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思索 電子回路 論評等 byホロン commux@mail.goo.ne.jp

練習しよう

2009-06-10 14:33:39 | 思索
練習というのは非常に大きな意味があります。脳の中にはCPUに相当するプロッセッシングユニットがありますが、すべての思考をCPUがやってるわけではありません。CPUの周囲には、論理ブロック、計算ブロック、運動ブロックなど、非常に多くのサブルーチンが存在します。ある計算をするとき、CPUは必要な計算ブロックを呼び出すだけなので、非常に速く回答が得られるのです。だから何度も経験したことのある計算(思考)および運動はスムーズに運ぶわけです。10年以上の自動車運転歴をお持ちの皆様、一度「運転サブルーチン」を呼び出さずにCPUを使って運転してみてください。とてもギクシャクすると思いますよ。「自意識過剰のムカデの苦悩」もこれと同じ話です。練習する、あるいは稽古するという行為は、頭の中に必要なサブルーチンを作るということなのですね。
だから、じゃんじゃん練習しましょう。(^^)

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2 コメント

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古いものですが・・・コメントしちゃいます (kaoaru)
2013-01-04 14:48:22
>練習というのは非常に大きな意味があります

それですね、他にも大きな意味があると思います。

「体の記憶」というヤツです。

数ヶ月も同じことをやると体が覚えてくれる、というモノです。

つまり、それを目的に「練習する」ワケですね!


画像のように「クルマの教習」もそうですが、「ギターやキーボードなどの楽器の練習」もそうです。

そういう観点からだと「クルマの教習」というのは教習所で完全に身につくものではない・・・というのは誰にでもわかりそうなモノ・・・なんですけどね!
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ありがとうございます (ホロン)
2013-01-04 15:27:43
古い記事へのコメント、大歓迎です。また回路記事以外のカテゴリのコメントは非常に少ないので嬉しいです。

私たちは日々、考えたり行動したり特に意識することなくやっていますが、それら「すべて」は生まれてから現在に至るまでの訓練(練習)の蓄積なのだと思います。だから自然に考え振る舞うことができるのでしょう。

誰の言葉だったか忘れましたが「ある問題が解けるということは、以前にその問題を解いたことがあるということだ」という一節があり、私はまったくその通りだと思います。

車の運転ももちろん80時間程度の練習ですべてマスターできるはずがありませんね。だからこその初心者マークということなのでしょう。
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