やはり三大ギターといえば・・
テレキャスター
ストラトキャスター
レスポール
これに異論がある人は少ないと思う
次から次へと色々なギターが登場したが・・
このTop3の牙城は揺るぎない
私も過去に万能ギターやロック系のギターを使ってきたが・・
気が付けば内の二本に落ち着いているのだ
レスポールは悪いギターではないが私には合わない
ネックの握りもボディの重量バランスも合わない
ギターとの相性は人それぞれだと思う
好きと相性が良いは明確に区別しておいた方が良い
特に初心者から中級者の方にアドバイスしたいと思う
”苦戦していたフレーズがギターを買い替えたら解消した・・”
はギター弾きのあるある話なのだ
合わない靴を自分の足に合った靴に替えただけでタイムが伸びるようなもの
自分自身を客観視できるギター弾きは伸びるのだ
聞く耳を持たない人はどんなジャンルでも痛い
賢明なる読者の皆さんは色々な意味でフレキシブルだと思う
如何だろうか?
話をギターに戻そう・・・
各ギターでピックアップの違いなどあれど
一番の違いはブリッジの構造にあると思う
テレキャスとレスポールはハードテイル
つまりは固定式のブリッジということ
ストラトだけは可動式のブリッジを採用する

6点支持や2点支持など構造上微妙な違いはあるが動くことに違いはない


二点支持の方式とこのサドルはジェフベックの発案なのだ


ジェフベックがフェンダーにオーダーしたパーツが純正として採用された
こんな流れは良くある話なのだ
第一線のプロの声は大きい
実際にギターを現場で弾いている人の意見には説得力がある
まぁ、ジェフベックという偉大なる冠に乗ったということもいえると思う
お時間がある方はジェフベックモデルで検索してみていただきたい
ジェフベックモデルはナットも異なる
ナットに関しては万人ウケしないという理由から却下されたのだと思う
というかナットまで真似たら完全なるベックモデルになってしまう
モダンなストラトには先人の知恵と要望が詰まっている
「ノイズが少ないピックアップは作れないかな?」
エリッククラプトン&ジェフベックという二台巨頭が声を揃えた要望

そんな声からノイズレスピックアップが生まれた
ストラトらしさを残しつつノイズを軽減しているという優れもの
現代的なストラトにはケチをつける部分が見当たらない
指板やフレットも現代の音楽に合うようにアレンジされているという

ヴィンテージ系のストラトはもっと指板が曲がっているのだ
Rがきつい仕様なのだ
当時、何故にそのような指板が採用されたのかは私には説明できない
チョーキングなどで音詰まりする原因にもなっている
そもそも、当時は速弾きも激しいチョーキングも不要だったと考えられる
使える道具は時代のニーズと共に進化していくべき
私は便利な物は素直に受け入れたいと考えている
私のモットーは
”楽しくギターを弾く・・”
コレクターでも研究家でもない
プレイヤーなのだ
ギターの選択肢からストラトを除外す人も少なくない
「チューニングが安定しないから嫌いだよ」
そこに創意工夫はあったのだろうか?
工夫なきままに諦めて(決めつけて)しまう人に伸び代はない
ギターの楽しさは問題の克服なのだ
自己解決の爽快感は何物にも代え難い
トラブルや問題によってはプロの尽力も必要になると思う
ストラトは調整のギターだと思う
セッティングが決まらなければいつまでたっても安定しない
一方でビシッと決まれば、不動の安定感が得られる
アーミングが出来るということはかなりの武器になる
「アーム? そういうの興味ないからさ・・」
巷のレスポール好きが口を揃えていうセリフなのだ
他人の好みや趣味に言及するつもりはない
しかしながら、ギター弾きとしては少々勿体無いと思ってしまう
これからギターを始める方には広い視野と選択肢を持っていただきたい
ストラトに限らず、可動ブリッジの基本は『フローティング』なのだ
表側の弦のテンション(張力)と裏側のスプリングのテンションが釣り合っているという状態

ストラトの弦のゲージは一択
010~046なのだ
これよりも細い弦ではフローティングが安定しない
この弦が辛いという人は修業した方が良いと思う
細い弦に良いことは何もない
テレキャスにもレスポールにもいえる
スケールが短いレスポールタイプなど個人的にはワンサイズ上でも良いと思っているくらいなのだ
細い弦はカッティングもリフも決まらない
弾き心地も悪く、音に腰がない
弦のメーカーなどは正直な話どこでも良いと思う
しかしながら、弦の太さには拘るべき
初心者も含めて自分を弦に寄せるべきだと思う
拘りがない場合には『売れている弦』で良いと思う
売れている製品は基本的にコスパが良い
脱線したが・・・
調整が万全のストラトのアーミングの音をお楽しみいただきたい
過去曲だが欧米のリスナーさんに評判が良い曲なのだ
最近は時間の都合で新曲が作れないのが悩みのタネなのだ