goo blog サービス終了のお知らせ 

テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールの半音下げの音

2020年07月12日 | 楽器
少し手があいたのでレスポールを鳴らしてみた

実は音源用にドラムを打ち込んだのだが止めたのだ

今回のテーマに関してはむしろドラムが邪魔に感じられる

ということで仕切り直して、レスポール単体で鳴らしてみた



ちなみに音色は昨日と同様のパッチを使用した

手抜きというよりは意図的にそうしているのだ

同じパッチ(アンプなど)を使用することでギターの個性が見え易い

そんな私の意図を汲んでいただきたい

レスポールはリアとフロントを使用した

ボリューム&トーンはフルテン

今回のテーマは『ダウンチューニング』

レギュラーチューニングよりも軽い力で押弦が可能になる

メリットでもありデメリットにもなる

より繊細な指先でのコントロールが不可欠になるということ

微妙なビブラートやチョーキングこそが弦楽器たる所以

エレキギターの真骨頂ということができると思う

初心者と上級者の差が出る部分

むしろ、速弾きなどは身体能力が高い若い世代が有利だと思う

神経が衰えた中年おじさんはもう頑張らなくて良いと思う

燻し銀の世界観に目を向けるべきだと思う

それこそが中年ギター弾きの生き残る道なのだ

どんなジャンルにおいても大事なことは差別化なのだ

仲間内でも一目置かれるようなギター弾きは常に何かを考えているのだ

上手い?下手?

というような技術的な部分以外が大事になってくるように思うのだ

たかがダウンチューニング・・

「レスポールを半音下げにしたよ」

では一行で終わってしまう

まぁ、そんなギターブログが多いことも事実

そんなどうでも良いような些細な事を読者に伝える努力が大事なのだ

私は常に読者の皆さんの顔をイメージして作業を進めているのだ

読者の皆さんのギター的な知識や技術的なレベルも私なりにイメージしているのだ

誰に向けて発信しているのか?

はブログでも音源作りでも大事になってくると思う

ギターのダウンチューニングはもはや日常になっているが・・

どの程度のギター弾きがそれを理解しているだろうか?

「低音が増すんでしょ?」

間違いではない

しかしながら、ベースのような低音域が加味されるわけではない

ベースとギターではオクターブ音域が違うのだ

ギターの弦をデレデレに緩めてもベースにはなれない

非常に当たり前の事を言っているが・・・

個人的にはチューニングを下げることで演奏性に変化を与えると考える

ストラトもテレキャスもまるで別物なのだ

まったく弾き心地が異なる

弾き心地が違えば、ピックの当て方など弾き方も変化する

そこから生まれる音がダウンチューニングの醍醐味だと思うのだ

弦を緩めることで物理的に不安定になる

弦振動が不安定になるとゆうこと

わずかに低音域が加味されることで失うこともあるということ

この辺りを承知しておくと良いと思う

メリットだけではないということ

個人的にはもう少しテンション感があっても良い気がしている

すべてのギターをダウンチューニングするという前提でワンサイズ上の
太さの弦に乗り換えても良さそうな気もする

少なくともスケールが短いレスポールは弾き心地に物足りなさを感じる

ストラトとテレキャスはそこそこ良い感じなのだ

ダルダルの弦を好んで使っていたジミヘンを思えば
これで良いような気もするが・・・

悩みどころなのだ

昨日もお話したようにジミヘンの場合にはギターの構造によるところも大きい
巻き弦のテンションとチューニングの安定(滑り?)を得る為の苦肉の策
のようにも思える

ダルダルの弦が結果的にあのような色気と迫力ある音を生み出したことも事実

繰り返しになるが・・

テンションが緩くなれば、なるほどに押弦は楽になるがコントロールはシビアになる

ジミヘンほどの天才が故のコントロールなのだ

何でもかんでも真似をすれば良いものでもないようだ

自分に何が合っているのか?

を冷静に判断してみるのも良いと思う

一時はジミヘン風のリバースストラトの購入を真剣に検討した

フェンダージャパンから良さげな個体が発売されていたのだ

アームやスイッチ類が上側に来るのは思った以上に弾き難い

「普通のストラトでもいんじゃないですか?」

という仲良しの店員さんのアドバイスで購入を踏みとどまったのだ

それでも市場ではジミヘン需要があるようで

普通のストラトでは満足できない人も多い

結局、ヘッドをリバースにしたストラトがリリースされた

ツボはピックアップの向きが普通のストラトと逆向きになっている

当然ながら、ピックアップのポールピースなども相応にチューニングされている

デフォルトでかなり細い弦がセットされている

ツボにハマる人も多いと感じるギターだった

結局、迷っている間に売れてしまったのだ

そんなこんなでジミヘンストラトの購入熱が冷めてしまった

今日に至るのだ

まぁ、マニアの人から見れば、私などなんちゃってという感じ

リバースのストラトが必須というわけでもない気がする

繰り返しになるが・・・

それよりもダウンチューニングの意味を指と耳で理解した方が良い気がする

レスポールの話から少々脱線したが・・・


最新の画像もっと見る