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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

禁断のテレキャスターヘビーレリック加工

2020年03月15日 | 楽器
テレキャスの話をする前に毎度恒例のアレを・・

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という結果だった

足繁く通ってくださる読者の皆さんに感謝!!


・・というこで本題に入ろう

画像をご覧いただきたい


禁断のレリック加工を行ってしまった・・

メスを入れたのだ

道具はコチラ


プロの現場でもカッターは良く用いられるという

まぁ、使い方は良く分からないが・・

人工的にクラック処理を行う為に用いると推測できる

強靱なポリ塗装はそう簡単に劣化しない

そもそも、そういうコンセプトの元に開発された塗装なのだ

数十年前はすべてのギターがラッカー塗装か無塗装だった

ポリ塗装もフェンダーが初めて採用したのだ

フェンダーの最初期のテレキャス(ノーキャス)はラッカー処理だった

杢目が剥き出しの極薄ラッカーなのだ

当時を再現したコピーギターも多々あるのだ

当時のヴィンテージギターはバキバキでピキピキに塗装が割れている



画像の処理の都合(水彩画風?)から派手に見えるが・・

実物は思うほど荒れていない


すでに加工済みの打痕部分は良い感じに塗装が剥がれているのだ



意外にも『カッター感』は低い

「杢目が剥き出し?」

白い木材に薄いラッカー塗装を施したような風合いなのだ

物は言いようなのだ

先にご紹介スポンジタイプのヤスリが良い仕事をしてくれる

紙ヤスリほどハードではない

『馴染み』に用いることが多い

普通にギター塗装の上を滑らせると『艶消し』にも使える

白色のジャズベの艶消しでも大活躍したのだ

ホームセンターで買ったのだ

名前は忘れたが・・

私の工作には欠かせない道具のひとつなのだ




カッターで切れ目をいれたままでは切り口が荒れている

ボロボロと木屑が落ちるのだ

表面をヤスリで均すことで手触りを良くするのだ


先に張ったアーニー弦はテレキャスにも良い感じ

改めて009~042のセットを見直した


弦のテンションが下がったのでそれなりにネックにも影響すると思う

つまり『逆反り方向』に作用するということ

ロッドが効かないヴィンテージギターなどの対処法でもある

現状よりも細い弦を張ってネックの負担を軽減するという対処

プレイヤーよりもネックコンディション優先に私は賛同できない

弾いていて楽しくないギターは楽器ではない

少なくともギターが弾ける人や楽しみたい人には
コントロール不能なギターは向かない気がする




以前にも増してかなり『個性的な顔』になった

乗りかかった船・・・

廉価なギターだけに思いっきり遊んでみても良いと思う


ギター仲間や楽器屋さんからどんな評価が下るか?

まぁ、他人の評価など関係ないが・・

大人の嗜みとしてボロクソに言うことはないと思う

使い込んでいく行程で自然に塗装が剥がれれば最高!

変化が無ければ、さらに一手間を加える予定

プロが使用する激しく劣化したギターやベースが励みになる

プロの中には新品で買ったギターのレリック(エイジド)加工を
メーカーに依頼することもある

知り尽くしたメーカーだからこそ可能な加工もあると思う

「思いっきりヘビーにってお願いしたら・・こんな感じだよ」

「まぁ、この使い込んだ感がかなり気に入っているんだけど」

塗装はボロボロでピックが当たる部分はボディがえぐれている

鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス・・

”削れぬなら削ってみようテレキャスター・・・”

ストラトに自分でレリック加工をしたいとは思わない

繰り返しになるが・・

廉価ギターが故の楽しみ方なのだ

ケースからギターを出してポリッシュで磨いてニヤついている人
には感じることが出来ないギター道楽なのだ

ギターとデニムは汚しが良く似合う

”汚したギターに見合ったテクがあれば尚良し・・”

といえる😊 

















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