コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

清澄寺 旭が森 日蓮上人立教開宗の霊場へ 越後角田浜・佐渡と安房鴨川・外房との奇縁一考

2012-01-31 | 記憶の断片
  日蓮上人が、この先の太平洋から出る旭日に向かってこ立教開宗の第一声をあげた旭が森の風景
  この旭が森は、朝日の森とも書きその前は日の森、経塚山とも言っていたそうです。
  さらにそれ以前には嵩ヶ森(かさがもり)と言っていたそうです「報恩抄」。
 
 何年か前、いやもう一昔前であったでしょうか、冬の日本海 佐渡に渡り日蓮上人の霊場を回ったことがありました。その時、寒風が吹き寒さが肌を刺す隙間だらけの住まいでなぜ苦労し耐え忍ばなければならなかったのかと思い、それなら一度は立教開宗なされた清澄寺へとお参りと思っていましたがやっと今月 太平洋がある千葉・外房の清澄山(きよすみやま)にある大本山清澄寺(せいちょうじ)へ登り参ることが出来ました・・・・。

   
     時、各宗の奥義を学び帰山 建長5年(1253)4月28日 32歳の時だそうです。  
     日本で一番早く初日の出を拝める処がここ「旭が森」だそうです。
     その邦国で一番早い日の出に向かい「南無妙法蓮華経」と大自然に一人向かいお題目を唱え
     立宗 法華宗を宣言したそうです。     ここで立教開宗 納得です!

     また「一天四海」という言葉はこの高台旭が森から見た
     太平洋の偉大さからの実感と越後佐渡で見たアジア大陸につながる日本海で
     「一天四海妙法に帰す」という強い信念をいっそう強く得たようにも思われました。
     そして「蒙古来襲の予見」も佐渡にいた時、大陸から流されてきた遭難漁師から
     安房小湊の漁師の息子として生を得た同じ心境で同情し聴き入り、今大陸で起きている
     モンゴル軍元の様子を詳細に聞いていたのではなかったのではないでしょうか・・・


      清澄寺(せいちょうじ) 鴨川市HP

      日蓮宗 大本山 清澄寺オフィシャルサイト

      桜 探鳩 - 高遠5 蓮華寺 「一天四海」参考