コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

今日「日本の輸出大国時代の終わり」の転換日か? 貿易赤字転落決定のよう・・・

2012-01-25 | 脳裏のなかで
 ウォール・ストリート・ジャーナル紙「日本の輸出大国時代の終わり」から
 本日政府から発表される予定の2011年度日本貿易収支で
 日本の貿易収支が赤字に転じ、第2次石油危機後の1980年以来、31年ぶりに貿易赤字国へ転落することが確実になるようです・・。
 日本の「貿易立国」もすでに夢の夢のようです・・・・。
早めの自国意識改革をしないと時代に乗り遅れそうです!本当に次のギリシャになりそうです。
本日のウォール・ストリート・ジャーナルでこのことが詳しく載っていました。

 「日本の輸出大国時代の終わり」
     ウォール・ストリート・ジャーナルWEB
2012年 1月 24日

 この記事で、「かつて日本は世界中の国を自分たちの勢いに従わせていたが、今、この島国は自身のコントロールが及ばない強い国際圧力によって大きく影響を受けている。」といいすでに操作ゼロであることを言い当て、あの昨年の大地震は「企業の競争力低下のような、長年にわたり水面下で進行してきた傾向を、地震はただ速めただけのようだ」といってます。
 これは国が大地震をネタに復興債といって国債(借金)発行の理由にも思え、借金依存症国の構造的国家の歪みを示しているようにも思えます。本紙は、「仮に貿易赤字が続けば、日本は安定した債権国から純債務国に転じる可能性がある」とも述べています。今、日本が生産産業構造的改革なくして、日本栄華は空ごとであったと次の世代が懐古する前に、どうにかしないといけない問題のようです。
 今後、海外生産工場が主になり日本列島空洞化が起きない前に、産業貿易機構の抜本的な改革を早急に行ってもらいたいものです。

 国債発行額、過去最大12年度174兆2313億円 朝日新聞WEB 2011年12月24日
  ”12年度末には1千兆円を超えるのが確実だ” そうです・・・・