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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

鉄筋・・・ではないのです。

2006年08月31日 | 生活

そう、実は木造なんです。

アメリカの建物はみんな鉄筋コンクリートの頑丈な建物だと思っていると、
大間違い! 
4階建て程度の建物は、殆どが写真のような造りです。

材木(2x4)で枠を組んで、間に断熱材を挟み、
内装はドライウォールと呼ばれる石膏ボードのような物を打ち付けて
ペンキを塗って、はい出来上がり。とても簡単。
工事期間もとても短く、あっという間に完成してしまいます。

どこかの国では耐震強度偽装問題で大騒ぎをしていましたが、
小さな部屋が多く
なる間取りの建物では、この方法でも
十分な強度が確保できるのでしょうね。
それにコンクリートのような硬い大きな箱を揺らすよりも、
やわらかく揺れて、大きな力をいなす木造の方が被害が少なそうですよね。

日本人は比較的地震慣れをしていますが、実は僕も大地震と呼ばれる大物を
実は2度も経験しています。

最初はサンフランシスコの有名なベイブリッジの一部やフリーウェイが倒壊した
1989年のロマプリエータ地震(マグニチュード6.9)で、
この時はオフィスで仕事中でしたが、映画やニュースで騒がれていた
”サンフランシスコ大地震”がついに来たかと思った瞬間に命の危険を感じ血の気が引きました。
実際、何かにしがみ付かなければ立っていられない程の揺れで、
いろいろな物が倒れましたが、幸い会社も自宅も被害は少なく幸運でした。

これに比べると1994年に起ったノースリッジの地震(M6.7)の際は、
夜明け前だったせいで実はぐっすりと爆睡中で、あまり怖さを感じませんでした。
それよりも、生まれたばかりの次男と別の部屋で寝ていた妻が
ベッドに飛び込んで来たことの方が地震よりも衝撃が大きく、
ただの地震と分かり、ほっとしたような記憶もあります。
(決して別に深い意味は無いのですが・・・)

3度目の正直ではありませんが、次には気をつけなければいけないと思います。
ちょうど1年後の同じ日に阪神淡路が起きましたが、セーフ!
ジャワ島方面へも行く予定も無く、津波の心配も無し。
でも、まだ関東大震災が残ってますよね。
次回東京へ帰るのが・・・・。

話が逸れてしまいましたが、ひょっとして、
今お住いの所を鉄筋構造と思っていませんか?