0V(ゼロボルト)って何って聞かれたら、案外返答に困りませんか?
それとも「それは電圧が無いということだ」ってな風に即答します?
「ボルト」というのだから電圧を意味することは分かります。しかし0Vに限らず、2Vであれ5Vであれ、ある点を指して電圧を絶対値として決め付けることはできません。これは簡単なようで、あんがい理解されにくい電気の基本事項の1つです。
乾電池を3本直列にした図を示します。
さて、A、B、C、D点、の電圧は何ボルトでしょうか?
A=4.5V、B=3V、C=1.5V、D=0V、と答えたあなた
はい、あなたは間違いです。(^^)
では、テスタで実際に電圧を測ってみましょう。
黒い棒をB点に当てて固定し、赤い棒をA、B、C、D点、の順に当たると、A=1.5V、B=0V、C=-1.5V、D=-3Vとなりました。
黒い棒をC点に当てて固定し、赤い棒をA、B、C、D点、の順に当たると、A=3V、B=1.5V、C=0V、D=-1.5Vとなりました。
ついでに、黒い棒をD点に当てて固定し、赤い棒をA、B、C、D点、の順に当たると、A=4.5V、B=3V、C=1.5V、D=0Vとなりました。
さて、いかがでしょう?もうお分かりですね。黒い棒を当てる場所によって、A、B、C、D点、の各電圧は変わります。つまり、0Vとはテスタの「黒い棒」のこと、言い換えると黒い棒を当てる箇所のことだったのです。
このように、0Vは電圧を測定したり、規定したりするときの「基準」として定められ、A、B、C、D点、等の各部の電圧は、すべて0V(=基準)に対する相対値として決まります。
これに対し、電位差(電圧差)は常に絶対値です。A点とB点の電位差は1.5V、A点とC点の電位差は3V、B点とC点の電位差は1.5V、A点とD点の電位差は4.5Vであり、これはテスタの黒い棒がどこにあろうと、値が変わることはありません。
「電圧」と「電位差(電圧差)」これがまず最初のキーワードです。
それとも「それは電圧が無いということだ」ってな風に即答します?
「ボルト」というのだから電圧を意味することは分かります。しかし0Vに限らず、2Vであれ5Vであれ、ある点を指して電圧を絶対値として決め付けることはできません。これは簡単なようで、あんがい理解されにくい電気の基本事項の1つです。
乾電池を3本直列にした図を示します。
さて、A、B、C、D点、の電圧は何ボルトでしょうか?
A=4.5V、B=3V、C=1.5V、D=0V、と答えたあなた
はい、あなたは間違いです。(^^)
では、テスタで実際に電圧を測ってみましょう。
黒い棒をB点に当てて固定し、赤い棒をA、B、C、D点、の順に当たると、A=1.5V、B=0V、C=-1.5V、D=-3Vとなりました。
黒い棒をC点に当てて固定し、赤い棒をA、B、C、D点、の順に当たると、A=3V、B=1.5V、C=0V、D=-1.5Vとなりました。
ついでに、黒い棒をD点に当てて固定し、赤い棒をA、B、C、D点、の順に当たると、A=4.5V、B=3V、C=1.5V、D=0Vとなりました。
さて、いかがでしょう?もうお分かりですね。黒い棒を当てる場所によって、A、B、C、D点、の各電圧は変わります。つまり、0Vとはテスタの「黒い棒」のこと、言い換えると黒い棒を当てる箇所のことだったのです。
このように、0Vは電圧を測定したり、規定したりするときの「基準」として定められ、A、B、C、D点、等の各部の電圧は、すべて0V(=基準)に対する相対値として決まります。
これに対し、電位差(電圧差)は常に絶対値です。A点とB点の電位差は1.5V、A点とC点の電位差は3V、B点とC点の電位差は1.5V、A点とD点の電位差は4.5Vであり、これはテスタの黒い棒がどこにあろうと、値が変わることはありません。
「電圧」と「電位差(電圧差)」これがまず最初のキーワードです。
そうですね。「SG」「FG」それと「AG」「DG」ですね。
「デジタル機器ばっかでしょうから」
そういうことですね。(^^)
その世界(って、どんな世界?)では「SG」と呼ばれていたのが通例です。
筐体は「フレームグランド」ということで「FG」と呼んでいます。
アナログの産業用機器では、必ずその2つはありました。
今はどうなんでしょう~?
デジタル機器ばっかでしょうから・・・。