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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

弱冠20歳で!

2014年10月16日 | 生活

このブログでも何度かご紹介したことがありますが、
ついこの間まで高校でアメフトやバレーボールをしていた末っ子が数日前に20歳の誕生日を迎えました。
日本では晴れて成人ですが、こちらではもう一年。
来年の誕生日にはラスベガスへ行きたいとの事で、
家族みんなで酒を飲み、ブラックジャックのテーブルを囲むという目標も出来ました。

実は今住んでいる家は彼が生まれる前に購入を決めたのですが、
生まれてからの引っ越しは大変なので、前のオーナーにお願いしてエスクロー期間中に入居させてもらい、
最終的に名義変更の手続きが済むまでは家賃を払って貸して貰っていてました。
この頃は未だ不動産業を営む前で日系企業のサラリーマンでしたが、
今思い出してみても名案だったというか、不動産屋としての資質は既にあったのかもしれません。
おかげで退院後すぐに新居(とは言え、その時点で既に築20年の中古住宅ですが)での生活が始まりました。
彼は誕生以来この家以外には住んだ事が無く、LA、というより生粋のアーバインっ子ですが、
本籍地は渋谷区のインチキ江戸っ子の日米二重国籍保持者です。
因みに、長男と次男はサンフランシスコに住んでいる時に生まれたベイエリア出身で同じくインチキ江戸っ子。

さて、そんなつい最近高校を卒業したばかりのガキだと思っていたら、
いつの間にかに会社の経営者の一人になったと家族と行ったディナーの席で聞かされました。

高校生の頃から親友の親が経営するマーケティング会社でアルバイトしていたのは知っていましたが、
その時貯めた資金を使い、仲の良い友達数人とアパレルのブランドを立ち上げているとの事。
真新しい名刺をもらうと彼の名前の下には”Chief Operating Officer"`という肩書。

中学生の時にアーバイン市のスケボー大会で優勝して、
アパレルの会社からシャツやシューズのスポンサーになってもらった経験もあり
その頃からファッション業界に興味を持ったようですが、
親友の親が音楽関係の仕事をしていて流行りのミュージシャンとも繋がりが有る事も大きな要素みたいですが、
流石にストリートファッション系の聖地とも言えるL.A.という土地柄なのでしょうか・・・・

昨日はプロモーションビデオの製作でバーバンクのスタジオへ行くと言っていましたし、
彼にかかってくる電話を横で聞いていると、会社の経営者らしく必要な決断を下してきちんと指示を出しているようで
息子ながら頼もしく見えたりしてきました。

いろいろと話を聞いてみると意外ときちんとした組織を作り、弁護士や会計士とも既に話を進めているとの事。
事業計画も一応立派だけど物事はそれほど思うように行かないのが世の中。
早い時期、未だ傷が小さくて済む時に失敗を経験するのも良い経験になるばず。
もちろん成功を願い助言や協力は惜しみませんが、
今の本業は大学生なのだから、ちゃんと卒業はするようにと釘は刺しておきました。

もちろんアメリカでの成功後は日本での販売も計画にあるとの事で、
「その際は全てパパに任せなさい!」と偉そうにお願いする事は忘れていません。(汗)

今年のクリスマス商戦に間に合うよう、連日朝早くから夜遅くまでみんなで頑張っているようす。
ネットの発達でマーケティングと物流を上手く管理できれば成功のチャンスもあるはずだと思います。
正式発表の際には再度ご紹介させていただきますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。