あのー、選挙公報も届いてないので、そっちはやめます、となんとか断ったんですが、それほど投票率が低いってことなのだろうか?色々まずいよなあ・・・・・。選管の危機意識の表れか、せっかく投票に来てくれて、2度手間になるのも、というのも分からなくはないのだが・・。
だそうです。確か前回はなんとなんと「選挙」が成り立たない、という(つまり、立候補者が1名のみだった)という衝撃の理由で今の市長さんに決まった、という経緯があって。当時は、腐っても14万人を抱える市なのに、やっぱ本格的に腐ってんのかなあ、という感想だったんですがね。
なり手がいないっていうのは、強烈深刻な話だった筈なんだけどなあ。
で、今回の選挙でぶったまげた事。現職市長さんに対する文句・悪口・まあ~~~~出るわ出るわ、あれが気に食わない、独裁だ、とかなんとか。いやー、市だの県だのってのは、基本独裁っすよ。
そんなに文句があるなら、ご自分が4年前に立候補すりゃよかったじゃないか、300万も供託金出せば(よく知りませんけど)成人なら誰だって立候補できる、それでちゃんと選挙を成り立たせて、自分の主張でも何でも述べてやりゃよかったのにさあ。
自治会
の班長、また回ってきましたよ~~。嫌だ、やりたくない。というか、もう、自治会やめたい。存在意義が分からんし。
前班長さんと引き継ぎのお話をしたのだけど、その方が集金をした時、もはや「物理的に無理です」状態の人が増えまくってるって。要は年取って足が悪い、家から出るのも一苦労、ましてや近所とはいえ各戸を回って毎月のようにある、変な集金なんかできない、というわけ。
入間市は、こういう話をどう考えてるのか?自治会の総会でこういう話って出ないもんなんでしょうか?ああ、足が悪い人はそもそも総会に出席が不可能だもんね。zoomでやりゃいい、と言いたくなりますけど、これができないんだよなあ、年寄りは。
入間市の自治会の集金の内容、ホントわけわからんのだが。
1)区費:これね、自治会の運営費なんでしょうけど。数年前に100万円位着服が発覚大谷選手の元通訳の所業からするとチャラいもんですが、しかしこの金額、なんで気が付かなかった 今現在、月2万で返済してるそうですけど、利息もなし。優しすぎと思うんだが。
2)赤十字:毎回「強制感を持たせないように」なんてお達しが来る。強制感ありありじゃないですか。っていうか、むしろ、赤十字の助成が欲しいって世帯が増えてるような。
3)入間社会福祉協議会会員募集:意味不。勝手に会員にさせられるみたい。
4)伝統文化財維持費:これ、埋蔵文化財とかのことかと思ってたら、愛宕神社への上納金らしい。この界隈なら久保稲荷神社でしょうに。っていうか、宗教施設に金を半強制的に納入させられるってどうなんでしょうか?
5)赤い羽根共同募金:強制感ありあり、金額もなぜか決められている。
6)歳末助け合い募金:これもなぜか金額が決まっている。
もうね、こんなもんクラファンでやれば?と思う事ばかり。自治会加入時に説明も一切なかったし。
一方、先の大震災の時も、自治会からの安否確認等々一切なし。何の役にも立ってない、と言われてもしょうがない気がする。
だから、もう、自治会が必要というなら、区費だけ集めて、他の集金に関してはその責を放棄、やりたい人がやってくれ、に切り替えるべきじゃないかと思うんですよ。金だけ集めてなんもやってない、やめる人がどんどん増えて当然じゃないか。募金なんてのは、自由が大原則だしさ。
が、今年は大変なことになっちゃって。2作品受賞、というか、ノミネート3作品は全部観たので、うち2作品は獲っても驚かないだろうと思ってたんですが。
ということで、映画、もうダメじゃないか、と言われるたびに、何やかやで復活する。したたかなエンタメだと感じます。映画館って、やっぱ楽しいんですよねえ。
エンタメの件で言うともう一つ、「セクシー田中さん」について。この件は、いずれきっちり書こうと思ってるんですが、今は無理。最終巻が出るのを待ちたい、というか、出るんでしょうか?
地震
の報道を見てると、日本では、建物をノスタルジーで残しちゃだめだ、と感じる。
入間市民会館ですけど、みんな言うんだ「音響もいいというし、耐震補強すればいける」って本気でそう思ってるの?
あの場所、昭和期にドリフが、舞台に本物の車なんか持ち込んで動かしてたんですよ。傷むっていうレベルじゃないと思うんだけど。
今や、雨漏りが凄くて、なんとまあ、衣装ケースで雨を受けてるんだそうです。もう、建物として終わってるって。
そんなの、半端な耐震なんかやって、大地震来て天井落ちたら、また、市のせいにするんかね?
音響なんざ、今はもう、設計でどうとでもつくれる。さっさと潰した方がいい。
そうですねえ、なんか出費が多かったような・・・・。
この間はガス給湯器を交換した。使い始めて既に15年以上は経ってる、どうにかせにゃ、とずっと思ってたのに~~、今年の初め頃から実は考えていたのだけど、1年前って、給湯器がめちゃ品薄で、頼んだって来るのに2か月はかかります、的な話をされてまいった~~、というのを、通ってた美容院のマスターに聞いて震え上がってたわけで。業務用の給湯器でそれじゃあ、自宅用なんか無理無理!!と諦めていたんですが。
いよいよヤバそう、となってきて、そこに総務省の助成金の話が飛び込んできて、なら、と便乗しようとして見積もりを貰ってみた。そしたら、「あんたんとこは対象になりません」という結果。この助成金て、ガス屋さんによると、どうやらエコキュート&太陽光発電等々、全部で200万くらいの出費を要する設備を付けた時にようやく通るようなものらしい。普通の「エコジョーズ」位じゃぜーんぜん、だそうで。
なあんだ、と、がっかりしたんだけど、一旦動き出した以上、もう後に引けなくなりまして。給湯器自体の供給は元に戻ってますから、という事で、じゃあ、お願いします、ついでに、風呂で死なないように暖房機もくっつけてほしい、と。
暖房機が大当たりだったかも。
乾燥機で「乾太くん」というの
が人気ですけど、分かるわ。ガス式の暖房って強力&速い。風呂場でぬくぬく、これじゃあ、風呂場に住んじゃうよ~~。
家がぼろい分、細かいリフォームはしょうがないんですが、来年はどうなるんだろう?今度は車?もう勘弁して~~~。
という事で、来年もよろしくお願いします。
原作漫画
を読んだときは、自分的には結構な衝撃で、あーこれ、萩尾望都さん以来かも~~、とか考えてたんです。個人に起こる小さい問題が、実は大きな社会の課題とリンクしている感じと、あーこのテーマって凄く日本的だなあとも思えて。
そもそもベリーダンスという奴ですが、これだけじゃないな、色々な国のカルチャーに、日本にいると(都市部限定かもではありますが)割と手軽にアクセスできるんですよね。ベリーダンスについていうと、まず、キリスト教圏では習うこと自体無茶そう。イスラムに改宗すんのか?みたいな大げさな話になりかねない、だけじゃなく、即差別につながる可能性すらある。このダンスを習ってる日本人がイスラム教信者になりましたっていう話も聞かないし、宗教だのなんだの、七面倒な事をすっ飛ばして、やってみたい、やってみた、ってできるのが日本の凄いとこで、更に言うなら、こういうお稽古事をやろうとすると、意外と手近に教えてくれる熟練者がいるんですよ。で、通える場所もあちこちにある。これはね、例えばアメリカなんか絶対無理で、治安の面もそうだし(夜間の教室なんか、考えられないでしょうね)、そもそもだだっ広すぎて教室なんか通えるはずない、って場所が99%でしょう。アメリカ人がやたらTVでスポーツ観戦したがるのは、他にやることがない、ヒマ人だからで、自分じゃなんも動かないし、動かそうっていう場所は遠すぎるし、教えてくれる人もいない、そりゃどんどん太るでしょうなあ。
一方、第一話で朱里ちゃんが書く「結婚相手の条件」ですけど、読んでてあー当然じゃない、と。動物だってそうでしょ。より餌を獲ってこれそう、より縄張りをがっちり守りそう、そんな基準でメスはオスを選んでるし、愛だの恋だのって、寝言言ってんじゃないよ、だよね。オトコなんて、下手すると「20歳にして金を借りる」からさあ。アタシも学生の頃、研究室の同期男に「3千円貸してくんない?」と言われて逆上しましたけど。「どーせパチで使い込むんでしょうが。誰が貸すか」とは言ったけど、学園祭当日だったからしょうがなく貸しましたけど。土曜に貸して、月曜にがっつり回収。当たり前だっつの。逆に言えば、クズ男庄野が夢で言われる「あんただって、顔と若さだけでしょ~~~」というのも、まあ分かります。小西も言ってる「等価交換」て奴。あーあ。「直虎」に出てきた名セリフ「ババアになってしまう~~」と嘆く直虎さんに「案ずるな、そんときゃ俺もジジイだ」なんて言うオトコなんかいやしない、気がするわけよ。
しかし、これじゃそりゃ少子化になるに決まってます。
田中さんが追及してるのは、たまたまベリーダンスなんだけど、とにかく女が自分のために生きる事を中心に据えると、もう、オトコだの子供だのというのがかすんじゃうんですよ。あれもこれも、は、ほぼ不可能。これは男も実は同じですけど、子供については、とにかく明治以降はなんもしなくて済んでた。だから、男は女よりかはまあまあ楽勝だったかもしれない、のか?つい80年くらい前までは、8人の子持ちの夫婦なんか普通にいて、子供育てて人生使い切りました、って人が大半だったと思う。その辺が崩れてきたのが、実は昭和戦後で、子供はもう当時から1世帯当たり2・3人程度に減ってた(これもほとんど世間体対策ですよね、別に子供好きだからってわけじゃない)、にも拘らず、男はいつまでも稼がされて、従ってえばってて、というのを庄野の親世代の夫婦像が表してる。あれじゃあ、結婚にいいイメージなんか付かないですよ。ま、そもそも結婚自体が「世間体」でしたもんねえ。
だから、むしろ、今ってかなり健全じゃないかとは思う。やりたい事をやって、その中で子供が第1位に必ずしもならないというのが本来のあり方だと思うから。でさ、子育てなんか、大変なら外注しちゃえばいいじゃん、とも思う。アジアでもどこでも、ちょっとお金がある家庭は、お手伝いさんが普通にいて、その人達が結構やってくれてるし。日本の「なんでも自前で」という文化も、昭和の産物だと思うんだけど(夏目漱石の小説なんか読むと、家庭内に書生だの女中さんだのって他人がわらわらいますもんね)、それこそ、女を便利品、無料家政婦扱いしてたってことで、そっちが異常ですよ。
でね、趣味を持てとか、定年後のオジサン方が言われてますけど、日本のお稽古事の生徒さんって、ほぼほぼ女性ばかりでしょ。男は何してるのかよく分かんないんです。親世代は特にそうだよね。これも問題をすごく感じるんですけどね。
とまあ、あれこれ考えさせられる。漫画なんだけど、下手な小説なんぞよりシビア。で、今現在って色々と過渡期なのかもなあと思わされるんです。
元々原作漫画
のファンで、しかし、ドラマ化するとなるとかなりハードル高めだなあと思ってたので、ドラマにすると聞いた時はビックリしたんですよ。
このドラマは評価が高くて(自分も随分楽しみました)色々なとこで色々言われてるから、ちょっと違う視点で。
このお話、重要なプロットを実写にするのが難しいんです。原作に出てくる最初の難関(と思った)が「ヒラリー・クリントン氏の選挙敗北演説」で、この手のニュース映像って確かにドキュメンタリーならまあ出せると思うんだけど、普通のドラマ、しかも地上波となると、権利関係をどうするのかが難しそうだと思ってて。しかし、原作では非常に重要なプロットで外せない。だから、朱里ちゃんにセリフでしゃべらせて、程度になるんじゃないか、と予想してたんです。まさか、ホンモノが出てくるとは~~~。ソースはおそらく日テレかNHKのニュース映像でしょうけど、肖像権とかさ、ヒラリー氏に直接交渉して許諾を得たの?とすれば、凄い話で、スタッフさんの意気込みが分かるんですよ。
原作漫画には、色々な映画が実名で出てくるんですけど、これも、ドラマで取り上げるとなるとやっぱり権利関係が難しい。「ムトゥ・踊るマハラジャ」が原作では出てきましたけど、さすがにドラマでは使えなかったみたい(庄野のセリフからすると、ギリギリまで粘って交渉してた可能性大)。でも「マダム・イン・ニューヨーク」は出してきましたよね。これもとんでもない話。いい映画、というか、自分は観たことはないだけど、ぜひ観たいと思ってるリストに入ってる映画で、原作では、この中の主人公のセリフが話を動かす。どうするんだろうと思ってたんですけども。実際にシーンが映し出されたから。インド映画ってこともあって、交渉は難しかったと思うんですけどね。ドラマの中で本物の映画のシーンが出てくるって初めて観たような。
このドラマは、そういう風に、スタッフさんが裏でめっちゃ動いている作品なんです。他にもメイク(メイクスタッフさんは、木南さんの顔で思う存分遊んでますよね~~、でも、あれも原作通りなんよ)やら衣装やら、とにかく贅沢だな~~~、と。役者さん達にも驚いてたんですが。ただ踊るんだって大変なんだけどさ、楽器を叩いたり、それをアンサンブルで演奏したり、ダンスに合わせたり、これ、マジで練習&ステリハやらないと無理!!ですから~~。つまり、演技だけじゃなくてそういうのもこなしていったんだものね、ついでにスピンオフドラマまでつくっちゃうしー。庄野役の毎熊さんが凄い。最初ヘタクソで、そこから上達して、という過程がはっきり見えて、スリリングでしたね。庄野って男はどーしよーもなさげだけど、ちょっと可愛らしいとこもある、その辺をどういう塩梅で見せるか、難しかったと思うんですけど、それに演奏が加わるわけで。
ちょっと続きます。
だけに基づいた憶測であれこれコメントするのは、いささか危険ではあるんですが、まあ、通常のスポーツ施設とかとは全然違う対応ぶりだなあとは感じる。自分が通ってたテニススクールが潰れた時は、廃業だったので、スクール自体が消滅という事態になった。なかなか深刻だったとは思うが、告知は確か2・3か月前で、その辺の他のスクールが「入会金0で移籍OKですよ~~」という、スクール生対象のキャンペーンをやってくれましたしね。このスクールについては、会費の1年前納制なんかもなかったから、特段金絡みのトラブルも聞いていない。テニススクールって、大概3か月とか1ヶ月クールで運営してますしね。
乗馬クラブに1年会費前納制度って割とあって、そうすりゃちょこっとお得になります、という勧誘をしてくるんですけど、この場合、規約に「クラブが廃業等事業継続を行えなくなった場合、所定の割合で返金」という項目ってあったかどうか?通ってて、なんなら自分の馬を預託してて、クラブが潰れる、なんて思いもしない客が大半でしょうけど、こういうのを読むと、安易に大金をクラブに放り込むのは危険だ、となりますわね。困るのは、他の乗馬クラブなんですけども。
こういう返金不可でもめる、代表的なケースは、新築物件を建てる最中、または建てる準備中に担当工務店が倒産、という奴ですね。だから、料金の支払い時期はよーくよく見極めてから、とかいうんですけど、実質、倒産って、その日になるまで従業員すら気付かないことが普通だし。悪質な企業ほど、いきなり倒産して夜逃げってありがちだし。
商工会で決算説明会なんぞに行くと、世の企業経営者って、ホントにカネに無頓着だなあと感じることは多い。青色申告書もまともに書けない、65万円控除なんかとてもとても、って感じなんですよ。以前、税理士さんが説明会(産業文化センターのホールで、人がかなり入ってた)で「65万控除を取ってる方~~」って聞くもんで、思いっきり手を挙げたら、ワタクシ一人だけ、タマゲタ。経理の管理ができてないのに経営って可能なの?不思議なんですけど。なんか、この乗馬クラブも、その辺がいい加減そうな感じはしますね・・・・・。
という乗馬クラブがあって。近くとは言えないが、距離的には遠いって感じでもない、サマーランドの近く、という事は圏央道伝いなら下手すると30分程度で到着する感じ。行ったことはないのだけど、そういう場所があるとは知ってました。
こないだ、何の気なしに検索してみたら、なぜか別のクラブ名になってる、だけじゃなくて、裁判だのなんだの、という騒ぎになっている。一通り読んでみたんですが、なかなかに面白い、というか、これ、その辺の乗馬クラブ全体にあるある話の総まとめ的なところがあるので。
まずは、こちら。
要は、従業員&厩務員を年末に一方的に解雇して、ついでに馬ーテンダー何とかという人に事業譲渡して、それに対して労働争議が起きた、ということみたい。全部推察になるんですけど、恐らくはこんな感じの話の流れなのかなあと。
- 日の出乗馬俱楽部が、新規に従業員を雇用した(2017頃?)。従業員=指導員ということなのかな?&厩務員(?)。で、その際に、以前からその指導員について習っていた人達のうち一緒に日の出に移籍してきた人たちがいた。
- 指導員・厩務員が来る前の日の出乗馬俱楽部は、ど汚い古いクラブでしかなかったが、その指導員・厩務員が改善を図り、それなりにマシになってきていた。
- それと関係あるのかはわからないが、日の出乗馬俱楽部から、会員に対して唐突かつ一方的に「事業譲渡をすること」「それに従って、従業員を解雇すること」が告げられ、しかも、それが2022年末、翌年1月1日をもって、という対応のしようがない状況での告示であったこと。
- 解雇通告された従業員は、1月1日から出禁・および抗議した会員も出禁(っぽい)。また、給与も未払。1年分の会費を前払いできる制度があったようなのだが、従業員解雇に伴い退会するから返金を要求するも、会費の返納なし。
- で、労働争議に発展。
なんか、こんな感じですね。乗馬クラブに限らず、零細企業あるある話ではありそうですけどね。
続きます。
へ。
久しぶりに読みましたけど、考えるところ多し。
リアルタイムで読んでた(贅沢な・・)わけですが、当時のチャンピオンは凄いラインナップで。「ドカベン」「がきデカ」「マカロニほうれん荘」「750ライダー」、後半は「百億の昼と千億の夜」なんて、萩尾望都さんまで連載を持ってましたっけ。すごっっ。で、手塚治虫さんは、子供らの間で流行ってた「マンガの描き方」系の本では、必ず「マンガの神様」とか称せられてた人なのに、その人が他の漫画家と混ざって普通に連載を持ってる、というのが、当時はすごくヘンな感じがしてたんです。なんかこう、「歴史上の人物」みたいに捉えてたところがあって。
で、BJ。改めて読むと、一話一話のクオリティが高くて。。。。こんなお話が毎週のように提供されるのを、全くもって疑問に思ってなかったんだから、子供って残酷ですわねえ・・・。この展覧会、中心が原画&各話の粗筋という構成だったもんで、ついつい読んでしまう。きっちり覚えてるから、驚くんですが。
でねえ、この展覧会の主たるテーマのセリフ「医者はなんのためにあるんだ!」ですけど、自分的には明快な回答があります。だから、ぶれない。あーよかった、BJに騙されて医者等々医療にかかわる仕事についちゃった人は多そうだし、自分もその一人だけども、BJ氏が色々考えたり疑問を呈する点について、明快に返せる事ばかりになってるから、まあ、この仕事が向いてたんでしょうね。
医者は何のためにあるか、こりゃあ勿論「納得」のため、と断言できます。人にせよ動物にせよ、死んじゃう、という理不尽に対抗する手段は悪いけどごく最近までなかった。だから、無理やり納得させるために宗教が出来上がったんだと思う。しかし、今や医療は、こうこうこうで、こういう病気です、こういう治療をして、うまくいけば治ってバンザイ、うまくいかなくても、こういう経過でこうだから、ま、しゃあない、という納得感が得られるようになってきてるのね。
人間の医療で、気の毒だと思うのは納得感が相変わらず得られにくいことで、どうしてかというと、なにせ、なんでもやらせちゃうから~~。輸液でも胃婁でも、まあ他にもあーだこーだ、延命だの治療法だの、本人が拒絶しても家族がそれを認めない、んでずるずる、もっとこうすべきじゃないか、ああすべきじゃないか、きりがない。医療の進歩が逆に納得感を生み出せてないきらいがあるようで。
獣医療は、そこのとこが、限界が大きいのだ。動物は、「治療されてる」とか「手術されてる」とか、全く理解しない。だから、嫌になっちゃえば軽く拒否するし、輸液とかしても、自分で管を引っこ抜いて終了なんて普通。色々限界が大きいから、その中であれこれ工夫して、やれる範囲でやる、それでオダブツなら、もうしゃあない、となることが当院では殆ど。他院では、それに「金」が加わって、飼い主がいびられたりするようなんですけどね、そんな事をやる病院はヤブだから、サクッと病院を変えた方がいいのさ。
やるだけやったんだから、もうしゃあないわ、という納得感を飼主・患者・医療側がそれなりに持てるかどうか、これが、重要で、最終的にはそのために医療があるんだろう、と思ってるんですよ。
について、いろいろ考えてるんですが、やっぱり動画の方が説明っしやすいんですよね・・・・・。文字で書くのはまあだるっこしくて。
ということで、動画で解説する下書き的な感じで。
そもそもよく言われている(なぜか、常識みたいになってる)「ヴァイオリンは、肩に乗せて顎で挟んで持って、楽器を水平にしなければならない。そうやって楽器を固定しないと弾けるようにならない」。これ、真っ赤っ赤な嘘で~~す!
楽器を肩に乗せる(まあ、左肩ってことですね)ための補助として顎当てがあるのなら、楽器の左側にくっつけるのが正解、じゃないでしょうかねえ?でないと、肩にのっける具体的なスペースがなくならないですか?なのになんで右側?そこからおかしい。それを無理して載せるとなると、体をひん曲げて、ついでに首も弾いてる間中ねじったままの状態にしなければならなくなる。頸椎障害が起きて当然。
それを解決するために肩当てを使う、のが間違ってます。もし「肩に載せる」のが目的なら、肩当ては、それこそ楽器からはみ出て肩をホールドするような形にしなくちゃならないはず。
実際、そういう肩当てを使ってる方もいて、ヒラリー・ハーンさんはその一例。現代の巨匠のお一人といえる方ではありますが。
しかし、持ち方を間違ってるよ、と思ってしまう。スーパーテクニックの持ち主でいらっしゃるから、弾けるんでしょうけども。
しかし、実際に売られている肩当てでこういう構造をしているものは、ほぼ0。だもんで、肩当てをどーしよー、って次々買い替えることになってしまう。しっくりこない、そのうち体が痛くなっちゃって・・・・。という悪循環が始まるわけ。演奏が苦痛になってしまう。これ、プロでも多いらしいんですけどね。
顎当て
という、ヴァイオリンのパーツ これって、本来はあくまでも「付属品」であって、楽器に組み込まれているパーツではない。これがかなり「諸悪の根源」だよなあと。
顎当てって、ビバルディとかバッハの頃にはなかった、と言われていて、実際、今バロックヴァイオリンとされてる楽器には付いてないし、この奏者の方は付けずに演奏している。じゃあ、いつ頃付け始めたか?シュポアという、ベートーヴェンと同世代のヴァイオリン弾きの方が発明したのでは、と言われてるんです。シュポアが書いたヴァイオリン協奏曲ってかなり難しいんですが、まあ、それだけじゃなくて、ベートーヴェンのクロイツェルソナタなんてのは、もう、普通のバロックヴァイオリンではネックから指が落ちるくらいのハイポジション音程を要求するし、この時代辺りはもう、楽器自体もモダンスタイルになってたんじゃないかと。
シュポアさんは、そいう曲をホイホイ弾くのに、便利なフィッティングパーツとして発明したんでしょう。「勝った!!」って思ったかもね、当時は。つまり、このパーツは元来「王様のアイディア」風の便利グッズだった筈なんです。
けど、今どうなってるかというと、ヴァイオリンには必ず最初からくっついてて、なんか購入時に選択の余地なし風になってしまってます。これがおかしいのよ。
ちょっとネットで拾ってみた楽器写真ですけど。
これ、実際の販売写真らしいので驚いちゃうんですけど、顎当ての位置がこれで、どうやって楽器を持てっちゅうんでしょう?この位置の顎当てに頭を無理矢理合わせて楽器持ったら、それだけで頸椎障害起こします。売ってる人、ヴァイオリン弾いたことないんじゃないの?
ところが、こんなのが普通に楽器の実店舗にも並べられてて。どころか、製作家の楽器にすらテキトーな顎当てが引っ付いているのが100%。演奏する人の事なんかなーんも考えてないってことですわね。呆れる。
だけじゃないです、楽器全般に言えることなんだと思うんだけど、そもそも楽器をいじくってる人、今、いるんでしょうか?
エレキギター販売代理店が倒産、なーんてニュースもあったくらい。楽器は有り余ってる。エレキギターについては、近所のハードオフに山ほど売られてて、楽器店なんぞで買う必要性なんかなさげだし。
楽器って、習得(それも求めるレベルによるとは思うけど)するのに、めっちゃ時間がかかる、基本的な知識も必要。ヴァイオリンについてはもう、譜面が読めなきゃ無理。ギターだとコードか。従って、始めるのはいいけど、挫折しがち。あと、音問題。近所もそうだけど、それ以前に家族間でももめる。
こないだ聞いた話だけど、ギターを始めてみようか、と思い立った方に、家族から横やりが入った。「いい年してみっともない」だって。なんだそりゃ?年齢なんざカンケーないでしょうが、と言ったんだけど、その方はそれでやる気がしぼんじゃったらしいんです。家族ってうざっっ
でねえ、ヴァイオリンに関しては、弾く人が増えない大きな理由がいくつかあると感じてて。
- 子供の頃(しかも3歳とか)から始めないと上達しない、と思わされてる。
- 楽器+弓が必要で、これが高い。
- ちっとも上達しない、ような気がしてしまう。
- レッスンに行くと、変な練習曲ばかりやらされて、つまらない。
- そうじゃなければ、グループレッスンになって、うまくなってんだか何だか、よくわからない。
- これが最大と思うんだけど「弾いていると健康被害を起こす」もんで、続けられなくなる。
健康被害とは何かというと、ズバリ頸椎障害。あと、額障害。自分の場合は、首が痛くなる、顎が痛くなる・歯が痛くなる、なんでこんな目に遭わなくちゃならんのだ?たかが楽器なのに?ってマジ思ってましたよ。
ところが、こういう被害、実はプロの方々でもありあり問題で、むしろ「そういうもんだ」的にとらえられちゃってる部分があるようなんです。従って、だーれもこの原因について考えないし、追及もしないし、解決しようともしない。問題意識皆無といっていい。こんなんじゃ、この楽器、廃れて当然じゃないですかね。
これさあ、思うに乗馬と似てるんだよなあ~~~~。
で、自分の場合、問題は解決しました。今は何時間弾いたって、別に健康被害なんか起きないし、上達するし、弾いてて常にあれこれこうしたいとかは出てくるけど、それを具現化することが可能。そうなると、面白くなりますわね。
ということで、健康被害を起こす根本的な問題に気が付いちゃった、というわけ。これは多分YOUTUBEでしゃべった方が分かりやすいと思うんですけどね。
続きます。