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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

今年のまとめ

2009年12月31日 | 
 今年一番といえば。仕事ではやっぱ「税務調査」でしょうか。ようやく入ったか、という感想になっちゃうけど。

 税務署ってのは、記帳指導の担当と、その結果を調査する担当とが、完全に分離してるんですね。相互連絡がないから例えば「青色申告会に入ってるから有利」とかいうことは全くない、のは当然というわけ。だけど、調査中に見てはいる、みたいだけど。まあ、結局「正しく記帳されてるのか」をひたすらチェック、って感じですけど。
 まず聞かれたのは最近の商売について。当院のなんだろう、商売方針というか、客層というか、取引先とか、色々。そいから伝票とかのチェックって感じか。伝票を見つつ、取引会社の商売を芋づる式に調べてるんですよ、コワイ・・・・・。そのための資料がちゃんと保管されているのかどうか、が最初のチェック項目ですね。で、それを付き合わせる。ちゃんと保管してないと、すかさず調査がきつくなる、のではないか、と思われますな。保管してなければ、きちんとやってないな、じゃ、きちんとさせにゃ、となるんでしょうね。

 当院につきましては。いつ調査がきてもいいようにはしてあった。一年分を紙袋に放り込んで保管、と繰り返して7年分。あと、経理を自分で勉強はしていたし。だもんで「これはどういうことか?」と質問された時に「ああ、これはこういう事で」って答えられる。思い出すんですよね、カルテみたいに、書いてあることを。ので、あんましゴリゴリやられずに済んだ、かな。一応修正申告するべき箇所は一つ見つかったので、そこは申告したんだけど。なんか、むかついてんですけどね。だってさ、その箇所はその年の納税説明会で「これでいいんですよね?」って、他ならぬ税務署の人に確認して申告した部分なんだもん!!なんだっちゅうんじゃ!!

 税務調査を受けて思ったことは。法人化って怖いなー、ということ。調査官の方にも「法人化したほうが良いのでは?」って言われたけどさ、なにが怖いって自分から記帳が離れてしまうのがヤダ。そうなると、経営も現実離れしていきそうで。自分でやってるから、リアルタイムで経営状況が見えるし、じゃあこうしようっていう対策もすぐに立てられるし。そういうフットワークがおかしくなるのではないか、と思うと、気が進まない、どうにも。この件は、更に先の話ですね。

 それ以外では。うーん、マイケル・ジャクソンか・・・・。彼が亡くなったのを知った時は、ただビックリしただけだったのに・・・・・。年末には、自分にものすごく影響を与える人物になってしまった。この人は「踏み絵」のように、「あなたはどう考えるのか?」と問いかけて来るんですね、なにかにつけ。まだ、考えてるんですけどね。一番ダイレクトな影響は、もともとズケズケものを言う、と仕事上はされているらしい(本人的には、その自覚はない)のに、それがますますひどくなった(らしい)、ということか。いや、マイケルがそういう人物だった、というわけじゃないけど。でも、彼が歌やビデオを通して語る、その率直さがね、かなり影響してますね(多分)。しょうがないよ、病気って、正直にならないと治らないんです。

タイガー・ウッズ

2009年12月13日 | 
について。ヤな感じだなー。
 マイケルとおんなじだ、なによりも彼が黒人だから、要求すること(品行方正でなくちゃ)も高くなる、風当たりもきつくなる、そーんな気がしてさ。

 うーむ、「大離婚」  とゆう本には、凄い話がわんさか載ってて、こういう本を読んじゃうと、今はやりの「婚活」なんか、とてもじゃないが、おっかなくてデキマヘン、という気分にさせられちゃうのだが。これ読んでると、浮気・借金・暴力ってのが離婚の3大要因みたいだけど、中でも、浮気の話は多いっすねー。男側も女側もあるけれど、男:女=8:2って感じなんだ。まあ、女側からだけの話だから多少割り引いてみてもいけどさ。

 いい悪いじゃなくて、あのう、人のこととやかく言えるんでしょうか、あんたは?って聞きたいわけよ。

国家予算

2009年12月09日 | 
の収入内訳ですけど。

 どう考えても常軌を逸してると思うんですけどねえ。

 だーれも国債を買わなくなったらどーすんの?

 でもさー、買いたくないよ、「倒産したんで、借金チャラにして下さい、やっぱ」なーんて、いつ言われるか分からんもん。10年後くらいに言われそう・・・・。
 というわけで、10年物の国債なんか、買わない方がいいと思う。

めまい

2009年11月07日 | 
&耳が聴こえなくなる、という異常事態が今週初めに勃発して、しょうがなく、今週はひたすら安静に努めている。仕事はしてるけど。

 聴こえなくなったのは左側なんだけど。やっぱ、片方でも不便ですね。で、もう一つ。ベートーヴェンはつらかっただろうなあ。彼のファンなもんで、そんなことを考えちゃって。

上空

2009年10月28日 | 
をプルーインパルスが飛び交ってます!3日の航空ショーの練習を毎年やってくれるから、この時期は楽しいんだ。
 昨日はインフルエンザ(季節性のやつ、つまりいつもの)の予防接種を受ける。早めに打とうと思って行ったのに、既に「遅い組」だそうな。新型インフルワクチンの製造のために、季節性インフルのワクチンが品薄になっちゃって、だから、どちらも中途半端な在庫なんだって。もう、季節性ワクチンの在庫がなくなっちゃった診療所もあるらしい。

 今回、インフルエンザワクチンの製造法が結構マスコミに出ましたよね。あれ見て思うのは。ワクチンのために相当数の鶏が犠牲になってるってこと。感謝しないとね。そういう考えが欠落するのはどうかと思う。

 もう一つ思うこと。ワクチンがある各種疾患について、それに羅患して「病死」という奴、ワクチン副反応で死亡、より、はるかに多いはず。なのに、マスコミが病死については報道しないから、ワクチン恐怖症みたいになってる人間がようけ増えてしまったのでは、ということ。で、怖い疾患が蔓延する可能性が増えてしまう、ということ。日本は、そういうところで世界の顰蹙者になってる。

 人間がやることだから、完璧はない。事故は起こる。病死だったら、しょうがない、になりますか?歪んだ情報のみに基づいて、気分で判断するべき問題じゃないんじゃないかな。

ノーベル平和賞

2009年10月13日 | 
って、かなり政治的なにおいを感じますが、毎回。
 思うのは。誰かに頼ってたら、誰かがなんとかしてくれるだろうって当て込んでたら、なんにも変わらんだろう、という事。自分で変える、自分でどうにかしないとっていつも考えて、チャンスがあらば実行する、この方が手っ取り早い。多分。

美容院

2009年07月28日 | 
に久し振りに行く。もういい加減、髪を切らないと、しかしこりゃ一体、どこまで伸びるんだろうか?こうなっちゃうと、切る気になれない、とりあえず毛先をすいて、トリミングってとこで落ち着く。
 行きつけの美容院のマスターは男の方なんだけど(女に切られるの、あまり好きじゃないんです)「マイケルってどう思います?」って聞いてみた。「カッコイイと思いますよ」「じゃやっぱ、ムーンウォークとか練習したわけ?」アホな男子、どいつもやっとったのでは?と思いつつ聞いてみたら、やっぱ、試みたこともあるっぽいような。かっこいいなあ、あこがれるなあ、でもまあ真似できるのはこれくらいだし、ってなもんでしょうけど、悪くないよね、そういうの。

 マスターに色々聞いてみたんだけど、マイケルのダンスだの、仕草だの、とにかくカッコイイ、と感じるんだって。男の方でもそうなのかあ。つうか、単純にそれで済めばよいのだろうけど。

 困る、ねたみだのひがみだのやっかみだの、雲と同じにいつの間にかモクモク湧いてくるものだしなあ。しかも、なかなか吹っ切れない。これに人種の問題が絡む、ますます話がややこしくなる、のは必然か。

 こういう感情を、基本的には「やめましょう」って押さえ込む方向で解決しようとしがちだ。でも、そんなん無理ですよ。イジメだってそうだ。「やめましょう、皆仲良く」で解決するなら、とっくにイジメはなくなってる。負の感情です、=悪なんですって押さえ込むから、裏へ裏へ、回り込んでいく。で。そういう風にするほど、この手の感情は腐る。臭う。この臭気は、全体に広がって、全てを腐らせる。こうなったらオシマイだ。

 じゃーどーする?こういう感情は「出てくるものです。仕方ありません」って肯定する方が建設的なんじゃないかしら。大体10人集まれば、誰か気に食わない奴が出てくるもんだ。そんなもんだ、だから、その上でどう折り合いをつけるのか、考えましょう、なら、分かるんですがね。

 マイケルを叩いてる連中に、誰かが言ってたらどうなってたんだろう?「あんた、結局ひがんでんでしょ、妬んでんでしょ、ヤキモチやいてるんでしょー」って、ズバと指摘していたら。

 自分のそういう感情については?いつも慎重に精査する癖をつけといて、で、ヤバげな時は「ひがんでます」って、はっきり「口マメ」に認めておくこと、そうすれば、自分の感情に思考が乗っ取られる可能性が小さくなるのでは、と思うんだけど。

 医療に関する報道にも、その手のひがみややっかみが前提なのでは、と感じること多々あり。「ガッポガッポ稼ぎやがって」ってさ。「ブラックジャック」に出てくる悪役の医者みたいなイメージを前提にして話を組み立てているような。最近、「ブラックジャック」ってそんなに良い作品なのか?疑問が大きくなっている。悪影響の方が大きいのではないか。

報道

2009年07月24日 | 
のあり方の偏向、マイケル・ジャクソンについては「人種」とくっつけて語られてることが多そうだ。しかし、あっしの見立てはちょっと違う。それ以前のことなんじゃないか。彼は、旧来のアメリカ文化における「かっこよさ」と対極にある全く新しい「カッコよさ」を提示してしまった。それに対するねたみ・嫉み・ひがみから始まったんじゃないか、全てが。

 それまでのアメリカ=マッチョ文化に尽きると思う。アメリカにおけるかっこよさ=筋肉隆々の大男(代表:シュワルツネッガー)OR西部劇に出てくるようなニヒルなアル中ORきっぷで勝負する口達者(例:「カサブランカ」のハンフリー・ボガート)、まあ、全部映画からの見立てですけど。基本的に田舎臭いですね。単純なんですよ。

 考えてみると、マイケルが現れてからじりじりとそういう人物が活躍する映画が減っている。現在、いわゆるアクションスターなるムキムキ男はほぼ全滅状態、アクション映画の内容も「普通の人がどうにかしなくちゃって頑張る」内容ばかり。これは、アメリカにおける旧来のモテ男が価値を失っている証拠だろう。しかし、この価値観の変化は、マッチョ文化にどっぷり浸かっている男どもに対して、物凄い脅威になるでしょ。

 マイケルの歌・ダンスは実に繊細で、かつ隙がない。ライヴ映像で「どこを切ってもカッコイイ」というのは驚異だ。本当にビックリしたんだ。斬新なダンステクニックや振り付け、真似することはできるけど、最初に考え付くまではどうだったんだろうか?それもこれも、マイケルが「客を満足させるショーパフォーマンスとは」ということを真剣に考え、かつ実行するために相当の努力をした結果。で、なのに、それが全部ねたみやひがみ・やっかみの対象になってしまったのではないか。男のヤキモチは恐ろしいよ
 更に続きます。

毎日新聞

2009年07月24日 | 
の「記者の目」に寄稿されたマイケル・ジャクソンに関する記事が、かなり反響を呼んでいるようだ。書いた方は、マイケルのファンなんだろう、彼をめぐる報道についての憤りを率直に書いておられる。この7月はつらい。ファンの方はどうやって過ごしているのだろうか?
 マイケルについての情報は、ほぼNHKの特集番組から得たんですけど。彼の死後に、生前収録された番組を流すのには決断が要ったと思う。NHKには感謝したい。なんかね、頭から離れないんですよ、彼をめぐるいろんなこと、特に報道が。

 マイケルについての報道は、医療に関する報道と重なり合う部分が多々あると思う。特に「割りばし事件」。この件に対する報道のバカさ加減には以前から辟易していたわけだが、当事者の先生が所属していた杏林大の教授の方のインタビューを読んで、事件のいきさつがかなり腑に落ちたもんだから、なおさら腹が立っている。一言で言えば、報道する側のステレオタイプな思い込みに基づく偏見、さらにそこに立脚した、書いている本人も気付いていない「悪意」に正義っぽいことをまぶしつけた記事の書き方。マイケルに対しても同じではないの、というか、マイケルについての報道をあれこれ考えていて気付いたことでもあるんだが。

 彼の映像・音楽を見聞きしてまず、思ったのは「なーんてカッコイイの!!!」でしたね。知らなかった~~。こんなカッコイイなんて。で、もう一つ思ったのは「意外に小柄で華奢な人なんだなあ」ということ。これ、かなり重要な情報だった。
 続きは次回。

マイケル・ジャクソン

2009年07月17日 | 
が亡くなって、それなのに、未だにゴシップにさらされてる。亡くなった人がここまでターゲットになるなんて、なんてアメリカは嫌な国なんだろうか。今回の事で、とことんアメリカが嫌いになりましたね。+南蛮人もね。

 元々洋楽って好きじゃないんです。大体ビートルズが嫌い。「ビートルズ嫌い」というの、なんかこう、発言しちゃいけないみたいなムードがありますね、でも好きになれん、どうしても。音楽の授業で「イエスタデイ」を歌わされた時、こんな曲のどこがいいんじゃ?と思って以来だな。マイケルの歌も殆ど知らない。こんなんで、なにを書けるか、とも思うけど。ちょっと我慢ならない感じで。

 マイケルが亡くなってから色んな方が毎日新聞に寄稿したけれど、平野啓一郎さんの文章が一番あっしにはこたえるものだった。この方は、多分あっしなんかより余程色んな事情をご存知なんだろうな、その上で書いておられるんだ、と思う、その前提で書くのだが。平野さんは大層抑えて書いている、でも、その文脈から怒りがフツフツ湧き出てきてるようで。なぜ、こんなことになってしまったのか。

 マイケルのスキャンダルがあれこれ入ってきた頃、あっしの感想は「伝言ゲームの最終あたりの情報だ、真に受けるな」だったのね。他の国の人の話でしょ、それが更に翻訳されて入ってくる、おまけにその情報は飛び飛び、訳が分からんもの。
 平野さんが指摘されてるのは、やじうま集団にもに分かる、マイケルの身体の変化(整形だの、皮膚の色だの)が、なぜか全部「人種問題」と絡めて解釈された、という点。これ、ヘンですよね。整形なんか誰でもやってる、皮膚に関しては、こりゃ、病気に間違いない。実際、マイケルは自分の病名を公表している。病名を読んだ限りでは、手ごわい疾患だ。なのに、それが全部「あいつは白人になりたがってるんだぜえ」で片付けられ、非難の対象になってしまった。その非難はマスコミが増幅した。マイケルが「ピーリング」して、自分で皮膚を白くしたんだって、今でも殆どの人間が信じてるんじゃないかな。あのねえ、そういうんで、指先までなんか、白くできっこないですよ、常識的に考えて。

 ここから先は、彼の死後あっしが読んだあれこれの記事からの推測ですけど。だから、それ以上でもそれ以下でもない。読んだ情報が正しいかどうかも分からない、全くこんなんでいいんですか?と思いつつ。
 以前マイケルが日本に来た時、お付の人が彼に日傘をさし掛けてたのも、病名を知れば簡単に納得できる。あの皮膚病は、日光で悪化するのだから。
 で、彼が一時期車椅子で移動せざるを得ないほど、衰えていたらしい、のも病名を聞けば分かる。この手の皮膚病は、治療に必ず副腎皮質ホルモン剤を使う。この薬剤は筋肉を落としてしまうから。もう一つ、彼が患っていたと思われる皮膚病は、ストレスで悪化するんだ。
 ひどい話だ、ストレスで症状が悪化する、で、悪化した症状を掴まえられて非難される、で、更にストレスが増す、という。こんなの、普通の人でも耐えられないでしょ。それだけじゃない、筋肉が落ちる=踊れなくなる、ということ。ダンスのクオリティが下がる、あれだけのパフォーマンスをやり遂げてきたんだもの、プライドに直接関わる事態だろう。

 彼がここでツアーを敢行しよう、と思った事情もなんとなく分かる。いろんな意味でリミットだよね、だから、ギリギリの状態で身体を作っていったのではないか。病状も(多分)落ち着いていたんだろうし。それなら、薬もかなり減量できるだろうし。無理がかかるのは、ある程度承知の上、だから、医者の同行を求めた所もあったのではないか。で、一方思うのは、記者会見での彼の吹っ切れたような表情と、リハーサルの凄み。無念でならないだろうな、と思って。

 これ、全部分断された情報にすこーしこっちの医療上の知識を足して書いてるんですけど、だから、全部憶測ですけどね。
 なんかね、考える度、マイケルは、まるで「白いライオン」みたいだな、と思っちゃって。あれほどの成功を収めながら、どのコミュニティからもはじかれてしまった、という。なんでも人種(っつったって、単に皮膚の色だけでしょ)の話に戻されてああこう言われて。だから、南蛮人はキライなんだ!

2009年06月27日 | 
が書いてる、であろうマイケル・ジャクソン死去のニュース

 「死去」だったり「死亡」だったり、色々錯綜してましたけど。とりあえず、先進諸国の人間で彼の顔と名前が一致しない人は殆どいないんじゃないか。音楽界の(映画とかで顔を売ってない)人物としてはすごい話だと思う。SMAPの面子だって、顔&名前を知ってるのは、いいとこアジア圏くらいだろう。気の休まらない人生だったろうなあ。

 「スリラー」ってすごいですよね、今観直しても。あっしらの世代にとって踊りといやあ、ピンクレディーのパカパカ踊りくらいだったんだよね、そうじゃなきゃ、いきなりバレエ。そこに「こういうのがダンスだ」って叩き付けられたみたいな。

 で、マイケル・ジャクソンが50歳だったのか、にも驚いている。そうね、70歳のマイケルってちょっと想像しにくい。60歳もツライか・・・・・・。マイケルって名前が、年齢を拒否している感じがするものね。なんか、神様の采配なのかな、と思う、つらい話だけれど。

行政

2009年06月22日 | 
といえば、市役所についていつも思うこと。大変だなあ・・・・って。
 例の公園&分譲地、公園の脇の土地が売りに出されてるんだし、車で公園に来る人も結構いるから、ちょっと買い上げるか借り上げるかして公園用の駐車場をつくってみたらどうかなー、なんだったら、こっちも半分くらいなら、土地を購入してもいいし、とかなんとか、ややムシのいい事を思いついて相談に行ってみた。「みどりの課」だったっけ?担当は。
 で、「無理ですがな」と、まあ予想通りにはねつけられたんだけど。その時の対応ぶりがね「あーまたクレームか~~~」っていうの、顔に出てるんだ。応対した職員の方、ヘタなことは言えないって緊張しているのが分かる。別にクレームって訳じゃない、ちょっとした提案なんだけどなあ。なんでもかんでも、「よろずクレーム対応所」になってしまってるんだろうか?今日日の市役所って。

 今まで色々聞いたことのある、相談事例。
1)鳥の巣の撤去
2)敷地内の祠をどうするか?
3)防犯放送の内容が気に食わない
とか。率直に言って驚いてるんだよ。1)事例なんか、巣の活動時期なんて期間限定、それも、かなり短期間だし、撤去したけりゃご自分でさっさとやればいいだに。鳥の巣ができてなにが困るんだ?と思うんだけど、近所に気兼ねしてる、ということらしい、そーんな下らないことで、イチャモンをつけてくるって?どういう近所だよ?
 2)事例もなあ、その祠の主が帰属している神社とかに相談すれば済む事なのでは?と思うんだけど。
 3)なんか、呆れてしまうね。「地域の目で、子供を守りましょう」って命令すんな、って言ってやった、だって!!そういうのをあっしに堂々と喋る、自分の言ってることがヘンだとは考えてないんだろうな。「強制なんですか?って聞いたのよ」と言うから、余程「あっしだったら、『強制です』って言うんじゃないですかね。子供をきちんと守るのは、大人の責務でしょうが」と言ってやろうかと思ったんだけど。

 こないだの市議会議員選挙での広報、議員候補者の皆様の、こう言っては何だが、お年の割にいささか青臭い感じの公約を思い出すと、それと、こういう役所のクレーム対応にキュウキュウとなってる余裕のない働きぶり、全然基本からして噛み合わなさそう、って感じてね。

 行政がクレームのはけ口みたくなってしまう、その原因はマスコミにある。いつもいつも「行政=悪政」みたいなプロパガンダを撒き散らしてるでしょ、で、ちょっと対応をヘマ(ってほどでもないと思うけど)すれば、それ!!とばかりに騒ぎ立てる。やめてほしいよな。

 患者さんから聞いた話。どこかの役所の、担当課に息子さんが勤務してる、そこへ、小学校の脇に引っ越してきた奴が、毎日連日「ウルサイ」って苦情電話をかけて来るそうな。あんた、そんなとこに引っ越してくるのが悪いんでしょ、ガキはうるさいに決まってる、イヤなら別んとこに引っ越せよ、という、まっとう(だとあっしは思うんですがねえ)な返事ができなくて、毎日連日「申し訳ありません」って言ってるんだって。こんな事が仕事になっちゃう、これもマスコミのせいだぞ。

オーストラリア

2009年06月17日 | 
に負けましたねえ、あーあ。
 というわけで、全然違う話、本日も「ためしてガッテン!!」は実に面白かった。全く、この番組の医療情報って凄い。こっちを観てたから「ガオ~~!」と吼えずに済みましたね、吠え立ててると、うちの猫が怖がるのでね。

 で、鬱病について。こないだやってたドラマ<「ツレがうつになりまして。」は、原田さんの演技がまさに迫真で、真剣に観てしまったんですけど。あっしの体験は、こんな感じ。

 一人暮らしだから、2年かそこらで寛解(症状が収まること、回復や治癒とは違う)したのだ、自殺未遂っぽいことは実家暮らしのときにやった、ハルシオン飲みまくりで。で、起きられなくなった。これねえ、具体的に「死にたい」んじゃないのよ、とにかく意識があると、その間つらい、嫌な思いから全く逃げられない、意識がなくなっちゃえばいいのに、の延長上にあるんですよね。

 一人暮らしを始めてから、そういう思考に落ち込みやすい自分の思考上のクセを考え直す余裕が、ややできてきたんですね、家族や身内に振り回されずに済むようになったからね。「思考方法の癖」ってのは、実は、親からもたらされてること多し、だから、特に親は断ち切らないとダメじゃないか、と思うんだが。場合によっては身内がいるのも考えものだ、身内がそばにいると、どうしてもそいつに気兼ねしちゃうんですよ。昔の自分を演技したりしたくなったり、それができなくて落ち込んだり。

 で、あっしの場合はですね、こういう思考方法の癖=「~~するべき」とか「~~しなければ」に支配されてた、ということ。例:飲み会には行かなければならない、飲み会に行ったら楽しく盛り上がらないと、友達はつくるべきだ、家族は大切にしなければならない、等々。スンゲー些細な、つまらん事までこういう発想に支配されてたのよね。飲み会なんか、別に毎度毎度行く必要ないじゃない、飲み会行って、話すことがなければ黙ってたっていいじゃない、友達は「作る」ものじゃない「なってしまう」ものでしょうが、下らないアホが家族にいたら、そんな奴、大事にする必要がどこにあるんだ、こういう風に、「別の考え」を、自分の思考全てについて一々思いつかなくちゃならない、これは、英語を習うのとよく似てる、と後から思った。思考の文法を変えなくちゃならないのよ。そんなの、簡単にいくわけがない。だってなあ、こういう文法って、日本語と同じに「親から刷り込まれてる」んだもん!書き換えは極めて困難なんだ、できるけどさ。英語と同じだよ。

 だからさあ、「心の風邪」っていう鬱病の表現は間違い、と断言できますね。風邪なんかじゃない、「心の結核」だよ。真剣に取り組まないと、慢性化して手に負えなくなるぞ、で、「回復」という表現もなー、と思ってる。あっしをマイナス方向に引き込む他人(含む家族)の言動&行動には、牙をむいて戦う、か、逃げる、かしないと、確実に再発する、という危機感。最近は常に戦ってますね、これはねえ、自営業だから、鍛えられたのね、どうも、逃げても追っかけてくるものらしいって分かったから。

スリランカ

2009年05月17日 | 
の内戦が終結した、とのこと。

 この件について、国連等々が人道的見地からどうこう、とあれこれ言ってましたが、個人的には、この場合、人道的もへったくれもないのでは、と感じていた。人間の盾なんぞという卑劣な手段を使ってたのは「LTTE」側でしょ。

 「天地人」にハマってまして。側面から見た歴史って、こう見えるのかー、勉強になる。妻夫木君はかっこいいし。でね、織田信長、先週死んじゃいましたけど(で、吉川晃司さんが演じてらっしゃいましたが、なんかね、こういう人物だったんじゃないかな、という妙な説得力がありましたね)彼がしでかした数々の事件と、それに伴って築かれた死体の山ってさ、ハンパじゃない。「国」というシステムを立ち上げたり維持するには、こういう時期もなけりゃならんのかな、と思ったり。

 なんか、その成り立ち等々はよく分からない(従って、あれこれ言う権利はないと思う)が、内戦とはいうが、結局戦国時代なのかもしれない、今のスリランカは、と思っていた。今という時代だからあれこれ周りが言う、言えるんですか?その権利あるんですか?って思って。

 というわけで、なんでもいい、終結したのは結構なことだ。こういう形で終結するのが一番スッキリするんじゃないか。

粟津潔氏

2009年05月02日 | 
が亡くなって、その新聞記事を読んで、患者さんと話してたんですよ「谷川俊太郎さんはたまらないんじゃないでしょうか?」って。「谷川俊太郎の33の質問」の回答者で、亡くなった方、じりじり増えてる。武満徹さん、岸田今日子さん・・・・・。で、今度は粟津氏・・・・・・。この本が渋谷のジアンジアンでのライブを収録というのも、懐かしいというかなんというか・・・・。読んで思うのは、当時、あーこの方達はその頃の中心人物だったんだろうなー、ということ。そういう勢いがあってさ。

 で、患者さんに「忌野清志郎が心配なんですよ・・・・」と話したその日に亡くなったのか・・・・嫌な偶然・・・・。嫌だな・・・・・。

 忌野清志郎さんといえば。学生の頃読んでたFM雑誌(こういうのも最近はほぼ全部廃刊だそうですね)に、彼が「自分の友達をショーカイする」というコラムがあって、その記念すべき一人目が「三浦友和くんをショーカイしよう!」だったのを今でも憶えてるの。すごいミスマッチだなあ、と思ったんだけど、二人は高校時代にバンドを組んでいたんですって。で、三浦さんがボーカルだった!!そうなんだけど「彼は直立不動で生真面目に歌うもんだから、すごく違和感があった」とかなんとか、書いておられたような、印象が強すぎて、まーだ憶えてるのね。人間の縁って分からんなあ、と思ってさ。

 まだ亡くなる歳じゃないもの、三浦さんだけじゃなくて「ショーカイ」された他の方たちもたまらないだろうな・・・・。