コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

6月のモンフルール sonoGAIDENN 収穫祭 サラダ日記

2008-06-30 | はなかけないフルールたち
      今年の収穫祭  堆肥作りからの大きなジャガイモ君たち

        
         即、蒸かして甘いスィートポテトサラダに・・・・ 
            ジャガイモサラダは蒸かすに限る!
  マヨネーズいらない、黒コショウと数滴のお気に入り醤油のみでOKです。

        
           大小まちまちで個性が出ていますー。
     みな、食べる前に出た芽だけを切り取り、植えたものですが・・・。


6月のモンフルール sonoTWO

2008-06-30 | はなかけないフルールたち
              ピンキーナ  ベゴニア


   冷静に成長するクールミント         たぶん カモミール
 ミントが税金の代わりに納められていた時代もありましたいました・・・。
「禍害なるかな、偽善なる学者、パリサイ人よ、汝らはミント、ディル、クミンで10分1税として納めて、律法の中にても重き公平とあわれみ忠信とを等閑にす」(マタイ伝第23章23から) 今なら高額納税者に成れたのに・・・・・!


   季節はずれな春菊の花     今年は咲かないシランなんか知らん・・・


鬼門に咲く 利きそうな薬草 ドクダミ と 京 苔寺のような緑美しい苔庭

6月のモンフルール sonoONE

2008-06-30 | はなかけないフルールたち
          梅雨の晴れ間の名花 露草と名知らず


        毎年、背高く咲いてくれる名知らず Sun の下で


          名 知 ら ず  君 OR さん
 
         
   つゆ草の件(くだり) 新潟で生まれ栃木で育った吉屋信子著
                 小説「あの道この道」から
「宗ちゃん、観音様にお祈りして行きましょうよ、小父さんの温泉が早くほんとに出ますようにって」しのぶが言うと、宗吉は可愛くうなずいて、
「うん、坊やもよくお祈りするよ、そしてこの露草の花を観音様にあげようねえ」
と小さい手でまだ咲きかけ始めたばかりの紫濃き花の初花を摘んで観音様のお膝の上に献げまいらせて、二人は膝まずき諸手(もろて)を合わせて合掌した。


        月草 ツユクサが大好物の名知らず居候たち・・・・


「婦系図」 新派観劇で大感激! 得るもの多し・・・ 新橋演舞場

2008-06-27 | 記憶の断片
        『婦 系 図(おんなけいず)』 新橋演舞場 08.6.26観劇

昨日、またまたチケットを譲って戴き、新派120年記念 「婦系図」を鑑賞させて戴きました。新劇はよく観にいっていたんですが、新派は全くと言ってもいいほど初めての鑑賞でした。映画では、新派の俳優が出演している作品は多く観てはいましたが舞台での演技を観た感動は格別なものでした!!
それも今回は演舞場の一階席での鑑賞で、舞台それより花道でより近く俳優の演技を観られたのが嬉しい限りです・・・・。
ドラマ撮影現場での細切れの演技ではなく、花道に現れ舞台へ、また舞台から幕に消えるまでの空間での俳優の演技の緊張感が何とも言えない感銘を与えてくれ新鮮でした。
やはり三階天井桟敷派にしても、歌舞伎、新派観劇は一階席で観るのがベストなのかなと思ってしまいした・・・。
この新派舞台鑑賞を勧めてくれ、切っ掛けをくれた方々感謝します。

さて、今新派公演は松竹公演なのでしょうか、ちょっと異色の組み合わせで、水谷八重子さん中心の新派俳優と片岡 仁左衛門さんの歌舞伎派の新旧派混合の公演でした。
この面白い組み合わせが、私の新派公演鑑賞となったのもいい経験だったようです。
先に観た、歌舞伎 義経千本桜「すし屋」の”いがみの権太(ごんた)”が悪党から善人に改心するが如く、今回の片岡 仁左衛門さん演じる早瀬主税も幼年のスリ仲間から酒井先生に助けられ、ドイツ語の先生として善人になり恩師酒井先生を逆に恩を返し助ける話は、旧派・歌舞伎から新派へ受け継がれたテーマなのかなと思ってしまいました。
この中で片岡仁左衛門演じる主税はちょとスリ仲間時代の名残りかチンピラぽい科白言い回しが隠されている演技が特徴のようです。最初その科白が言い回しが気になっていたのですが、その主税の過去の素性がわかると何とも言えない人間の業を感じます・・・・。
また先の歌舞伎座の「身替座禅(みがわりざぜん)」山蔭右京役で同じ仁左衛門さんが出ていて、昼は新橋演舞場で新派役者、夜は歌舞伎座で歌舞伎役者と出演していることに人気役者の忙しさに脱帽です。

舞台は四季が感じられ、梅の樹、桜の樹 晩秋の樹などがありました。
特に早瀬主税が静岡に帰る時、窓から見える満開の桜を見ながら主税が去った後、妙子が「散らなければ・・・」という科白は印象的でした。
また、あの有名な湯島天神境内の場面「切れるの、別れるのってそんなことはね、芸者の時にいうことよ。今の私には、死ねといって下さい」とお蔦が言うところは味わいあっていいものでした・・・。

また更に、この舞台で”婦系図”とはの答えに、古い因習により女性差別が女性を悲劇に追い込んでいたことがよくわかりました。お蔦は芸者あがりで当時一般的に低くみられ男の出世のため別れさせられ、また学者の娘も日常の素性と家系図を調べ上げられ難癖をつけられ咎められるしまつ・・・。
つまり、 婦(おんな)= 家 系図(女は子を生み、遺伝子も伝わるから)で正当な家柄なら嫁入りでき”婦人”になれると解釈できた次第です。この難解な題名の読み方に大きな意味を持っていたことをこの舞台から私論ですが得た事が一番の収穫だったかもしれません。

この舞台の後、私の家は魚屋と農家の市井出であったことにホッとしています。
もしこの社会がダメというなら、”系図買い”に今からでも走り回らなくてはいけませんが・・・・。
そう思うと、現代社会は平等なんだといたく感心さえしてしまうのは私だけでしょうかー。

この新派観劇の機会をつくって戴いた方々に大感謝させて戴きます。
             ありがとうございました!


新派120年記念 『婦 系 図(おんなけいず)』 六幕十場
お蔦 波乃 久里子
小芳 水谷 八重子
妙子 紅 貴代
酒井 俊蔵 安井 昌二
早瀬 主税 片岡 仁左衛門

泉 鏡花/作
大場 正昭/演出

新派120年記念 六月新派公演 「婦 系 図」 松 竹 HP

六月大歌舞伎 楽しめました!!

2008-06-25 | 記憶の断片
           歌舞伎座百二十年 六月大歌舞伎

 昨日、六月大歌舞伎を観てきました。いや、観させて戴きました!
先に、佐々木康監督の松竹時代の作品資料を探しに、松竹大谷図書館へ行く途中、この歌舞伎座の前を通っては、”すし屋”を観たいと思っていた矢先、ふってわいた如き、チケットが有るとの連絡が舞い込んできました・・・・。
この機会を与えてくれた方とそのお知り合いの方に感謝します!
更に恥ずかしながら、歌舞伎座での二階席デビューと相成りました。
いつもは、三階の天井桟敷からでしたのでいたく感動し今鑑賞させて戴きました。

 この「義経千本桜 すし屋」は私にとっても思い出深い作品でもあります。私が初めて書いた脚本、未だ作品にはなっていませんが、この中の”いがみの權太(ごんた)”をモチーフにし、現代社会の悪戯っ子から見た善悪分別意識の成長をドラマにし、名も”いがみの權太(けんた)”と現代風にした主人公名の話を書いてみました。
 なおこの作品は、
樹木たちの家 ーおからより愛をこめてー 
         The Trees of GOOD AND EVIL
  です。

 また、この中に出てくるすし屋奉公人弥助、実はで平家嫡男の平維盛(たいら の これもり)も後の脚本に関連があります・・・・・。
維盛はこのすし屋の物語の後、高野山にて出家し、後に熊野三山を参詣して春近く3月末、那智の沖の山成島で入水自殺したそうです。
この那智は、南方に極楽浄土があると云う補陀落渡海(ふだらくとかい)の出発地でもあり、維盛もこの補陀落渡海思想に則って入水したと考えられていますから、この話を手繰り、平家嫡子 現代の平家姫がその極楽浄土を求め、紺碧の海 コート・ダジュールは南フランスの古城の姫としてお嫁に行く話を書いてみました・・・・。
 この作品は 
  『見果てぬ、濱の宮の双蝶』ー平家姫紺碧の海で金色の鳩をみたー
               宜しかったら、読んで下さい!

 作品感想は、時間をみつけては書きたいと思います・・・。

     

         歌舞伎座百二十年六月大歌舞伎

夜の部
一、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
  すし屋

          いがみの権太  吉右衛門
              お里  芝 雀
         弥助実は平維盛  染五郎
            梶原の臣  由次郎
               同  桂 三
               同  種太郎
             おくら  吉之丞
            若葉内侍  高麗蔵
            弥左衛門  歌 六
            梶原景時  段四郎


二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)
            山蔭右京  仁左衛門
            太郎冠者  錦之助
            腰元小枝  隼 人
            腰元千枝  巳之助
           奥方玉の井  段四郎


三、生きている小平次(いきているこへいじ)
           那古太九郎  幸四郎
           小幡小平次  染五郎
             おちか  福 助


四、三人形(みつにんぎょう)
              傾城  芝 雀
              若衆  錦之助
               奴  歌 昇


ねこカフェライブ 今夜

2008-06-21 | 携帯から視観、思勘、私感
     今夜の ねこカフェ Live  さっき
     錦糸町 Live House PAPPY'S
     今夜は最高!野澤享司さん、成田誠さんとジョイント ライブ


追 記
     
     この写真左手奥で楽しそうに拍手しておられる方はなんと
     あのフォーク黄金時代を風靡した斉藤哲夫さんです!!

       斉藤哲夫 OFFICIAL HOME PAGE

        Live House PAPPY'S