なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

農工大

2007年10月27日 | 仕事
に久しぶりに出掛ける。今になって色々動き始めている安倍政権の忘れ形見プロジェクトといったところか、「獣医師のための再教育プログラム」なるもののガイダンスを聞きに行ったのだ。
 校門を入ったところで、ただ今来日中だけど会えそうもなさそうだなーと思ってたイタリアの友人にばったり!!お互いビックリしたよねー。こっちの時間が押してて、ゆっくり話せなかったのは残念だが、まあしょうがない。

 ガイダンスでは、理念が滔々と語られるのだが、肝心のカリキュラムだの、受講側の要望をどう把握するのかといった基本的なことがはっきりしていない。大丈夫なんだろうか?まあ、こちらとしては、手術手技等の講習を受けるチャンスが実はあまりないので、そういうのをタダ!!でやってくれるとしたら大変有難いのだが・・・・。これって、安倍政権が目標にしていた「女の理系人間の社会復帰」とは、ちょっとずれてきそうでもある。うーむ。あっしみたく、バリバリ仕事をしている人間ばかりが集まってしまう恐れもあるのでは?
 まあね、だけど、こういうプロジェクトをやろう!と考えてくれてくれただけでも有難いといえば有難い。前向きに考えて、どうせ通りゃしないだろうけど、あっしの要望をセンター長に伝えておいた。馬を診たい。馬を自分の診療対象に入れたい、これね。何とかならんだろうか?センター長の先生は馬を診察されてたこともあるようで、「女子にはむつかしいかも」と言っておられたが、違うね、とあっしは思う。その根拠を語らないと。
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買物

2007年10月25日 | 
に気を使う今日この頃。なんかね、地震のニュースなんぞを見るたびに、あー人間の住んだ後って結局ゴミ溜めになるわけね、と思っちゃって。なるべく家の中に物を増やすまいとすると、買わない!!のを徹底するしかない。
 そう思いつつ、こいつは購入しても良いのでは、と思って買ってみた。

最初にこいつを見たのは、確かセシールかどこかのプレゼント企画だったような。防水というのは至極便利だ。仕事にも使えるし。念のために家電屋に行って実物を見てやれ、と思ったら、どこでも売り切れてる。みーんなこういうのを待ってたのか。
 結局ネット通販で購入してみたら。小さいんですね~~。オドロイタ。でもって、頼りなさそなカードで録画できるのかー。なんかなあ。ビデオテープ世代だもんで、唖然とするんですよ。
 使ってみて更にビックリ。こいつ、喋るんだよ~~。「撮影モードです」とか教えてくれるから、間違いはしなさそうだけど、ビックリするよなー。画質も、ま、こんなもんじゃないかな、と思う。別に映画撮るわけじゃないし。
 というわけで、まあ、良い買物だったのではないでしょうか。
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世の中

2007年10月18日 | 仕事
色々起こってる。こうあれこれあると、訳わかんなくなりそうだよねえ。

 鑑定医が逮捕される事態になった本について。読んではいないけど。内容には大して興味がない。

 この手のノンフィクションというか、ルポルタージュというか、書き手の問題について、よく思うんですよね。
 こう言っちゃなんだけど、特に女の書き手。彼女達が書く時、まあ、テーマがなんにしても、「自分」が基準か、取材が基準か、どっちか。で、「取材」にねえ、いつも問題を感じるのですよ。取材対象になる人物って、基本的に書き手の知り合い、またはそのまた知り合いなんだ。問題あるよなー。

 どういうことか?ずうっと思っていることなんだけど。こういうの、あっしだけなのかなあ?自分がまあ、ファンだ、と思ってる人がいますわね。そういう人が「こういうの好き」という対象が同じものだったりする。ネットで、面白いこと書く人だなあ、と思って読んでると、あら、この人も同じものが好きみたい、とかね。なんかさ、無意識に自分と「似たもの同士」をひっかけて選んでる可能性が高いわけ。似たもの同士だと、話も合いやすいし、居心地がいいんだろうか。うん、多分そうだな。知り合いで、連絡を取れる相手といえば、思いっきり似たもの同士なんじゃないか。あっしの数少ない友人はそうですわね、少なくとも。

 これを当てはめると、書き手の知り合いだの、そのまた知り合い、というのが結局書き手と「似たもの同士」になりがちなのでは?「取材」してるつもりでも、結局その結果がすごく狭くならないか?
 そういう狭苦しさをよく感じるんですよ、この手のノンフィクション系の本って。そういう取材だと、書き手が最初に考えている「結論」に安易にたどり着けるでしょうね、きっと。意見がぶつからないからさ。

 そういう安直さを書き手が意識していない風なのは怖いよ。

 でもって、監察医がそういう奴に調書を見せちゃった。うーむ、男って女になんか頼まれると、「やなこった」って言えないんですかねえ。そういうレベルの話じゃないか、と思ってるんだけど。患者さんのプライベートな情報は秘匿する、という基本認識が欠けてる。医療従事者の基本だと思うんだけどなあ。

 まあね、獣医でもよくこの手のブログで「本日の診療」風な話を書いてる方がいるようだけど、問題あるよなーと、思っている。いや、その病院に通っている方が「問題だ」と思ってらっしゃらないならいいけど。そういう獣医って、こうしたモラルというものについてきちんと考えているのだろうか?どうもよく分からない。

 ここでの「仕事」カテゴリーが金&税金の話ばかりなのは、そういうわけなんですよ。 
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障碍サーキット

2007年10月08日 | 
の結果。クロスバー:2位(但し、タイムオーバー)。60cm:落馬失権。
 今回は、どっちもうまくいきそうな気がしてたんだがなあ・・・・・。
では、感想&反省。

 最近、障碍の飛び方のコツ、というか、自分なりの理想形っぽいものに気が付き始めている。ある時、なんつうか、飛んでる時に何も考えずふわっと脱力してついていけたんだな。その後がまずくて、怒られてしまったが、多分、これが今の所自分がいいな、と思う障碍飛越のイメージなんだ、と感じたのだ。その感覚はその時一回きりで、もうそれきりかなあ、と思ってたんだが、一週間後からは、割と何回もそのイメージで飛ぶことができてる(まあ、ごく低い障碍ではあるけど)。
 そいつをまとめてやれるかどうか、が今回のテーマだったわけ。
 
クロスバー:馬っ子はクレスト。この人とは初顔合わせである。しかも、1番走行。コースも難しいぞー。おいおい、大丈夫かよー。ええい、知るか!!とにかく、イメージ通り通用するかやってみようじゃん!!
 で、うん、多分いい感じだったんじゃないでしょうか。クレストは緊張せずリラックスして柔らかく走って飛ぶ、で、あっしはそれに柔らかくついてゆくって感じ。タイムこそパッとしなかったけど(55秒)この感じのまま、スピードを上げりゃいいんだから。

60cm:で、そうしたかったのに・・・・。アクシデントが。照明がいきなり落ちちゃって。秋の日はつるべ落とし、周囲は真っ暗になってしまった。相棒リキはピリピリしている。照明がなかなか復活しないもんで、なんとまあ、車のサーチライトで馬場を照らす、という・・・・・・。あのう、このライト、馬場のサーキットでも怖がって逃げる馬、結構いましたよ、障碍を飛んでカア~~ッとなってる馬がびっくらこいたら、あっしはコントロールできないよー。
 そういう不信感があると、うまくいかないのよ。だんだんサーチライトに近づいていく4番障碍の前で、ついつい手綱を引いてしまった、らしい。リキが障碍の前で立ち往生して、そのままこっちは転落する。あーあ。

 落ちて分かった事。リキは落ち着き払ってました。「あんたが止まれ言うから止まっただに、どーして落ちるのさ?」って感じ。ごもっとも。あーゴメン。どうやら、走ってるうちにリキがリラックスして落ち着いていった、らしい。なら、やっぱり、クロスバーでの感触が間違いじゃなかったんだろう。まあね、ライトの影響がどう出たか分からないし、リキを怪我させずに済んだんだからまあ、いいか。

 でもなあ~~。なんか、シュンとしてしまうよ。完走したかった。2位で、商品券もらえたのは嬉しいけど。
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納税説明会

2007年10月04日 | 仕事
に参加。例によって青色申告会の主催、会場は商工会会議室。解説者は所沢税務署の税務官のお二人。内容はいわゆるe-taxなる電子申告の解説と宣伝&今年変更になる税制の解説、特に減価償却費について。うーん、結局ピンと来なかった。

 e-Taxの解説は、どうしてもパソコン用語の羅列になってしまう。PC初心者の方はチンプンカンプンだったろうなあ。PC操作を文章にすると、どうしてこうまどろっこしくなるんだか。セキュリティーの確保のためだろう、やたら認証操作が多くて、これもややこしい。なんだかな、お手本PCかなんかを用意して、「トレーニングモード」かなんかで、実演してくれたほうが、文書の解説より、ようけ頭に入るのではないか。
 e-taxで申告するには住基カードにICタグを埋め込んで、んで、リーダーを購入しろと言う。今年or来年は税から¥5,000引きますから、と言うのだが、そういう手数料だ、購入費だとなると、相殺されてしまう。年一回の申告だけのために変更するのもなあ・・・・。消費税だなんだ、年に何回も申告する用事があるなら別だけど。

 と、面倒になってきたところで、今度は税制改正(?)の話である。税制の話を聞くたびに、あれこれ継ぎ当てをするように法律を改変して、着膨れちゃってにっちもさっちも、という印象を受けるのはあっしだけか?減価償却の話は、解説してた税務官の方が「あまりにマニアックで説明できません」なんて言う箇所すらある。こんな事殆どありっこない、多分日本で10例ないでしょう、という事例に対しても隙なく対処しなくちゃ、という「完全病」を感じる。この完全病は、マスコミが作り出したものだけどね。
 面白かったのは地震保険控除くらい。これ、国民年金とほぼ同じ扱いになるのよ。これは多分、入ったほうが得なんだろな。

 で、税務官の方の〆の発言。「きちんと紙に書いて申告書を提出していただけるだけで、私どもは大変有難い。毎年『申告書の書き方が分からん』と怒鳴り込んでくる方も多いので・・・・」。だからさあ、こういうことは、義務教育でピシッと教えるべきですよ。経理のなんたるか、財務諸表の読み取り方、税金の納め方、なーんも知らんで義務教育終了、ってのが間違ってる、と思うんですがねえ・・・。社会人になっても、会社員だと、結局納税業務は会社に丸投げでしょ。なんにも覚えられない訳じゃない。こいつも改めるべきだ、と思うんですがねえ・・・・。
 
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相撲部屋

2007年10月01日 | 
の暴力事件が、今時になって大騒ぎになっている。不思議だ。こないだまで、確か、「遺族が『事を荒立てたくない』と言っている」とかいう理由で、話がうやむやになっていたのになあ。何がきっかけで大騒ぎに至ったのだろうか?

 こう言っては身も蓋もないのかもしれないが。親御さんの会見で気になった言葉。「いい子になるから帰らせて」と死んだ男の子が言ったのに・・・・。というくだり。うーん、彼は「いい子」じゃなかったのか?では、「いい子」とは?
 親御さんを鞭打つようで申し訳ないが、相撲部屋に「戸塚ヨットスクール」の役割でも期待してたのか?

 日本の体育会系って、「指導」からかけ離れてる言葉の暴力・実際の暴力に妙に寛容なんですよね。以前からおかしな話だと思ってたんだが、これって相撲部屋の伝統だのしきたりだのが影響しているのだろうか?だとすれば、相撲って「国技」なんぞという資格はない、と思う。

 嫌になるなあ、相撲で昔から行われてるトレーニング法そのものは現在色々と注目されている。そういうのは国技たるにふさわしい、もっと体系づけて、他競技をやってる人だの一般の人にも広めてみては、と思ったりするの。でもなー、トレーニングを積む場が、ただのタコ部屋じゃ、話にならない。

 こういう暴力沙汰を聞くたびに思い出す。向陽中学。あっしの通ってた中学校で一番えばり散らしてたのが体育教官(なぜか、奴らだけは「教師」じゃなくて「教官」だったわなー)。体育教官室は一種の「タコ部屋」だった。中華丼がその辺に積みあがってる小汚い部屋で、そこに呼び出されたら、ビンタじゃ済まない。怖いなーと思い出すのは、一人そういう暴力癖(ありゃ、どう考えても「癖」でしょうな)のある奴がいて、そういうのがえばり出すと、体育教官全体にそれが蔓延すること。普通の人だったはずの人間が、簡単に暴力人間に作り変えられられちゃうのよね。その割を食うのが生徒やら、他の教師というわけよ。暴力抜きじゃ、生徒が教師をなめてかかる、そうなると、普通の教師も暴力を基本にしないとクラスを維持管理できない。そういう「暴力連鎖」が、あの中学では煩雑に起こっていた。

 こんな事があった。確か、所沢市でやる駅伝の選手とやらに選ばれたけど、特に参加したくないし、と言って断った女子生徒達が体育教官室に呼び出しを食ってビンタされた挙句、出場を強制された。ビンタしたのは、おばさんの体育教師だった。普通の人だったはず、と今でも思う。要するに、他の教師どもの手前、そうせざるを得なくなったんだろ。こういうのが「指導」かよ?こんな力関係が教師を抑圧してたんだと思うと、ムカムカする。

 遠藤さんよ、従って、わたしゃ、今もアンタは許せないし、根に持ってるんだよ。体育教官の当時の総元締めとして、どう思うんですかい、こういう事件については?
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