映画『かけがえのない人』 (2014 米) 予告編
”人類は、ずっと星に運命をたずねてきたのよ”
昨日なんとなく映画が観たくなり映画上映情報を見ていましたら、なんとなく観たくなり衝動的に劇場に向かってしまいました・・・。
そしてオープニング・タイトルでのプロローグ映像と音楽にすぐに酔心。黄昏の黄金色に染まった海上石油採掘基地を空撮でその基地にゆっくり近づきそしてその建物の周りを回旋しその上で働く作業員や釣り下がられ張り付いいて作業をしている主人公を縮小法映像で描き、そして尚かつズン、ズンというベースの効いいた心よい旋律の音楽効果が増しドンドンと画面に引きこまれていきました。
そして男女がお互い夜空の星々を観て物語が始まります・・・
その映像がこれ
かけがえのない人』冒頭映像 movies.yahoo
“泣ける恋愛小説”として世界で愛されつづけるニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した作品です。デビュー作「きみに読む物語」は小説、映画ともヒットしています。
なお原作者でこの映画の共同プロデューサーにもなっているニコラス・スパークス氏はドーソン役のジェームズ・マースデンさんと不思議にも顔がよく似ています。
「かけがえのない人」 THE BEST OF ME 公式HP
（時間がないので、この後で・・・）
ストーリー感想はネタバレになり劇場での鑑賞のじゃまになりますので私流観るポイントをー
この作品原作者が共同プロデューサーになっているおかげで、ストリー展開的に無駄のない語り口で、ロマンス、バイオレンスと観ているものを飽きさせないように構成されています。また共同プロデューサーになっているおかげで、配役も自分の小説に近い人物をキャスティングしているようで皆んな役にはまっています。特に上記のように主人公の男優ドーソン役のジェームズ・マースデンが原作者ニコラス・スパークス氏にそっくりにはそうと気合が入っていたようです・・・。
またこの作品のマイケル・ホフマン監督の手堅い演出と原作を活かした脚本が過去と現在を描くのに、その失われた20年間の時空を”意味を持った空間”で奇跡的な映像で語っています。この映画で九死に一生を得た後の主人公ドーソンは「物事にはすべて意味がある。理由があると思っていたが、今はそれがわからなくなってきている」と話させていますが、この物語ではその言葉を映像で一つづつ解いていますので羅列していきます。
・ タック代理父（養父？）が戦時中若き海兵隊員の時、レイテ海戦で日本海軍に戦艦を撃沈され海に放り流され九死に一生得たのは、生死を分ける瞬間に故郷で待っている奥さんが現れ庭で歌を歌ってくれたお陰で生きられたという経験談をテラスのテーブルで若き18才の主人公ドーソンとアマンダに話す。
そして20年海上石油採掘機地の爆発で九死に一生を得たドーソンも、タックがその奇跡な話をした同じテラスの席でアマンダに、自分も石油採掘機地の爆発で海中に投げ出され生死を分ける時に林にいるアマンダが現れ九死に一生を得たと話す。
・ 玉ねぎ切り 18才のドーソンはまだ上手くないが、20年後の39才では切り方がうまくなっている。（慈済は21年間 物語は1992年秋に始まり2013年が現在時間）
・若き頃、初々しいダンスをする時の音楽レコードが、20十年後レコード針を上げる映像とダブり20年間の時間経過に続いしていた想いの時間が止まり現在の現実を表現している。
・ 町の給水塔の上での物理の本を読むのが好きな青年ドーソンと進学に夢をいだくアマンダが話し、ドーソンにも大学進学を強く勧める場所は、その後親に二人の仲を引裂離され、黄昏時にアマンダがドーソンを探しに行く場所であり、また冒頭の海上石油採掘基地の上で一人本を読んでいるいるのが好きなトーソンとダブルように計算された演出。
なお冒頭の海上石油採掘基地の上でドーソン一人本を読んでいる本は理論物理学者スティーヴン・ホーキング著「The Grand Design」です。この本は、宇宙についての科学的知識の歴史の本のようですが日本ではまだ未刊のようです。スティーヴン・ホーキング氏の自伝映画は2014年に米国で公開され日本では本年2015年3月に公開された映画『博士と彼女のセオリー』 (The Theory of Everything)です。
・Swee tJaen 若い頃ラジオから流れダンス曲で、20年後では車にカセットテープを差し込み流し林でダンスをする曲になります。これはこの映画のポスター等の場面になります。
・ 油田の爆発で海中に放り出され生死を分けている時のトーソンの海中姿と20年後寄りが戻り一夜バットを共にした明方二人で前の小さな湖に飛び込んだ後のアマンダが水面に浮かんだ姿とダブります。
以上この映画のストーリー展開における映像効果による脚本構成及び演出構図における男女の時間経過効用のポイントを述べました。これに気づくとどっぷりこの映画にハマってしまいますので、この映画の映像美学にす酔心して下さい！
せっかくなので劇中でラジオから流れ初々しいダンスをする曲を・・・
Cowboy Junkies - Sweet Jane (Official Video)
この曲はロック界に多大に影響を与えた大御所ルー・リードの名曲を「カウボーイ・ジャンキーズ」がカバーした「Sweet Jane」で上記のように過去と現在の甘いダンスの曲として効果的に使用され、この映画の物語をドラマチックに盛り上げています。
ストーリー展開的によく出来ているハーティ（Hearty）映画です！ お薦め！！
終盤に現在のアマンダは息子に”人々は、星に運命を委ねている”と話します・・・。その結末はハーティーな二人の心が残酷なまでにもドキドキと結ばれます。 It's a Life！
”人類は、ずっと星に運命をたずねてきたのよ”
昨日なんとなく映画が観たくなり映画上映情報を見ていましたら、なんとなく観たくなり衝動的に劇場に向かってしまいました・・・。
そしてオープニング・タイトルでのプロローグ映像と音楽にすぐに酔心。黄昏の黄金色に染まった海上石油採掘基地を空撮でその基地にゆっくり近づきそしてその建物の周りを回旋しその上で働く作業員や釣り下がられ張り付いいて作業をしている主人公を縮小法映像で描き、そして尚かつズン、ズンというベースの効いいた心よい旋律の音楽効果が増しドンドンと画面に引きこまれていきました。
そして男女がお互い夜空の星々を観て物語が始まります・・・
その映像がこれ
かけがえのない人』冒頭映像 movies.yahoo
“泣ける恋愛小説”として世界で愛されつづけるニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した作品です。デビュー作「きみに読む物語」は小説、映画ともヒットしています。
なお原作者でこの映画の共同プロデューサーにもなっているニコラス・スパークス氏はドーソン役のジェームズ・マースデンさんと不思議にも顔がよく似ています。
「かけがえのない人」 THE BEST OF ME 公式HP
ストーリー感想はネタバレになり劇場での鑑賞のじゃまになりますので私流観るポイントをー
この作品原作者が共同プロデューサーになっているおかげで、ストリー展開的に無駄のない語り口で、ロマンス、バイオレンスと観ているものを飽きさせないように構成されています。また共同プロデューサーになっているおかげで、配役も自分の小説に近い人物をキャスティングしているようで皆んな役にはまっています。特に上記のように主人公の男優ドーソン役のジェームズ・マースデンが原作者ニコラス・スパークス氏にそっくりにはそうと気合が入っていたようです・・・。
またこの作品のマイケル・ホフマン監督の手堅い演出と原作を活かした脚本が過去と現在を描くのに、その失われた20年間の時空を”意味を持った空間”で奇跡的な映像で語っています。この映画で九死に一生を得た後の主人公ドーソンは「物事にはすべて意味がある。理由があると思っていたが、今はそれがわからなくなってきている」と話させていますが、この物語ではその言葉を映像で一つづつ解いていますので羅列していきます。
・ タック代理父（養父？）が戦時中若き海兵隊員の時、レイテ海戦で日本海軍に戦艦を撃沈され海に放り流され九死に一生得たのは、生死を分ける瞬間に故郷で待っている奥さんが現れ庭で歌を歌ってくれたお陰で生きられたという経験談をテラスのテーブルで若き18才の主人公ドーソンとアマンダに話す。
そして20年海上石油採掘機地の爆発で九死に一生を得たドーソンも、タックがその奇跡な話をした同じテラスの席でアマンダに、自分も石油採掘機地の爆発で海中に投げ出され生死を分ける時に林にいるアマンダが現れ九死に一生を得たと話す。
・ 玉ねぎ切り 18才のドーソンはまだ上手くないが、20年後の39才では切り方がうまくなっている。（慈済は21年間 物語は1992年秋に始まり2013年が現在時間）
・若き頃、初々しいダンスをする時の音楽レコードが、20十年後レコード針を上げる映像とダブり20年間の時間経過に続いしていた想いの時間が止まり現在の現実を表現している。
・ 町の給水塔の上での物理の本を読むのが好きな青年ドーソンと進学に夢をいだくアマンダが話し、ドーソンにも大学進学を強く勧める場所は、その後親に二人の仲を引裂離され、黄昏時にアマンダがドーソンを探しに行く場所であり、また冒頭の海上石油採掘基地の上で一人本を読んでいるいるのが好きなトーソンとダブルように計算された演出。
なお冒頭の海上石油採掘基地の上でドーソン一人本を読んでいる本は理論物理学者スティーヴン・ホーキング著「The Grand Design」です。この本は、宇宙についての科学的知識の歴史の本のようですが日本ではまだ未刊のようです。スティーヴン・ホーキング氏の自伝映画は2014年に米国で公開され日本では本年2015年3月に公開された映画『博士と彼女のセオリー』 (The Theory of Everything)です。
・Swee tJaen 若い頃ラジオから流れダンス曲で、20年後では車にカセットテープを差し込み流し林でダンスをする曲になります。これはこの映画のポスター等の場面になります。
・ 油田の爆発で海中に放り出され生死を分けている時のトーソンの海中姿と20年後寄りが戻り一夜バットを共にした明方二人で前の小さな湖に飛び込んだ後のアマンダが水面に浮かんだ姿とダブります。
以上この映画のストーリー展開における映像効果による脚本構成及び演出構図における男女の時間経過効用のポイントを述べました。これに気づくとどっぷりこの映画にハマってしまいますので、この映画の映像美学にす酔心して下さい！
せっかくなので劇中でラジオから流れ初々しいダンスをする曲を・・・
Cowboy Junkies - Sweet Jane (Official Video)
この曲はロック界に多大に影響を与えた大御所ルー・リードの名曲を「カウボーイ・ジャンキーズ」がカバーした「Sweet Jane」で上記のように過去と現在の甘いダンスの曲として効果的に使用され、この映画の物語をドラマチックに盛り上げています。
ストーリー展開的によく出来ているハーティ（Hearty）映画です！ お薦め！！
終盤に現在のアマンダは息子に”人々は、星に運命を委ねている”と話します・・・。その結末はハーティーな二人の心が残酷なまでにもドキドキと結ばれます。 It's a Life！
