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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

タイミングベルトの交換はお早めに。

2006年09月02日 | Car Life

まだ独身で、同僚とガーデナの家で一緒に住んでいた頃のお話。
日系のソフトボールチームに所属していた我々
”甲子園に行けなかった、かつての高校球児”二人組はその日はいつもと違い、
各々自分の車でハンティントン・ビーチのグラウンドから帰路に。

交通量も少なく、2台は405を快適に北上、のはずが、
さっきまで後ろを走っていたはずが、いつの間にか視界から消えた。
いくら僕の車がJDMのスポーツカーで、ヤツの車がオンボロFORDのセダンでも
そんなに差が付く筈も無く、やけに帰りが遅いと思っていると
案の定、電話のベル。

走行中に”ドカン”という音と共に、フリーウェイにエンジンのパーツとオイルを
撒き散らし、惰性でかろうじてフリーウェイを降りて、
近くのスタンドへ押し込んだとの事。
お疲れ様。
お気の毒という慰めよりも、派手なオレンジのユニフォームを着た東洋人が
夜中に車を押している光景や、
公衆電話から電話を掛けている姿を想像すると、
笑いが込み上げるのを必死に押さえ、レスキュー隊の緊急出動!

原因はタイミングベルトが切れて、バルブがピストンと干渉。
秩序を失い勝手に暴れだしたパーツがエンジンの横っ腹を突き破り、
一巻の終わり。もちろん、エンジンは載せ換えでした。

という、過去の苦い(他人の)経験があり、
弊社の働き者、Volvo君の
タイミング・ベルトを走行距離が11万マイルを過ぎたところで交換しました。
(2年6ヶ月で11万マイルですよ。ちょっとすごいでしょう)


ただ、このタイミング・ベルト、交換に掛かる修理代が結構高いです。
実は、4箇所のディーラで見積もりを出してもらいましたが平均で650ドル。
購入したO.C.のディーラーでは、他のメンテナンス・サービスを含めで
1,100ドルと言われビックリしました。
結局、一番良心的に対応してくれて、新車の代車まで出してくれた
トーランスにあるディーラーにお願いしました。
ここは以前もパーツ部門の方に助けられた事もあり、なかなか好印象があります。
なんと今回も換える必要がないパーツはそのままにして、
見積もりよりも安くすんでしまいました。

それにしても、同じような正規ディーラーでも、料金が大きく異なります。
簡単なオイル交換や定期点検にも差がありますので、
できれば何ヶ所かに料金を確認してから依頼する事をお勧めいたします。