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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

痛い石

2009年05月19日 | 生活

昨日の朝は、食事をしようとダイニングへ行くと何やら異様な雰囲気?!

先に席に付いていた次男が急に背中が痛いと言って苦しみ出したらしく
その隣にはビックリしてちょっと取り乱したような妻が、
しきりに大きな声で”大丈夫? 大丈夫!”と聞いている。


頭痛や腹痛ならば慣れっこだが、
今まで生きてきた17年間の中でも経験した事の無い程の強い痛みだったに違いなく
顔が青ざめて言葉も出ない状態。

母親はどうしても感情的になってしまうのはしょうがないが、
こういう時に周りが興奮していても良い事は何も無いので
まずは妻を落ち着かせてから症状の確認。

腹部の急な痛みであれば胃や腸の問題が考えられるが
痛みを訴える場所が背中側だったので”石”かな?というのが僕の素人なりの直感。

座っているのも辛そうだったので直ぐに横にして、
とりあえず水分を摂らせて安静にさせ、
せっかく早起きして用意してくれた美味しそうな朝ごはんには箸も付けずに
出かける用意を始めながらどこの病院へ連れて行くかを検討。

幸い10分程で痛みも収まったようで、自分で歩けるようにもなり一安心だが
大事をとって医師の診断を受ける為、学校を休ませる事に。

子供が3人もいると、欠席の連絡を学校へ入れることも年に何度かはあって慣れたものだが
今回はいつもと違って大事な一言を追加しました。
”インフルエンザではありませんので、ご心配なく。” (これ重要!)
既に息子の通う学校ではH1N1の患者が出ているので、
ここで誤解でも生んだ日には大変な騒ぎになって
ニュースのバンが家の前を塞ぎ、上空にはヘリコプターの大群が舞ってしまいます。


妻は、小さい頃から診て頂いている小児科の先生が良いのではと言うが、
息子を知っているとは言っても、予防接種で何度かお世話になっただけの事だし
診療所はアナハイム
にあって少し遠いので、僕が以前からお世話になっている
ファウンテンバレーに診療所がある、内科の立花先生に診て頂く事に。
もう小児科は卒業です。

妻は心配で一緒に付き添っていたいようでしたが
いつもは僕が担当の末っ子を学校へ送って行く大役もあり、僕と次男だけで病院へGO


8時30分からの診察開始前に到着して、予約も無しで直ぐに診ていただきましたが
尿検査をすると血液が含まれている事も判明し、先生の診断も”結石”の可能性が高いとの事。
更に詳しい尿と血液検査を依頼して、昨日は混んでいて摂れなかったレントゲンを
今朝撮影してきましたが、やっぱりありました、白い点。




幸いサイズは小さく、腎臓よりかなり下がった位置にありますので
もうすぐ尿と一緒に排出されるかも知れないとの事。

そこで、石が出た事を確認する為に”尿を漉す網のような物”が有るからと言われて
先生から処方箋のような紙をもらってドラッグストアへ行ったのですが
取り扱って無いので、キッチンの道具を使えと言われてしまいました。

まあ、それもアリかなと思いましたが、家にある物はどれも網の目が大きくて
小さな石は通り抜けてしまいそう。

金属製で目の細かい茶漉しがあったのでそれを使おうかとも思いましたか
反対派の意見もあり、最後はいつものように自分で作っちゃいました!



ハンガーの針金と網戸を張り替えた際に余った網戸用のネットです!
一見お粗末そうにも見えますが中央の網は二重ですし、色は黒で異物を発見しやすく
サイズや形状も使用環境や人間工学を充分考慮して作られたスグレモノ?です!

これで家に居る時はOKになりましたが、学校ではどうしたらよいかを
現在、母親と息子が真剣に検討中です。

まだ血液検査の結果が出ていませんので
結石が出来た原因(副甲状腺の異常?)などの不安もありますが、
とりあえずは他には石の影も無さそうで痛みも無いようですので一安心です。

それにしても、ジャンクフードが好きで、常に間食をしている末っ子と違い
次男は朝・昼・晩の食事以外は殆ど何も口にしない
食生活に関しては優等生的な子供ですが、その子に結石とは驚きです。

先生からは、もう少し水分を多く摂るように勧められて
昨日からは一日3リットル以上がノルマになりました。

と云う事で、我家の冷蔵庫やパントリーには、以前にも増して水のボトルが増えました! 

今だったら大地震が来ても、数日間はサバイブできるかも・・・