なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

上級救急救命講座

2020年02月23日 | 

を消防署で受講。やっと受けられました~~。

 この講座自体は毎月1回消防署でやってるんですよ。ただ、やるのはいつも日曜日。日曜に仕事している身としては、わざわざ休診にしてまで受ける気にはならない。今回は、日曜が祝日で休診日&消防署の講座が開講&自分がヒマ、という、4つがうまい事重なって受講が実現したわけ。

 受講内容は、いきなり「上級」だからどうかなと思ってたんだけど、要はAEDの取り扱い法というか、心肺蘇生法を叩き込まれる、感じ。それに包帯法等々をくっつけて8時間。結構大変だったかも。

 うーん、受講して、AEDを使い慣れたのは(まあ、しばらくすると忘れちゃうんでしょうけど)良かったかな、と思う。ただし、今一つ身が入らず。なんか、根本的には人間=どーでもいい、という思考になっちゃってるせいかもしれんなあ

 むしろ、包帯法とかが面白かった。人間ってつくづく包帯や応急処置がしやすい体構造になってると思う。動物に包帯ってかなり大変で、無理筋に近い。それに比べると、人間のやりやすさは、多分意思の疎通ができるのと、衛生観念があることと、なぜそうするのか、に関する理解ができる、あたりですか。そうなると、認知症でも入ろうもんなら、いきなり難易度がダダ上がりになるなあ。あと、AEDを使うにあたって、女の人を男性が救護する、のはハードル高そうだ。というか、あたしゃ、知らん男に人工呼吸されるくらいなら死んだ方がマシだし。ここはつい質問してしまったところでもある。「実際どうです?」と聞かれたので「ヤダ」と答えて男性陣のやる気をくじいてしまった、かもなー。

 包帯というか、実はかなり使いでがありそうだったのが、三角巾と毛布。三角巾はとにかく応用範囲が広い。畳み方にちょっとコツがいるので、その動画を。

あと、三角巾を結ぶときに使われる「本結び」も習った。これは、風呂敷に使える結び方でもある。

 毛布は保温・運搬・救護となんでも使える便利品なんだそうです。

 ということで、一回習うといいと思いはしました。こういう救護系は経験値が物を言いそうだし。入間市では、中学生には教えているようで、感心。そうなんだよ~~、「命は大切です」なんて下らん説教をするくらいなら、こういう救護を仕込む・KYTを仕込む、方がよほど理にかなってると思うんですよね。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユナイテッド入間

2020年02月20日 | 

に映画を観にいったのはこないだだったのになあ。昨日行ってたまげたチケットカウンターが大幅に縮小されて、代わりに発券機が並んでいる。どーしよー、結局お兄さんが立ってたカウンターで購入してしまった・・・・。でもねえ、多分次回からは発券機で買うでしょうね。なぜなら、自分で席を選べるから。今までなんとなく困ってたんだけど、なぜかカウンターの人が席を決めてて、なんとなく納得してなかったんですよ。基本客は自分で席決めしたいだろうに、わざわざ人件費をかけて一々客に希望の場所を聞いて店側が決めるってやり取り、時間ばかりかかって意味なさそうで・・・・。

 ということで、ユナイテッドシネマ入間の新しいチケット購入システムはなかなかいいんじゃないかと。

 で、今日。くら寿司に行ったら。最初に席を決めるシステムが機械任せに変わっていた。人数を聞かれるので「一人」と入れたら、「カウンター席」と限定されてしまった。回転寿司屋でカウンターって嫌いなんですよ。広~~~いテーブルでのんびり食べたい。食べるのやめようかとも思ったが、とりあえず店員さんに「テーブルで食べたいんですけど」と聞いてみた。そしたら、店員さんが「じゃあ、2人って入れればいいですよ」って。人数をウソっこで入力するのか・・・・。なんだかなあ。聞いてよかったけど。

 で、寿司を頼もうとしたら、最初に「びっくらポンをやるかどうか」を聞かれる。あーそうか。びっくらポンとは、5皿放り込むと勝手にガチャポンをやらされる仕組みで、当たっても興味がないので今まで困っていた。今までは当たったら家族連れの方にガチャをあげてたんです。やらない、と決めるとスッキリしますか。

 どうもね、こういう機械が増えると、一々取説を頭の中に作成しなくちゃならなくて、めんどいんだよなあ。茶碗蒸しを頼んだらスプーンが付いてないし。困って店員さんを呼んで聞いてみたら、「ここにあります」ってテーブルに置いてあったんか~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武蔵ホール

2020年02月15日 | 

で高橋アキさんのリサイタル。色々考えさせられる演奏会だった。

 高橋アキさん。高橋悠治氏の妹さんで、現代音楽をレパートリーとするピアニスト、というのはずいぶん前から知っている事なんだけど、ご本人の演奏を聴けたのはこれが初めて。曲目は、ジョン・ケージ、一柳 慧、サティ、武満さん、等々・・・。なんというか、こういう演目のみで客を呼べる人ってそう多くはないのではないかしら。ジョン・ケージのピアノ曲は、ピアノ自体に色々細工というか仕掛けをして、発音を変化させて演奏する、という曲。これが、ガムラン音楽みたいで、非常に面白かった。こういう曲を聴くと、ピアノって基本打楽器でしたねえ、と思い出す。

 サティの曲は超有名な奴2曲+1。「3つのジムノペティ」を初めて生で聴いた。一柳さんの曲は、YMOをピアノにしたような奴。武満さんの曲は、聴いたことはなかったんだけど、初めて聴くのになんか懐かしい・・・・。今回のリサイタルは、曲の合間に高橋さんの曲紹介が入ったんだけど、結構ショックな話も。武満浅香さんが去年亡くなられていたそうで・・・・・・。そうか。武満さんが亡くなったときのことはまだ憶えているのだが、浅香さんは、武満さんが見たかった(んじゃないかと思ってるんだけど)平成を全て見て亡くなったんだなー。武満さんが、今の音楽の現状を見たらどうお考えになるのか?

 クラシックは本当に死に体だ、と思っちゃうんだ。高橋さんの弾かれた曲は、かつて「現代音楽」なんて言われてた、はずなんだけど、今や40年以上昔の曲になってしまっている。で、で、その辺の曲が200年前のベートーヴェンよりも全然演奏されない。同時期の井上陽水の曲は、未だにご本人も普通に取り上げてるし、カバーもされてるのに。当時、別の旗手と言えばYMOこと坂本龍一。YMOでヘンテコ音楽をつくって、しかもそれが「ベストテン」で流れてた、のになあ。その後、耳当たりのいい、全く噛み応えのない音楽を量産しちゃって。70年代のとんがってた音楽はすっかり消え失せてしまった。

 というかねえ、そもそも論になってしまうが、音楽に「思想」だの「主張」だの、必要なんだろうか?シェーンベルク以降、音をあれこれこね回す音楽ばかりになっちゃって、結局聴く側からそっぽ向かれてしまった、そんな気がして。

 ジョン・ケージの曲は、高橋さんの解説によると、ダンスの伴奏の仕事をしていたケージが、舞台に打楽器オケを載せられない、困った、じゃーピアノ1台でそれっぽくビート&音楽をつくれるようにしちゃおう、っていうニーズに基づいて作曲してるから、面白く聴ける、んじゃないかな。

 と思いつつ、しかし、高橋さんの演奏はとても魅力的で、楽しかったです。やっぱりそれとも、演奏する側の演出の問題なんだろうか?でもねえ、今は映画音楽とかの方が凄いもんね。「バードマン」のドラムとか。

 そういえば、武満さんの映画音楽も演奏されたんだけど、それを聴きつつ思い出したこと。武満さんは、中国製のB級・C級ホラー映画が大好きで、よく観に行ってたそうなんです。ある時、観てた映画の音楽が、なんか聞き覚えあり、あれ?これ?もしかして、自分の曲 武満さんの曲が勝手にぶった切られて中国製しょーもないホラー映画の伴奏をしていたそうな・・・・。暗闇で呆気にとられつつ。大昔、著作権もいい加減だった頃のお話ですけど。この話をエッセイで読んで、爆笑しましたっけ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

申告

2020年02月14日 | 

終了です。はあ~~~~。
 今年は、消費税にやられましたね・・・・。自分じゃなくて、税理士さんですけどね。こちらは、毎度おなじみ、商工会にデータを持って行って、代理送信してもらうだけなんですが。青色・確定・で、消費税まで。やっぱり、軽減税率ってダメダメですわ・・・。プロの筈の税理士さんがここまで大苦労してる(結局まとめるのに1時間位かかってた)、これを全企業でやるわけ~~オソロシヤ、オソロシヤ。

 その間、こないだ亡くなった藤田宜永さんの短編小説 をずうっと読んでた。うーん、藤田さんの小説って面白いんだけど(推理小説と恋愛ものがくっついてる感じなんですよね)、各短編の男性主人公は全員違う人という設定にもかかわらずなぜか同じ人に思えちゃんだよね。セリフとかが同じような感じだからかもしれないなあ。という話を藤田さんとしたかったんだけど、もういらっしゃらないから。残念だ・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Kバレエカンパニー

2020年02月07日 | 

の「白鳥湖」。オーチャードホールで観てきました。

 とはいうものの、ここんとこ仕事がゲロキツなのである。疲れ切ってて、なんか、半分くらい寝こけてたような気がする・・・・。もったいない。。。

 で、「白鳥湖」。まあ、「ジゼル」もそうだし「ロミオとジュリエット」もそうか。男性主人公がダメダメに見えちゃう、のはどうしたもんだろう?白鳥湖の筋書きはかなり有名です。オデットというお姫様がいて、悪魔のロットバルトに白鳥に変えられちゃう、で、人に戻れるのは夜の間だけ、という呪いをかけられる。そこへ王子が来て、自分が愛を誓って、呪いから解放する、と約束するんですけど、肝心の結婚相手選びの場で、ロットバルトの娘のオディールにコロッと騙されて(なのか?浮気じゃないのか?)オディールに誓ってしまう。で、どうするんだ~~?という話ですね。

 なんかなあ、王子様を見てて、あんた、東出の親戚かい?と現代の自分は思っちゃうわけだ。主人公に共感できないというのは困ったもんだと思う。こういう物語系のバレエって男性側の方が全然出番が多くて、白鳥湖はもう出ずっぱり、なんとなく女性側にいつもスポットが当たりますけど、基本的には男側のお話なんじゃないかと感じているんだが。

 ので、このお話を現代にもうちょっと沿った形にできないかなあと。王子さんとその母親との関係をちょっと変えてみたらいいかもしれない。

 1幕を見ていると、王子さんは、母親が出てくると居住まいを正すというか、緊張するわけよ。あーこの人、今まで親の顔色うかがって、いつもいつも親の言うとおりにしてきたんだなあ。でも、結婚となると、自分の人生がかかってくるわけでしょ、そんなもんまで親の言いなりになるのは嫌だ、という気持ちが出てきて湖に行く。初めて自分の判断で動き出した人の話として捉えるとどうだろう?

 というのは、自分の判断で初めて動くまず99.9%はミスる、ことになってるから。

 そのミステイクの過程が3幕。で、3幕のラスト、ここで母親に王子さんがミスったって説明するんですが、ここで、どこの演出でも母親がヨヨと泣き崩れたり、気を失ったり、あんた、仮にも一国を仕切ってる王妃でしょうが、という情けなさなんですよ。これじゃあ、王子さんは自分のミスを挽回する気力が消滅しちゃうんじゃないかなあ。

 ここで王妃様が根性を出して、ミスはしょうがない、きちんと落とし前つけに行ってこい!悪魔なんぞに一国乗っ取られてたまるか、そうされないようにこっちも踏ん張るから!!ってな感じになると筋がすっきり通るように思う。こうすれば、親と子供の関係が初めてフラットになるわけ。

 子供のやらかした結果について、特に失敗について、親が過剰反応しすぎ、だから、ひきこもらーが増えちゃうんじゃないですかね。ミスったって、大概は挽回可能で、それを親が「ま、どうにかなるでしょ、応援するから踏ん張ってみなさい」とやれればいいんでしょうけど、ほとんどの親が「それみたことか~~!」とやるか「あ~~期待してたのに、がっかりだわ~~」とやるか、どっちかでしょ。これを「大きなお世話でい!」とぶちかませる子供は、特に男の子は無理じゃないですかね。だから、世の中が怖くなってひきこもらーになる。

 実際には、判断ってミスの連続で、それを微修正しながら自分を鍛えていくものなんですけどね。他人に判断を預けっぱなしにしていて、いきなり大きな判断を迫られたら間違えるに決まってるんです。だから、王子さんのミステイクは親の教育のミステイクでもある。そこを親が認めて、子供のせいにしない、というお話に持っていった方が、4幕がすっきりすると思う。で、こういう話の進め方にしたら、悲劇で終了はまずいですよね。ちゃんと落とし前を付ける、結果に持ってくと。チャイコの流麗な音楽を悲劇に落とさないほうがいい気がするんです。

 とまあ、そんなことを考えつつ観てました。寝てたけど。あーあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年02月05日 | 

のケーキ屋さんが、存続の危機にある、というんですよ。そうかもしれない・・・・・。

 以前3軒あった、うち1軒がなくなっちゃって、残り2軒。確かに大変そうだ。近くになんでもあるもんね、コンビニやらシャトレーゼやらイオンやら。ケーキをわざわざ独立した小さいお店に買いに行く、という「ハレ」っぽい感じが消滅しつつあるのかもしれない。

 かつては家でケーキを自作することもあったんだけど、もう最近はやめてしまっている。だって、ケーキ屋さんの方がうんとおっされで、うんといい材料っぽくて、見た目可愛く、おいしいんだもん。家で手作りの方が安いなんてウソだ、誰がそんなことを言ったんだ??マトモっぽくちゃんと作ろうとすると、材料費もうんとかかるし、道具もバカにならない。そりゃ、今は百均でなんでも揃えられますけど、置く場所が。。。。場所ふさぎなんだよなあ。で、出来上がれば、今度は例えばデコレートのあらが目に付く。どうも晴れがましさがない、んですよ。

 近くの2軒のケーキ屋さん、どちらも頑張ってると思う。ケーキの凝ったつくりもそうだし、バースデーケーキを写真にしてお店で飾ってみたり。近くではないが、月当たり定額制で色んなケーキを予約販売している場所も知っている。見ていると、その辺のケーキ屋さんの技術って、フランスの菓子屋と遜色ないレベルじゃないかと思っちゃうんですよね。

 ということで、今年から変えたのは、ケーキ関係は基本街のケーキ屋さんで購入することにして、でかい店では原則買わないことにした。イオンでふらふらするついでにコージーコーナーで購入しません!コンビニでは購入いたしません!!これが今年の目標か~~~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする