要加工という場合も多々あるのだ


楽器店に作業を依頼した場合、必ず別途費用を請求される

信頼できるリペアショップならば仕上がりもキレイなのだ

稀に雑な業者の場合、素人以下の作業にも関わらず高額な料金という場合もある

特に悪意があるわけではないようだ


要するに不器用なのだ

突っ込んだ言い方をすれば職業を間違っただけなのだ

そんな業者に間違ってフレット交換など依頼した場合、大変な事になるのだ


心配は無用なのだ

楽器店と契約しているようなリペアショップの腕はかなり良いのだ

値段ばかりが目に付く格安料金の業者が怪しいのだ

ギターのパーツ交換やリペアの主要部分は工賃なのだ


自転車のバルブ交換に500円くらいかかるようだが・・

実際には100円程度でバルブが数本セットで販売されている

つまりは400円以上が自転車屋さんの工賃なのだ


ギターも一緒なのだ

稼ぎ頭である工賃を他店の半額に抑えられるにはそれなりの理由があるという事なのだ


ネットで弾かずしてギターを購入できる人ならば、あまり気にならないと思う

ギター好きの読者に皆さんにはあまりお薦めできないのだ


またまた脱線してしまった・・


そんな感じで今回はトーカイ製のピックアップに交換してみたのだ

トーカイのピックアップについて触れたいと思う


基本的にラインナップは4つだと思う

いわゆるアジア生産の低価格モデル専用の安ピックアップ、

グラスルーツのピックアップと同じようなものなのだ


音色よりも生産性を重視したモデルなのだ

それ以上のモデルに搭載されているのが私が購入したレスカスのピックアップなのだ


10万円前後のモデルと20万円を越える私のレスカスが同じピックアップなのだ

「何か納得できないなぁ・・」

という感じなのだ


10万円前後のモデルを購入した人の満足度は高いといえる

上級機種と同じピックアップなのだ


この考え方は他のメーカーにもいえるのだ

同メーカーのギターにもモデル形式、値段の差がある

すべてのギターの為に専用のピックアップを開発していたのでは効率が悪いのだ

さらには無駄なコストがかかってしまうのだ


メーカーによっては購入後にユーザーが改造を施すをことを前提に開発している場合も多い

もちろん、公的にそれをアナウンスすることはない


”ボディとピックアップの最良バランスを実現した・・・”

というのはギターカタログなどのお約束の謳い文句なのだ


つまり、搭載されているピックアップがベストだという根拠はないのだ

無改造を信条にしている人も多い


中高年で高級ギターを所有している人に多い傾向なのだ

年代的に『改造』という言葉に悪い印象を抱いているのだ


ある意味では素直なお客さんでもあり、メーカー主導の扱い易いお客さんという事になる

このタイプの人はギターを人生の共としながらも音を極めることができない典型例なのだ


トーカイの中堅的ピックアップの印象は

”可もなく不可も無く・・”

なのだ


謳い文句ではギブソンのヴィンテージピックアップを忠実に再現したとアナウンスしているのだ

非常に繊細で音の分離が良いピックアップなのだ

粗削りで雑な面がまったく感じられない優等生なのだ


この辺りも好みなのだ

好きな人は好きだが嫌いな人にはちょっと・・という微妙な立ち位置なのだ


私的には好きな音ではない

ダンカン製の存在を知らなければそれで納得できるクオリティという感じなのだ


ロック的な要素が欠けているというか・・

物足りないのだ


ミニレスポールの用途が重要になってくるのだ

特にこのギターでロック的なリフを録音するつもりはないのだ

むしろ、独特な音に響きを活用して変則チューニング専用に使ってみたいと考えているのだ

それ故に強力な歪みよりはクリーン~クランチでの音の分離を重視したいのだ


”歪みは苦手だが音の分離が良い・・”

というトーカイ純正のピックアップが最適な選択なのだ


ピックアップの交換以外にも手を入れたのだ

簡単に取り外せるパーツを手作業で磨いたのだ



ピックガードなどもエッジの処理が甘いのだ

トーカイは剃刀のような鋭く美しい仕上げなのだ


一方のミニは微妙なのだ

「何で?目に見える部分なのに・・」

この辺りの雑さがアジア生産の課題なのだ


アジアの生産ラインで高級材を用いた上級機種を製造したらどんなギターで完成するのだろうか?

実現することはないが・・
個人的には非常に興味があるテーマなのだ

最終仕上げに関する部分はUSA製も含めて『国民性』なのだ

日本人にも不器用で大雑把な性格の人もいる


何とも言えない部分なのだ


私の作業風景なのだ



常にこんな感じになってしまうのだ




ミニレスポールから取り外したピックアップなのだ



再利用の予定はないがストックしておくのだ

売却の際に必要になってくるのだ


以前は不要なパーツを捨てていたのだが・・

ギター売却の際に困ったことがあったのだ


ギターを買う時に売ることは考えていないのが普通なのだ

最近ではギターの売却、買い取りというのが
定着してきた感があるが一般的には手元に置いておく場合が多いと思う

つまり、どんどんと押し入れの中でギターが増殖?していくのだ


私的には弾く気がしなくなったギターは不用品なのだ

「何かの時に弾くかな?」

何か?は何時なのか?


そんなギターは結局弾かないギターになってしまうのだ

二束三文で売ってしまうギターを何故購入したのか?

自分自身でも謎なのだ


いわゆる、

”突発的な買い物衝動・・”

だと解釈しているのだ


まぁ、好きなギターを自由に売り買いできるうちが華だと思っているのだ


今回のミニレスポールに飽きるのも時間の問題のような気もしているのだ

ちなみにフルサイズギターとの大きな違いは
『部屋の飾り』という第二の人生の選択肢が残されているということなのだ



ケースはこんな感じなのだ



フルサイズのグラスレスポールのケースはショボかったが・・

末っ子レスポールの方がケースがカッコいいのも不思議なのだ



見る人が見れば分かるという感じなのだ

「ESPのギターじゃん~ カッコいい~」

となるかは分からないが・・・


ギブソン製のハードケースを持ち歩いている時の優越感にも似ているのだ


ショボいメーカー製の場合は無地が良い

自慢できるメーカーの場合には是非ともメーカーの名入りを作ってほしい


私も含め、日本人は世界一ブランド品に弱い人種なのだ



まぁ、日本人が素直で単純であると揶揄される所以なのだ


実際の音源は少々お待ちいただきたい

実は乗りかかった船・・
という事で配線材の見直しを行っているのだ



今回のミニレスポールのコンセプトは・・


”手間を惜しまず出費を抑える・・”

なのだ









USA製ストラトキャスターの魅力について考えてみる・・・

2013年12月21日 | 日記
ギブソン購入後にレスポールネタが続いたので・・
久々にストラトについて少々書いてみたいと思うのだ

レスポールも相変わらず根強い人気を誇るがストラトも負けていないように感じる

市場に溢れる様々なギターの多くはレスポール&ストラトに多大な影響を受けているのだ


歴史的な流れではレスポールの方が数年ほど早く世に送り出されたのだ

ご存じだと思うがレスポールというネーミングは開発者であるレスポール氏に由来するのだ

「レスポール氏って誰?」

という方は勉強不足なのだ

若かりし頃は全米一位を獲得したことがある人気ギタリストなのだ

演奏面でも後継に大きな影響を与えている人なのだ

特にレスポールが好きだという方は是非とも検索していただきたい



レスポールの前身はアコギにピックアップを取り付けたモデルだったのだ

「大音量でもハウリングが起こらないギターが出来ないかな・・?」

という試行錯誤の末に完成したのがレスポールの形となるのだ


一号機はシングルピックアップ搭載のモデルだったのだ

現在ではロック的なイメージが強いレスポールだが当初はジャズ向けのモデルという位置づけだったのだ


のちにその豪華なルックスに惹かれて黒人のブルースギタリストに愛用されるようになっていくのだ

ハムが搭載されたのはその数年後という流れになるのだ


”レスポール≒ロック・・”

という流れを作ったのはエリッククラプトンなのだ

ストラトのハーフトーンを世に浸透させたのもクラプトンだと言われている


レスポールのネガな部分を改良する形で生まれたのがストラトなのだ

ボディバックのコンター加工、エルボーカット加工、ハイポジの演奏性を向上させたボディ形状

さらにはレスポールでは不可能なアーム機構etc・・・



レスポールがジャズ向けのモデルに対してストラトはカントリー向けとして開発されたのだ

ジミヘンの出現で流れが大きく変わるが・・・

基本的にストラトのアームはスチールギターの音程変化を真似たものだと言われているのだ

つまりはトリッキーなプレイをするように設計されていないのだ



ジミヘンによるウッドストックでの爆音アームプレイは伝説として語り継がれているのだ

是非とも動画で検索していただきたい


ジミヘンに憧れ、影響を受けたのがジェフベックということなのだ

ジミヘンの粗削りなアームプレイを洗練させたものへと昇華させたのだ


ジェフベックのアームプレイは唯一無二の世界観なのだ

素人であのフィーリングを再現できる人は稀なのだ

力技の速弾きを楽々とこなす人は意外に多いように感じるが・・・

繊細なプレイ、表現力という意味ではプロに遠く及ばないのが現実なのだ


プレイもさることながら、良い機材(ギターやアンプ)を手に入れても音作りが下手なのだ

まぁ、私も他人のことをとやかく言える立場ではないが・・・

楽器店のお兄さん達は私の音作りのセンスを褒めてくれることが多いのだ

最近ではギターの音作りという点に限ってはかなり満足しているのだ


レスポールとストラトは似て非なり・・なのだ


レスポールを『芸術品』だと例える書籍や評論家も多いのだ



ボディトップの曲面がヴァイオリンのそれと酷似しているという人もいる



余談だが・・

レスポールのコピーモデルの多くはこのカーブが微妙に異なるようだ

それが狙いなのか?は私にも分からない

「ボディトップの曲面はトーカイが世界一だ!」

と・・そんなブログを見かけたことがある


あくまでも好みだと思う

少なくとも本家がベンチマークであることは確かなのだ


ストラトは『万能なマシン』という例えをされることが多い



ボディトップはレスポールと相対するフラット加工なのだ

メンテ性の向上を狙ったものだと言われているのだ



実は本家USA製とその他のコピーモデルには微妙な違いがあるのだ

メンテ性を重視した本家モデルではピックガードを問題なく裏返せるのだ



配線の取り回しが巧みに計算されているのだ



安ストラトの場合、このようにはいかないケースが多いのだ

コンデンサーの交換一つも大変な作業になってしまうのだ



ストラトをお持ちの方は是非とも確認していただきたい


効率良く配線が配置されていればピックガードが簡単に裏返せるのだ

良いストラトの一つの証でもあるのだ


一般的にレスポールの方が価格が高い、高級であるというイメージが浸透しているようだ

実際にレギュラーラインにおいてはギブソンの方が数割増しという印象を受ける


しかしながら、カスタムショップに至っては両者に差は無いように感じる



ボトムラインが30万円台の後半、売れ筋が50万円台、100万円付近の価格帯は両者に存在するのだ


レスポールを意識して限定品として販売されたキルトメイプルのストラトは120万円~の価格設定なのだ

個人的にはトラ杢はレスポール意外には似合わないと思う


むしろストラトはカラーのべた塗りがストラトらしいと思うのだ



レスポールの場合にはどちらも可なのだ



まぁ、個人的な感想だが・・・



カントリー仕様というデビューのストラトだが・・・


”ストラト≒ハードロック・・・”

という流れを作ったのはリッチーブラックモアだと思う

それ以前はそんな弾き方をする人が少なかったのだ

実際に歪ませて弾いていた先人は数多くいるがギター小僧のハートに響かなかったのだ


この流れはレスポールとクラプトンのそれに似ているのだ


つまりは音楽的に群を抜いて優れている証なのだ


私も当時は夢中になってコピーしていたのだ

どれもこれも中途半端になってしまい完全コピーに成功したのは『スモーク・・』だけなのだ


現在ならば、かなりの曲がフルコピーできると思う

まぁ、特にレインボーをコピーする意味は感じられないが・・


ストラトをロックに昇華させた理由の一つに音色が挙げられる

実はリッチーは早くからピックアップの改造に取り組んでいたのだ




ダンカン製の特注品なのだ


ちなみにリッチーに憧れたイングヴェイもダンカンの愛用者なのだ

生産完了品だがシグネチャーモデルが発売されていたのだ


ストラト≒非力という流れをピックアップ交換で補っていたのだ

レコーディングでも爆音でマーシャルを鳴らすことでも有名だったようだ

当時はライブとレコーディングの垣根がなかったらしい


つまり、ライブでの音作りをそのままレコーディングに用いていたといえるのだ

伝説のエピソードがあるのだ偶然にもツェッペリンとジミヘンが同じレコーディングスタジオで隣り合わせていたのだ


ジミヘンは爆音でマーシャルを鳴らしてレコーディングしていたらしい

一方のジミーペイジは小型アンプを鳴らしていたというのだ


ツェッペリンは試験的な試みが大好きだったらしい

これはビートルズにも共通しているのだ


実際のアルバムでは迫力のギターサウンドだが・・

実際には小型のアンプを好んでいたという事が後のインタビューで本人から語られたのだ

「小音量の歪みの方がコントロールし易いんだよね」

「あとはミックスの段階でライブの迫力を加えるのさ・・」

という事らしい


実際に現代でも用いられている手法なのだ

歪みの量を抑えれが後でコントロールし易いのだ

必要ならば卓で歪みを加えれば良いのだ


アンガスヤングなどは当時のエンジニアの提案でクリーンで録音していたらしい

クリーンであのノリが出せるのも凄いと思う

さすがに超一流のギタリストなのだ

私のようなレベルではクリーンではリフのアイディアさえ浮かばないと思う


ある種、ギターの音色にインスパイアされてフレーズが浮かぶということも多いのだ

良いフレーズが浮かばない、ノリが出ない・・という場合には音色を根本から見直す必要がある



ストラトはその弾き易さから初心者向けと言われることが多い

個人的には賛成なのだ

ロングスケールによる適度なテンション感もストロークで遊ぶには向いていると思う

そもそも初心者に音色などないのだ


楽しく遊べるか?が重要なのだ

体が小さい人の場合にはさらに小さいムスタングのコピーなどもお薦めなのだ

女子がストラトを抱えている姿を見ると確かに少々大きいように感じられる

大きさだけをみればレスポールの方が良いが痛いし重いのだ

ネックの形状も初心者向けではないのだ


やはりストラトでギターの楽しさに触れるのが良いと思う



しかしながら、脱初心者~中級者では話は別なのだ

さらに一歩踏み込んで音色に拘る必要があるのだ


目指すべきはストラトマスターであるChar氏のような音色&演奏だと思う

好き嫌いは別なのだ

ストラトプレイのベンチマークだといえる


本家フェンダーがシグネチャーモデル(日本人初!)を作るほどの腕前なのだ

ストラトの真骨頂は何と言っても『音の強弱』なのだ


「斧を振り下ろすように弾き・・時には羽で撫でるように弾くのさ・・・

と語ったのはストラトの名手であるレイヴォーンなのだ



私が音作りのお手本にしているギター弾きなのだ

マーシャル&フェンダー系という同時鳴らしというハイブリッドな手法を取り入れたのも素晴らしい!

私もGT-100では各種のアンプをミックスすることが多いのだ


ストラトの音色に憧れながらも挫折していく素人ギター弾きが多いのだ

「俺にはシングルは無理かな?」

そんな流れでレスポールに転向する人も少なくないようだ


実際にレスポールが簡単か?と問われればNOなのだ

レスポールにも独自の弾き方、鳴らし方があるのだ

ハムの方が多少の誤魔化しが効くという点がメリットだろうか・・?


極論だが・・

ストラトが自在に鳴らせる(弾ける)ようになれば、どんなギターも弾けるようになるのだ


私もルックスに惹かれてストラトを購入したのだが・・

購入の当初は正直なところ少しだけ後悔したのだ

「全然、カッコいい音が出せないなぁ・・・」

「歪ませても迫力がないし・・何かなぁ・・・」

という感じだったのだ


根本的な間違いに気付いていなかったのだ


ハムのセッティング(アンプやエフェクターなど)でストラトを鳴らそうとしていたのだ

比較すれば当然ながらストラトは非力で迫力に欠けるのだ


間違いに気付いたのは購入から数ヵ月後なのだ

「ストラトが上手い人の演奏をしっかり聴いて勉強しよう」

とにかくジェフベックを筆頭に色々なストラト弾きを熟聴したのだ


特にジェフベックは主要なアルバムはすべて購入したのだ



実はジェフベックも最初はレスポール弾きだったのだ

ジミヘンの凄さに尻ごみしてストラトを弾く事を遠慮していたエピソードは有名なのだ

あのクラプトンも同様なのだ

「ジミの前じゃ恥ずかしくてストラトなんか弾けないよ・・」

・・というくらいジミヘンは偉大だという事なのだ


個人的にはジミヘンからは『コード崩し』(以前にご紹介したと思う)とファズのつか方を学んだのだ


とにかく、第一歩として演奏よりも音色を真似る事に徹するべきだと思う

音色をコピーできるようになれば、自ずと演奏力も鍛えられるのだ


まぁ、そんな感じなのだ

今回の音源は『コピー大会』というイメージで作ってみたのだ

プロのコピーに励む人は多いが・・・

ドラム、ベース、鍵盤etc・・・までもコピーするのが私流なのだ

レスポールのハムサウンドとは異なるシングルの繊細さを感じていただきたい



ストラトの真骨頂は『鈴鳴り』なのだ

ジェフベック&レイヴォーンなのだ


トーカイレスポールカスタムでTAK風に弾いてみた・・・

2013年12月18日 | 日記
私の所有するギブソンもトーカイもかなりネックが太いタイプなのだ



巷で話題になっているヴィンテージレスポールの中心的存在である59年製のコピーなのだ



ギブソンの歴史を辿ると60年モデルでかなりスリムなネックが採用されるのだが・・・

数年後に再び極太ネックへと戻るのだ

慣れれば特に問題はないがアイバニーズのような極薄タイプのネックに慣れている人は違和感を感じると思う

さらに手が小さい人や女性にも向かない仕様だといえるのだ

レスポールは弾き手を選ぶギターなのだ

立って演奏するような機会が多い人はその重さにも慣れる必要があると思う

まぁ、色々と難はあるが・・

それ故に弾きこなせた時に感動も大きいと言えるのだ


演奏性を左右する部分としてネックの存在は大きいように感じる

とくかくテクニカルな演奏が信条だという人は迷わず薄型のネックのギターを購入すべきなのだ

速弾きの際のアドバンテージは極太ネックの比ではない


最近の私は速弾きよりもコード感を重視した演奏に興味があるのだ

今さらだが・・ジミーペイジ師匠の多大な影響だと感じているのだ

速さよりもギター本来の鳴りを意識して演奏しているのだ

それ故にネックの太さは演奏上の支障にはならないのだ

その気になれば速弾きも十分に可能だと思う


話は変わるが・・

先日、ネット検索でTAK氏のシグネチャーモデルを見かけたのだ



日本人初のシグネチャーモデルという事になる

これはかなりの偉業なのだ

読者の方もご存じだと思うが氏は若い頃からギブソンのレスポール一筋なのだ

ギブソンに対する貢献度とその演奏力が認められたのだと思う


数年前にラリーカールトンとのコラボを成功させたのだ

実はこのオファーはラリー側からなのだ

「何か日本に凄いギブソン弾きがいるみたいだなぁ・・」

世界中のギター弾きが憧れるラリー師匠から認められたことも凄い事だと思う

とにかく凄いギタリストだということは間違いない


ある曲のソロのレコーディングに約半年も費やしたという伝説もあるのだ

並みのギタリストならば妥協という形で処理してしまうのだ

周囲のスタッフは何が気に入らないのかが分からなかったそうだ

「今のテイクもかなりイケているけど・・何がダメなのかな?」

天才の心中は凡人には理解できないという事なのだ



カスタムショップ扱いで定価50万円を越える高級機種なのだ


ルックスから察するにおそらくレスポールカスタムをベースにしていると思われる

ボディ材の構成も非常に似ている

指板もカスタム同様にエボニーが用いられているようだ



レスポールカスタムのダブルカッタウェイ仕様という位置づけだろうか

ピックアップもかなり強力な社外製にカスタマイズされているのだ


何となく私のトーカイに似ているような・・・



ピックアップをオープンタイプのダンカンに換装した事でかなりロックなギターに生まれ変わったのだ



トーカイのギターは過去にも何本か弾いたことがあるがとにかく作りが丁寧なのだ

メーカーの狙いかは分からないが・・・

唯一の弱点はピックアップにあると思う



純正のピックアップは繊細ではあるがとにかく非力なのだ



ギブソンのPAFのコピーだと謳っているが少々物足りないのだ

私のギブソンに載っている57クラッシックもコピーだがかなりパワフルなのだ


レスポールに対するメーカー間の考え方の違いだと思うのだ



ネットでもトーカイを改造ベースにしている人が多いように感じる

ピックアップをパワフルな物に交換するだけでも劇的に良いギターに生まれ変わるのだ


まぁ、レスポールでジャズ、ブルースをメインに演奏する人は純正のままでも遜色はない


トーカイには私の所有するカスタムを筆頭に何種類かラインナップされているようだ

ポイントは指板の材質なのだ


エボニー指板を用いているのはフラッグシップモデルである私のカスタムだけなのだ

それ以外はローズウッド仕様という事になる


ここは非常に重要なのだ

エボニーはローズよりも硬い木材なのだ


それ故に音の立ちあがりが良く、明瞭な音が特徴なのだ

一方のローズは太く、温かい音が特徴になるのだ


つまり、ボディがカスタム仕様だとしても指板がローズでは本来のカスタムの音は出ないのだ


”黒いレスポールモデル・・”

という事になる


アジア生産の最下位モデルではボディにバスウッドが用いられているようだ

完全に別物のギターになってしまうのだ


最近になって、ボディ材やネック材、さらに指板などの構成パーツの重要性を痛感しているのだ

ストラトに用いられているアルダー材も本家USA製のジャパンではまったく異なるという


本家とコピーモデルでは形がそっくりなだけにその価格差に違和感を感じている人も多いようだ

値段の違いは使用材の違いなのだ


使用材の違いは弾き心地と音に如実に反映されるのだ

USA製を経験した人が他のモデルに移行できない理由の一つなのだ


私も同様なのだ

USA製を所有しつつ、他のギターに手を広げるということは十分に有り得るが・・

USA製を手放し他のギターにスイッチするという事は現状ではあり得ないと感じているのだ


本気でギターを弾きたい人・・・

趣味としてのギターを極めたい人・・・・

は多少無理をしても高額なギターを手に入れるべきだと思うのだ


数え切れないほどの安ギターを弾き倒した私からのアドバイスなのだ


”良いギターを買えば腕が後からついてくる・・・”

昔から言われている言葉だが其処に嘘はないように感じる


高いギターが良いギターであるとは限らないが・・

少なくとも高額なギターが良いギターであるという確率は格段に高くなると思う



トーカイの極太ネックに負けじと久々に速弾きで演奏してみたのだ

常連読者の方は過去に聴いたことがある曲だと思うが・・・

改めてトーカイで弾き直してみたのだ

マーシャル&ガバナーというロック王道の組み合わせなのだ

レスポールも音作りでかなり色々な音が作れるのだ

初心者の方は参考にしていただきたい

音が見える程度に歪みを抑えるのが私流なのだ



後半はツェッペリンの『永遠の詩』という曲のコピーなのだ



こちらはギブソンで弾いているのだ




TAK氏がアリーナ級のライブで演奏している姿をイメージして演奏しているのだ

DAWでの作曲に観客の歓声を取り入れるのは世界中で私だけだと思う

これも一つのアイディアなのだ

ライブ感が倍増するのだ

如何だろうか?

全体的にリバーブで空間を演出しているのだ






余談だが・・

実は追加でレスポールモデルを注文しているのだ



レスポールのミニギターなのだ

コチラと迷ったのだ



嘘臭い貼りメイプルよりは精悍な黒の方がそれっぽく感じられると思うのだ


部屋のインテリアとしても可愛いと思う

レスポールの2/3というサイズなので演奏も十分に可能だと思うのだ

「ミニギターってどんな音がするのかな?」

ピックアップやブリッジなどは通常サイズなので社外品にカスタムも可能なのだ

本日、入荷の予定なので楽しみなのだ

実は実物を確認しないで発注したのだ

値段が値段だけに失敗は恐れないのだ


まぁ、こんな買い物も面白いと思うのだ

待ち時間に車の中で演奏しても楽しいと思う


最近ではすっかりレスポール派になってしまったのだ

調整後に実際の音源と共にリポートしたいと考えているのだ



ギブソンレスポールってやっぱり凄いねぇ(^O^)/

2013年12月16日 | 日記
今年も残すところあと僅かになってきたのだ

読者の皆さんはどんな一年だっただろうか?

私のブログに影響を受けてギターを再開した人、あるいは弾き始めた人・・
など様々だと思う

私にとっては何かと収穫が多い年だった気がしているのだ

『ブログを継続していて良かったなぁ・・』と感じているのだ

さらには念願だった本家ギブソンのレスポールを手に入れられたのも非常に嬉しく感じているのだ



ギター好きとしては本物レスポールとストラトを同時所有できるのは至福を感じる



さらにトーカイを良いタイミングで購入できたのもラッキーだったと感じているのだ



個人的にはギター購入にはタイミングが重要だと感じているのだ

「ギターなんかいつでも買えるさ・・」

という人に限って良いギターに出会うことは少ないようだ


ネットなどの検索ワードでも『ギブソン』『レスポール』『ストラト』が頻出しているようだ

特にギブソンレスポールで検索をかけている人が多いように感じられる

やはりギター界の王者だけに注目度が高いのだと思う


ストラトも高価なギターがラインナップされているが・・

手に入れる際にはギブソンの方が値段的に若干ハードルが高いように感じられる

特に高価というわけではない気がするが・・

やはり若年層にとっては微妙に手が届かない価格帯であるのも事実なのだ


USA製のギターに憧れながらも実際に楽器店でお手頃な価格のギターを目にすると悩んでしまうのだ

「ジャパンのストラトも形はそっくりだし・・」

「これなら小遣いで買えるかな? まぁ、いいかな・・」

納得というよりは妥協の感が強いのだ


私にも似たような経験が何度もあるのだ

正直な話、トーカイを購入する際には本当はギブソンが欲しかったのだ

諸事情でトーカイの購入を決めたのだ


試奏して購入したのだが・・

自宅に持ち帰ると何となくモヤモヤした感が否めないのだ

想像以上に良いギターを手に入れたにも関わらず何か納得できないものがあるのだ

単純な理由だが・・


”本物のレスポールではない・・”

というくだらない理由なのだ


トーカイを弾きながら、頭の中でギブソンの音や弾き心地をイメージしている自分がいるのだ

もちろん、ギブソンを何度か試奏したことはあるが高価な商品(売りモノ)であるが故に演奏に遠慮があるのだ

つまり、キズがつかないように優しく弾いた事しかなかったのだ

最近は無遠慮なお客さんが増えたようだが・・

是非とも賢明なる読者の皆さんは後ろ指を指されるようなお客さんにならないでいただきたい


良いタイミングでお金の都合がついたのだ

結局のところ、偶然というよりはギターを購入したいという意欲がお金を引き寄せる気がしているのだ

本格的に重い腰を上げなければ絶対に良いギターは手に入らないという事なのだ


最近は何でも簡単に調べられるご時世になった気がしている

それは便利な事なのだが・・・

あまりに調べ過ぎた結果として情報過多になりギターが買えない(選べない)という人も多いのだ

個人的にはネットの意見や情報は程々に・・と思っているのだ


特に初心者から中級者はネットの情報を的確に分析できる感覚を養うべきなのだ

特に特定のギターやメーカーに対する中傷的意見は微妙なのだ

絶対的な『USA製信者』というタイプの人の意見は非常に偏っている

「所詮、コピーレスポールじゃギブソンの音は出せないよ」

「くだらないギター買うなら、金を貯めてギブソン買いなよ」

概ねQ&Aの回答にはこんなパターンが多いのだ

確かにギブソンで弾けばギブソンの音になるのは事実なのだ(当たり前だが・・)

しかしながら、それがカッコいい音であるかは別物なのだ


USA製のギターに対する個人的な感想としては・・

”懐が深いギター・・”

という印象を抱くなのだ


聴き手というよりは弾き手の感覚の話なのだ

言葉で説明するのは難しいのだ


実際に自分自身で手にとって感じるしかない


本家ギブソンやトーカイの上位機種のようなレスポールと
安レスポールを比較した場合に何が違うのか?

ネックの仕込み角度が異なるのだ

ボディに対するネックの傾きを指すのだ

詳しくはネットで検索していただきたい


この画像はギブソンのブリッジとテールなのだ



これ以上はテールが下げられない

ネックの仕込み角度が理由なのだ


特にギブソンの場合、他のギターよりもネックの角度が急なのだ

ネックを斜めに取り付けることで適度なテンション(弦の張り)を確保しているのだ

レスポールにはヘッドにも角度がついているがギブソンやトーカイは安ギターよりも角度がついているのだ




ギターの構造上、非常に高度で手間がかかる作業らしい

大袈裟な表現だが・・

横に寝かせたボディにそのままネックを水平に取り付ける方が作業的に簡単なのだ

コスト的にも低価格帯のギターには無理なのだ


この辺りが初心者にも分かる『違い』になっているのだと思う

適度なテンション感によりカッティングやストロークプレイも容易なのだ


さらに重要なのはやはりボディ材だといえる

ボディトップに硬質なハードメイプルを厚手に用いる事の意味は大きいと感じる

いわゆる『貼りメイプル』の場合、オールマホガニーと同等のボディ構成といえるのだ

一方の高級レスポールではかなりの厚みでメイプルを合わせているのだ


この辺りの違いが音の力強さや輪郭に繋がっているのだと思うのだ

私のトーカイには現在では非常に希少になってしまった『ハードロックメイプル』が使われているようだ

少量生産故の為せる業なのだ




以前に安レスポールにダンカンを載せてみたが・・・

「悪くは無いけど・・何だかイマイチだなぁ・・・」

と感じたのはこれらが理由だったのだ


トーカイやギブソンを購入するまでは私も知らなかったのだ

「ボディ材が違うんだろうなぁ・・・」

という軽い意識だったのだ


レスポールの購入を検討している方の参考になれば良いと思う・・


今回もちょっとした音源を作ってみたのだ

『リフカッティング』で弾いているのだ

まぁ、基本的にはストロークプレイなのだが・・・

キメとなるフレーズの音を狙い撃ち(狙い弾き?)するだけなのだ

これが出来る人はピックを用いてオルタネイトのアルペジオが弾けるのだ

以前にブルースの章で『コード崩し』というアプローチをご紹介したと思う


単音で弾くか?

複音で弾くか?

レイヴォーンなどもかなりの名手なのだ

リフにコードストロークを混ぜることで音に厚みと表現力がプラスされるのだ

ジミーペイジの得意技?にオリジナルのコードアプローチがある

いわゆるロック的な5度のリフに開放弦を混ぜるのだ

文章で表現するのは難しいが・・・

私の音源から雰囲気を感じ取っていただければ良いと思う

特に難しいことはしていないのだ

「何か他の人とは違うんだよなぁ・・」

と感じていただけた方は耳が肥えていると思う

ギターはTAB譜のにらめっこでは完結しない

音源から何かを感じ取る力が不可欠だと思うのだ





ギブソンレスポールは新品?それとも中古品?

2013年12月13日 | 日記
私も読者の皆さんと同様にネットでギターに関する情報を収集する事も多々あるのだ

厳密には収集というよりは『偵察』という感じだが・・・


世間の素人ギター弾きの人がどんな事に興味を抱いているのか?

という部分が気になるのだ

ブログを書く際の参考にしているのだ


実際のところ、ギブソンレスポールに対する関心は異常に高いように感じられるのだ

フェンダーのストラトも人気のギターであるがレスポールはそれ以上という感じがしている


実際にギブソンを手に入れた率直な感想としては・・・

間違いなく『良いギター』であるという事なのだ



ここでいう良いギターとは弾き手側からみた印象を指しているのだ


聴き手側からすれば、ギブソンか?それ以外のコピーモデルか?という判別は難しいといえる

目隠しをして音を聴き分けられるという人の方が少ないように感じる


ネットでも”ギブソンの音・・”という表現を度々見かけるが・・・

ある意味では不思議な表現なのだ


エレキは本体+エフェクト+アンプという三位一体で音を構成しているのだ

同じギブソンを複数の人が弾いたとしても使用するエフェクトやセッティングで出音は変わるのだ


もっと突っ込んだ表現をするならば・・

上手い人が弾けばどんなギター(安レスポール)でもカッコいい音になる

一方、下手な人が弾けば天下のギブソンでもショボい音になるのは必至なのだ




ギターテクの伸び悩みをギターに理由づけしている人も少なくないようだ

初心者の人が無理(ローンを組むなど・・)をして背伸びすることはあまりお薦めできない


自身のテクと音楽的センスを実感できるようになってからでもギブソン&フェンダーは遅くないと思うのだ

ネットではこんな意見もある

「初心者にギブソンって悪くないんじゃない?」

「良いギターってモチベーション上がるし・・」

これも間違った意見ではないと思う


仕事(学校)から帰宅してハードケースを開ける時のテンションは高級ギターは違うのだ

「よし!真面目に練習するぞ!!」

という感じになると思う


しかしながら、一方では高級ギターを買ったという精神的なプレッシャーに負けてしまう事がある

大枚を叩いて購入した高級ギターを目の前にしながら思った演奏ができない自分に苛立ちを感じてしまうのだ

「もしかしてギターが悪いんじゃないかな?」

「やっぱりカスタムショップにしておけば良かったかな?」

まぁ、こんな人の場合にはカスタムショップ製でも同様の感情を抱くと思う




ギブソンでもフェンダーでも本家USA製はそれなりに金額が張るのが難点なのだ

一部のコレクターやマニアにとっては高額なほど嬉しいようだ

誰でも気軽に買えるギターでは意味がないという事なのだ


特にギブソン&フェンダーのカスタムショップ製のギターオーナーには独自の論理があるようだ

金額的にカスタム製は別格としても学生さんなどにはレギュラーラインですら高額に感じられると思う


5万円のギターならば何とか親を説得することも可能なのだ

私でも子供に出せる金額なのだ

しかしながら20万円超えのギターをせがまれても正直躊躇してしまうと思う

「真面目に勉強するからギブソン買って!」

といわれたら・・・

「社会人になってから自分で買いなさい!」

と答えると思う


そんな微妙な価格帯なのだ


プロの演奏にインスパイヤされてギターを始める人も多い

「俺も弾いてみたいな・・・」

という感じでギター購入に至るのだが・・

一般的に常識の価格帯は10万円未満だといえる


それ以上の金額をギターに投資できる人はある意味で特殊な感覚な人なのだ

まぁ、私も含めだが・・・


新品では手が届かない高級ギターも中古ならば何とか購入できるという場合も多い

一昔まえに中古ギターという選択肢は存在しなかった

友人間の売買と常連さん限定の販売方法だったのだ


楽器店にも買い取ったギターを再販するノウハウがなかったのだ

加えて中古ギターが売れるという確証もなかったのが理由だと思うのだ


ある意味ではギターも車や高級時計などと同じようなシステムで流通しているのだ

車の場合には走行距離という判断材料もあるが・・
ギターには無い(当たり前だが・・)

概ね、買い取りの査定はギターの年式と市場ニーズによるところが大きい


生産終了などの希少性は買い取りにはあまり影響しないのが現実なのだ

「このギターって珍しいんだよ~ もっと高くならないの?」

こんな無理を言ってはダメなのだ


このような場合にはそれを求める人が徘徊?しているオークションに出品するのが妥当なのだ

個人的にはあまり首を突っ込みたくない場所なのだ

お宝が埋もれている半面、何かと面倒なトラブルも多いらしい


実際に高級なギターを購入する場合・・



新品を購入できるお金を無理なく用意できる人は良い

「ちょっと厳しいなぁ・・もう少し安く買えないかな?」

こんな場合に頭のの中に中古ギターが見え隠れするのだ


実際にネット販売でも楽器店でもかなりの中古ギターが流通している


問題なのは値段だけで飛びつくことなのだ

本当は新品が欲しいが・・お金の都合だけで中古に流れるケースなのだ


往々にしてこのような層はギターに対する経験不足の場合が多いのだ

ギターに限らず、どんな商品にも値段の安さにはそれなりの理由がある


年式は古いがそれなりに良い状態の中古ギターがあればベストなのだ

ちなみに私は未だかつてそんな『優良なギター』に出会ったことがない


常連読者の方はご存じだと思うが・・

私の場合には飽きてしまうとほとんど新品の状態でも手放してしまう悪い癖があるのだ

仮にそんなギブソンやフェンダーに出会ったならば即買いなのだ


しかしながら、自分が良いと思うギターは他人も良いと思うのは世の常なのだ

不思議なもので世の中には暇な生活を送りながらも余裕で生活できる人がいるのだ


そんな人の場合、起きている時間は常にパソコンとスマホで何かを検索しているのだ

まともな生活を送っているような人ではそんな人種に太刀打ちできないのだ

「え~良いギターだと思ったのに・・売りきれかよ~」

というパターンなのだ


まぁ、常識的な生活を送っている人に勝ち目はないのだ

その点では新品は落ちついて品定めもできる上、品質も安定しているのだ




中古ギターの流れについて考えてみたい

楽器店ではお客さんが持ち込んだギターを査定して買い取るわけだが・・

当然ながら何でもかんでも買い取るわけではないのだ

再販が可能な個体に限定されるのだ


古びたギターでも手入れが行き届いていればギターとして成立するが商品としてはNGなのだ

他人が使い込んだ古臭いギターなど買い手がつかない

壊れたギターも稀に買い取りの対象になる場合がある

比較的年式が新しいギターに限られるのだ

壊れたパーツは修理、場合によっては交換に至る


商売だけに其処に工賃とパーツ代が上乗せされるのだ

間違いない事実は中古楽器の販売も商売だという事なのだ

楽器店にも儲けが発生するのだ


お客さん側は格安の値段に喜んでいる場合も多いが・・

実は中古ギターは楽器店にとっても利益率が高い美味しい商売なのだ


楽器店とお客さんが共に喜びを感じる中古ギターが良いギターなのだ


中古ギター判断する基準は色々とあると思う

実際に手にとって弾いてみれば分かるが・・


ギターの状態を表示していることも多い

ケースの有無、年式、キズなど・・・

現状が確認し難いネット販売などではフレットの状態、ネックの状態(トラスロッド)を表示している場合も少なくない


”フレットの残りは6割程度です・・”

ネットで見かけたギブソンレスポールの中古の表示例なのだ


”トラスロッドはまだ調整幅が残っています・・”


何とも微妙な表現なのだ


すべてのフレットが均等に残っている場合は稀なのだ

実際にギターを弾いている読者の方も多いと思う

すべてのフレットを均等に使い切っている方がどれほどいるだろうか?

特定の音域だけしか使わない(使えない?)という方が多いのではないだろうか?


フレットの残りが6割というレベルは初心者が見ても分かるほどの減りなのだ

実際のところ、車のタイヤ同様に丸坊主になるまで使えるわけではないのだ


音に拘るような人ならば、そろそろフレット交換を考える時期なのだ

フレットの擦り合わせという方法もあるがもっとも低いフレットにすべてを合わせるという事になる


もはや、新品のギブソンの弾き心地とは程遠いものになってしまうのだ

バインディング仕様のレスポールの場合、フレット交換の工賃は5万円以上なのだ

さらにギブソンの純正と同様のフレット処理を求めた場合、6万円を越えることになるのだ


ネックの状態も重要になってくる

購入者は現状のネック状態だけに注目している場合が多い


問題なのはその個体のネックの癖なのだ

新品で購入した場合にはネックの反りを常にチェックできるのだ

購入後に落ちつくまでに何度かロッドの調整が必要になるが・・・


自分自身で面倒をみていれば状況が把握し易いのだ

中古の場合にはどれほどロッドを回したのか? 順反り傾向なのか? あるいは逆反りか?

まったくもって状況が見えないのだ


不具合があれば保証期間で対応してくれると思うが保証期間も短い場合が多い

丸投げ・・というのが中古ギターのお約束なのだ


とくかく、販売側はギターやパーツを磨き上げ、ネックや弦高もベストに調整して店頭に並べるのだ


ギター経験の浅い人が値段だけで中古ギターを購入すると痛い目を食らうのだ

もちろん、フレットの残りが少なければそれなりに価格にフィードバックされる


ギターに熟知したベテランの場合には今後のメンテ費用も考慮して購入するのだ

フレット交換をしても価値が感じられるならば買いなのだ


行きつけの楽器店にも他店やネットで購入した中古ギターが持ち込まれるのだ

中古で購入後、フレット交換やその他のパーツ交換で結局10万円の出費になってしまったギブソンオーナーがいるのだ


高級ギターはその後のパーツ交換や修理も高額であるという事実を見逃がしていたのだ

結局のところ、自分でつけた覚えのないキズだらけのレスポールを弾いているのだ


数々の思い出と共に付けたキズならば愛着もあるが・・

乱暴に扱かわれていた結果としての他人がつけたキズを喜ぶ人は少ないと思う

「エイジド加工みたいでカッコいい♪」

と感じる人がいたならば、それは幸せなことなのだ


良く考えてみれば・・

せっかく手に入れたUSA製のギターを手放すだろうか?

少なくとも私はギブソンとフェンダー、トーカイは手放さないつもりでいるのだ

仮にカスタムショップ製を手に入れたとしても手元に残しておく価値を感じるのだ


他人からもらったギターならいざ知らず・・

入念に弾き込んで決めたギターなのだ


それでも手放すというには『それなりの理由』があると考える

状態が良いギターを手放す人は少ないと考えるのが妥当なのだ


つまり、中古として流通しているギターにはそれなりの訳があるのだ

経済的事情などで已む無くギターを手放すというケースもあると思うが・・


実際にはこれも考え難いのだ

購入時はそれなりに高いUSA製ギターも買い取りとなれば、想像以下のショボい金額を提示される

それならば、自分で持っていたほうがマシ・・という結論に至る


ギブソンやフェンダーのコピーモデル的なギターも中古として流通しているが・・

価格的に中古で選ぶ理由は感じられない


新品でも十分に手が届く価格帯なのだ


”高価なギターが中古ならば手に入る・・”

という部分にはそれなりに落とし穴が付きものなのだ


「俺は絶対に失敗したくない!」

と考えている人はお金を貯めるしかないと思うのだ



新品ギターの良さとして『経過』を確認できる点が挙げられる


先にも述べたようにネックの状態も管理できる上、実際の音の変化を実感する事ができるのだ

新品のギターはパーツが馴染んでいないのだ


適度に負荷をかけて弾き込むことでパーツに一体感が生まれるのだ

使用頻度にもよるが数週間で最初の音の変化に気付くはずなのだ

「あれ? 昨日よりも音が良くなっているかな?」

自分の腕前が向上しているという場合もあるが・・・


弾き易いギターは自身のテクを向上させるメリットも併せ持つのだ

低価格帯のギターはとりあえず、ギターの形にするのがコスト的に精一杯なのだ


その点でも高級ギターは根本から楽器としての作りを煮詰めているのだ




実際のところ、音の良し悪しというよりは弾き心地の違いと考えた方が良いと思う

何かとギブソンのコピー扱いされる事が多いトーカイのレスポールモデルだが・・



本家ギブソンを手に入れた事によって、一層その価値が理解できるようになったのだ


ある意味では本家を越える部分も多いように感じられる

このトーカイも純正の状態から現状に至るのだが新品だからこそ感じられる部分も多いのだ


最初からピックアップが社外品に交換されているギターも多いが・・
やはりノーマルとの違いを確認できないのは残念だと思う

相変わらず、長くなってしまったが・・・


個人的には予算が許すならば新品を購入すべきだと思う

まぁ、余計なお世話だが・・・


今回も簡単な音源を作ってみたのだ

すべてギブソンレスポールで弾いているのだ

ネックの仕込み角度の関係だろうか?非常にカッティングやストロークがし易いと感じているのだ