goo blog サービス終了のお知らせ 

テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

良いギターの条件はフロントピックアップだね

2020年09月20日 | 楽器
読者のみなさん こんにちは

ヘッドフォンとマスクは『新しい日常』なのだ



読者の皆さんはどんなギターをお使いだろうか?

ピックアップが一基というギターは少数派だと思う

レスポール系のギターをお使いの人が多いように感じるが・・

そもそもギターのパーツに無駄なものはない


何故だかフロントピックアップは嫌われる

音抜けが悪い、モコモコするなど

ネガティブな声しか聞こえてこない

一方で一流のプロは確実に使いこなしているのだ

そもそもプロと素人では何が異なるのだろうか?

テクが異なるのは当然としてセッティングが違うのだ

「音が悪いからピックアップを交換する」

は早計な判断だといえる

ピックアップの高さの調整や左右のバランスなどを調整したのだろうか?

手持ちの機材で色々と試したのだろうか?


この世に万能なギターは存在しない

同じく万能なピックアップも存在しない

プロはその楽器の美味しい部分を見つける達人なのだ

歪みで使えないピックアップもクリーンでは良い場合もある

リアとのミックスで活きることも多い

足りない帯域をエフェクトで補う方法もあると思う


ドラゴンテレも弦を裏通しにしたことでより一層鳴りが増した感がある



他愛ない変更だが・・

改めてギターは繊細な楽器だと痛感させられる


弦振動がダイレクトにボディを振動させているのだと思う

リテイナー(ストリングガイド)の調整も振動に効いている


ヘッドの突き板から約5㎜ほど上げているのだ

昨日もお話したがスペーサーを注文しているところなのだ

ネジも長いタイプに変更する予定

トップロード仕様は少しお休みなのだ

何かの流れで復活することもあると思う

短音リフなのか? 

カッティングなのか?

奏法によるところが大きいのだ

『カシミール』はカッティングがメインの曲なのだ

とにかく和音の響き重視なのだ

考えてみれば、テレキャスというギターは守備範囲が広いギターだと思う

古参なれど、万能なギターだと思う

アームが不用といういう人には良い選択だと思う

絶対にレスポールだ!

と根拠なく言い張る人には勧めない

「何か良さげなギターってある?」

という相談には私は迷わずテレキャスを勧めると思う

メタル系の人には合わないギターだがそれ以外のジャンルにはすべて対応できると思う

ツェッペリンやレッチリなどが良いお手本だと思う

ペイジ師匠は中期はレスポールをメインに使っていたが後期には再びテレキャスに戻っているのだ

ボーナムの遺作となった最終アルバムではテレキャスがメインなのだ

フロントピックアップも積極的に使っているのだ

レスポールでもピックアップを切り替える

バッキングはミックス、リードはリアという使い方が多いようだ

楽曲によっては伴奏の前半はフロントを絞り、サビ部分ではリアをMAXで抑揚をつけているのだ

『ランブルオン』という曲をライブなどで演奏する時に用いる手法なのだ

ピックアップの切り替えで音量差を作る手法はレスポールの得意技

ストラトやテレキャスでは出来ない芸当なのだ

フロントピックアップを殺してしまうのは勿体無い

私の知り合いにフロントピックアップをボディに潜るほど下げている人がいるのだ

「だってさ フロント使わないだろ?」

「ピッキングの邪魔になるんだよな」

良くある話なのだ

ストラトなどでもセンターを同様の理由で下げている人がいる

つまり、この時点でミックスやハーフという音を捨てているのだ

勿体無い・・

「音作りはエフェクターでするよ」

「俺はアンプ直だね 小細工しない」

まぁ、千差万別なのだ

色々な考え方があることは興味深い

フロントピックアップを極限まで下げているおじさんは言うのだ

「ピックガードも邪魔だわ」

「外しちゃうよ 邪魔だから」

とにかく邪魔を連呼するのだ

私がレスポールを使っていた時にはピックガードに小指を置いていた

安定したピッキングをする為なのだ

同時に弦間を正確に把握するという理由もあった

そもそも、ピックガードが無いレスポールは少し間抜けに見える

読者の皆さんはどのようにお考えだろうか?

三大ギターは完成されているのだ

ピックガードやツマミなど、そのすべてが計算され尽くしているのだ

良くも悪くも変更の余地がないような気がする

テレキャスにストラトのツマミを取り付けるのも微妙

レスポールをメタルノブに変更するのも微妙

レスポールなどはピックガードの色すら変更できない

エスカッションは白、ピックガードは黒では間抜けになってしまう


エレキギターにとってフロントピックアップは重要であるということ

不用なパーツは存在しないということを声を大にして言いたい

足りない部分は自分自身の創意工夫で乗り切るのだ

人間は考える葦なのだ

読者の皆さんも『ギター脳』をフル活動させていただきたい

何かが見えてくると思う

とりあえず、フロントを使える状態にセットしてみては如何だろうか?


因みに今回の音源はドラゴンテレのフロントで弾いたのだ

昨日に使った音源と同じなのだ

あえてイコライザーなどで音を補正していない

フロントだからこそ聞こえる音もあるのだ

特にフロントはプレーン弦の音が前に出てくるのだ

自分でフレーズが作れる方は鳴りが良い音から逆算してみるのもお勧めなのだ

逆転の発想なのだ

ギターを使った作曲の手法の一つなのだ😉 




最新の画像もっと見る