テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールのチューニングは不安定?

2020年02月01日 | 楽器
本日はレスポールの点検なのだ

ギターは買ってからのメンテ(状態維持)が大事なのだ

色々な問題を克服することで弾き手もギターも逞しくなるのだ

レスポールの共通の弱点はチューニングの不安定さ

まったくチューニングが狂わないギターは皆無だが・・

レスポールは狂い易いといえる

そもそもの構造に問題がある

しかしながら、構造上の問題はルックスの格好良さに繋がっているのだ

テンションを稼ぐためのヘッドの角度はチューニングの安定に不利なのだ


ストラトのネックとヘッドの関係をイメージしていただきたい

後発で生まれたストラトはライバルレスポールのネガな部分を改良して
登場したという経緯があるのだ

レスポールのチューニングにとって不利な点の二つ目はペグ


トルク調整が出来ないクルーソンタイプ

動きがユルユルになったら交換


内部のギアと弦のテンションで微妙にバランスしているのだ

ジミーペイジもスティーブルカサーもメインで使うレスポールは
密閉型のグローバーに交換していた

現場のプロの要求は高い

レコーディングやライブなどで一曲ごとにチューニングが狂うようでは
どうにもならないということだと思う

コレクションとして所有している個体はクルーソンのままらしい

『レスポール図鑑』で得た情報なので間違いはないと思う(笑)

確かに廉価のレスポールタイプのギターは九分九厘、
グローバータイプを採用している

初心者にとってチューニングの不安定が即クレームになる
ことをメーカーは知っているのだ

それならばと・・

最初から苦労ない仕様でギターを組み立てる

何故にクルーソンなのか?

そのルックスは不動の人気なのだ

レスポール=クルーソンペグという声も多い

音の広がりという意味でもクルーソンに軍配が上がる

プロの中にはあえて、グローバーをクルーソンに戻す人もいる

少数派だが・・


チューニングの不安定の原因を追及するのも難しい

個体ごとに原因が異なる

ナットも重要なパーツ

劣化した弦は滑りが悪くなる

注油することで一時的に改善することも多い




今回は注油でかなりマシになったのだ

次の弦交換までに数回くらい注油することもある

今回はチューニングの狂いをリアルタイムで確認しながら弾いてみた



ほぼ同じ動作をする

価格差は二倍

廉価のチューナーの優秀さに拍手!!


ここ最近はヤマハのチューナーの電源ボタンの反応が悪い

良く使う部分だけに痛みも早い

イライラするのだ

とりあえず分解して内部をチェックしてみた

捨てるか?否か?のために二個の同時動作チェックをしたのだ


役目を終えたのだ

電池を抜き取り廃棄した


500円台のチューナーなれど侮れない
GT-001に肉薄する精度なのだ

すべてのギターやベースのオクターブで使うことも多い



クルーソンに代わるペグを色々と調べてみた

グローバーの丸いボタンは好きではない

現時点で交換に値するような良さげなペグに出会えない

ペグに関しては調子が悪くなってから考えてみたい

購入時期を考えるとそろそろ寿命という感じなのだ

古いタイプのギターではそのまま使い続けることも多いようだが・・

オリジナル至上主義が浸透している結果なのだ

道具としての価値を優先させるか?否か?は弾き手の考え方だといえる

相変わらず、レスポール人気は高いが・・・

色々な意味で難しいギターであることをお伝えしていきたい

それ故に『可愛い奴』とも言えるのだが・・

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ギター弾きのベース遊び | トップ | 中年おじさんの汗とロレックス »
最新の画像もっと見る

楽器」カテゴリの最新記事