なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

今年のまとめ

2006年12月31日 | 仕事
 今年はなんといっても、4年越しの裁判に決着がついた、のが大きかったなあ・・・・・。ああ、勿論「医療訴訟」なんかじゃないです。こっちが原告だったんだしね。なのに、和解金を支払わされて、チックショーである。でもなあ、この「詐欺事件」、個々で裁判を起こした企業はぜーんぶ即日結審でもって敗訴!でもって全額支払わされたらしい。それを考えれば、まあまあ上出来かな?この結果は。
 「振り込め詐欺」なんだけど、これに対抗するのに「落ち着いて事実の確認を」ばかりでしょ。そうじゃなくて、「和解金」だの「賠償金」だの、実際にその額が決定して支払に至るまでって、ぜえ~~~~~ったいに「その日のうち」なんかになるわきゃあない!!!という、経験や知識が必要なのでは、と思うんだよね。
 交通事故にも遭ったが、自分&車に関する賠償額が決定したのは、なんだかんだで事故後3ヶ月以上経ってからだった。でもさあ、例えばテレビドラマなんかじゃ、速攻で決着がつく、という現実にはあり得ないシチュエーションで話が進むじゃない。こういうのを頭に刷り込まれて、かつ実際に事故に遭ったりする経験がないと、簡単に言いくるめられちゃうんじゃないかな。
 しかーし、こいつは高い授業料だったなあ・・・・・・。チックショウ!!で、商法って全然商人を「保護」してくれない法律だって分かったけど。むかつくよなあ・・・・・・。
 という訳で、他にもあれこれあったけど、まあ、来年もがんばろう。大分くたびれてきてるんですがね・・・・・・。
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静か

2006年12月30日 | 仕事
な年末である。という訳で、病院の床をせっせとワックスがけ(はあー、ようやくこの仕事ができましたあ)。リノリウムの床に適した業務用ワックス、ずうっと探してたんだけど。やっぱネットは便利だよねえ、見つかったんでございます、すごくいい奴が。ベネフィット(株)のタフプラス!!ここに出てる量じゃあ、しかし20年はもっちまう、困ったな、と思いつつ電話したら、社長さん(こういう中小企業って必ず社長さんが出るんだよね)が「これじゃ多すぎるでしょうから」って1/4ガロンの瓶に詰め替えて売ってくれたのだ!なあんて親切なんでしょう~~!ここの洗剤がまたスゴイ。なんか知らんが、うすい濃度なのに床の汚れが落ちる落ちる、今まで使ってたリンレイの洗剤なんか吹っ飛んでしまうぞ。今までに比べて、今回のワックスがけは、かなり楽である。
 しかーし、それでもやっぱ、大変だー、なにせ、床に置きっぱなしにしてる下らないブツが多すぎるもんね。来年こそは、フリマをやらなくては!んで、こーいうしょーもないものを誰かに売りつけよう!!と心に誓う。最近「フリマ用ブラックボックス」を作ったばかりだし。この中に要らない下らんブツを放り込んでおこう、でもってフリマで売りさばこうというわけよ。来年の重要な目標になりましたわね。
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朝刊

2006年12月21日 | 
の見出しが刺激的、なつもりなんだろうな。少子化ねえ。今更じゃないか。
 毎度思うこと。「結婚しないと子供を産む権利がない」というのをやめれば、状況は一気に変化する。と思う。のになあ。
 この空気、キッツイよね。まずは、戸籍制度。それに(多分)基づく「非摘出子」という言葉からして差別的な民法の制度。この辺から、既に「子供産みたきゃ結婚しろ」攻撃の嵐だもの。だもんだから、できちゃった婚か、中絶か、という事になるんだよな、独り者の女が妊娠すると。
 ところが、結婚ってさ、子供を守るにはあまりにもお粗末な制度なんだ。なぜって、離婚した場合「養育費はちゃんと払います、払ってます」なんて男は日本で3割程度なんだよ~~~。約7割は子供も、元相方も放り出して知らん振り。「親」たる責任の第一は「金」、それを全うする気がない。離婚に至る原因はなんであれ、大人同士の問題で、子供を巻き込むことがあってはならないと思うんだけど。
 この辺が不安で、結局中絶を選択する人、かなり多いんじゃないかしら。できちゃった婚の離婚率って高いものねえ。これ、男の側に「親」になる自覚が確立しない状況での結婚、だからじゃないかな。男の側からすると、自分が稼いだ金を、なんで他人に使われにゃならんのだ、となる。元々子供好きな人ならともかく、普通の日本人の男は子供と接したことなんかないでしょ。そもそもアンタの無責任な性行動が妊娠の原因でしょうが、と責められてるようなところもある。ズバリ正論だから、反論の仕様がない。で、ギクシャクする、そんな感じでしょうか。結婚=取引になっちゃうんだよ。
 一昔前なら、取引でよかったんじゃないかな。女の側には、結婚でもしないと食べていけない、という経済的な事情があったし、男の側にも結婚しないと世間体が・・・・という事情があったはずだし。言い方は悪いが、「合法的売春」ですわね。しかしなあ、こんな取引、破綻するよなあ、来年以降に起こりそうな中高年離婚嵐、ってその落とし前でしょう。そういうのを見てる下の世代が、そういう取引タイプの結婚をしたがるはずないよなあ。私はウンザリだ。まあね、結婚しないんじゃなくて、できないって話も大いにあるけれど。
 
 少子化を止めたけりゃ、とにかく民法を抜本的に変えるしかないだろ、と思うのよ。結婚と「親になること」を切り離す。親になったら、とにかく最低でも子供のための経済的な保障はする義務をつくる。それをやらない奴には給料の差し押さえも辞さない、と。そうすれば、男の無責任な性行動は減るだろうし(そうすりゃエイズ感染率だって減るべ)、育てる側(未だ圧倒的に女の役回りになってますなあ)のストレスも減る。経済的なストレスって厳しいから。そうなれば、楽になるから子供を産みやすくなる、と思うんだけどなあ。
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雨水浸透桝事業

2006年12月19日 | 
が、ようやく進み始めたらしい。どーなるんかなあと思ってたんだけど。
 この話、最初に書いたのは随分前だったような。早めに応募したんだし、スイスイ事が進むと思ったのに、いつまで待っても音沙汰なし。やっぱあれか、官製談合の大嵐のせいで、埼玉県も入札事業をしにくくなっちゃったのか知らん?でもさあ、こんな細々とした事業、談合の対象になるようなものとは思えないし・・・・、とあれこれ余計な推理をしていた頃、ひょっくりTelが。最初は何かと思ったぜ。また、マンションかなんかの売り込み(多いんだよ、『投資対象のどうこう』とか言っちゃってさ)かあ~~?!となりかけたもんねえ。電話切らなくて良かった良かった。
 さて、本日は朝からおじさんがドヤドヤやって来て、あれこれ家の周囲を見回ったり、計ったりしてた、そうな。患者さんが教えてくれた。「なんか色々やってるけど、センセ、引っ越すのお?」理由を話したら、「へえ~~、タダなんですかあ!」だって。やっぱ、そこが重要ですよね。
 「じゃ、ちょっと見て下さい」と言われて、浸透桝設置予定地になるべき箇所を示される。おじさんが、ばかでかい円盤を地面に置いて「この辺で」と言う。ええ~~!!なんか、想像してたのより遥かにでかい穴を開けるんだなあ・・・・・・。
 一箇所は修正要求。庭の隅のヤツデを指して、「こいつ要らないから、ヤツデのとこに穴開けて下さい」。もう一箇所はまあいいや、その辺で。と思ったら、「一箇所だけじゃ呑みきれなさそうだから、予備をもう一個設置します」だって。計3箇所も大穴が開く、事になっちまった。うーむ、大丈夫だろうか???ま、なんとかなるさ、後は、また後で考えりゃいいんだし、っていいのかなあ~~?おじさんたちは喜んでるっぽいんだけどね。なんでも、敷地等の関係上、設置したくてもできない風になってる庭が多いんだって。
 ここまでやって、さて、「じゃ、実際の工事はいつになります?」って聞いたら「来年4月になりますね。平成19年度事業になると思います」。なんだか、えらいのんびりした話だ。大丈夫なのかなあ?
コメント (1)
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埼玉県庁

2006年12月14日 | 仕事
から封書。案の定、中は「届出書のご案内」である。やっと、獣医各人向けに通達が来るようになったわけね。
 獣医師法第22条によると、獣医の資格を持ってる人間は、隔年ごとに「最近はこんな事やってます」という届出をしなくちゃならん、はずだったなあー、然るに、ここんとこ全くこれをやってなくて、どーしたもんか?と思ってたんだ。
 でも、しょうがないよね、あっしは埼玉県獣医師会には所属してないし。いっちゃなんだが、各都道府県獣医師会のなかでも、埼玉県のそれは事業内容も不透明、入るメリットが全く感じられなくて。そう思ってる先生が多いらしくて、埼玉県では小動物界の開業先生の多分3~5割近くが埼玉県獣医師会無所属らしいのね(よー知らんが)。こっぱずかしい話だよ。
 この手の届出手続きって、今までは結局獣医師会にぶん投げてあったんだろうから、その範囲外の人間には情報0、という状態が長々続いていたわけよ、埼玉県では。でもさー、それじゃ、法令の意味がない。だけじゃなくて、恐ろしい条項があるのさ、この法律には「届出しなきゃ、場合によっては業務停止・免許取り消しがありえる」なんて。おいおい、そういう法律なら、免許所持者全員にきっちり情報が届くようにするべきだろ。あっしみたく獣医関連の仕事してる人間ならまだしも、例えば主婦なんかやってる人は、こういう情報から全くスポイルされちゃうんだよ。
 法律って、つくるのはいいけど、それを実行するためにどうするの?がなくちゃ、まずいと思うんだけどなあ。
 で、この獣医師法って、昭和24年施行!!だってよ。オソロシイ。そんなんまだ生きてんだ。
 
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インフルエンザ

2006年12月11日 | 
の予防接種の話、してませんでしたね。という訳で、その顛末を。
 とはいえ、要はただ打っただけのことなんだが。
 出かけたのは例によって「白石医院」。午後一番に出かけて待合室でマンガを読む。長谷川町子氏のマンガってどこにも置いてあるけど、やっぱ面白いよね。「エプロンおばさん」を堪能。夢中になってたら呼ばれてガッカリである。
 呼ばれるまでの間、問診表に書かなくちゃならなかったんだ。体温計を渡されたんだが。あーこの手の腋下式体温計、計るのヘタなんですよお。案の定、「34℃」だと。ンなわけない。もいちど計って「35℃」。なんだかな。しょうがないので「36.2℃」なんぞとでっち上げてしまった。
 センセは「36度2分ですね」なんてうなずいている。あー捏造したんですが、とも言えず、そのまま接種。嫌だ嫌だ、注射針の太さまで分かるってのはどうなんですかねえ・・・・・・。
 うーむ、こういうの、良い子はマネしちゃいけませんよ。
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営業

2006年12月09日 | 仕事
の人なんだろうなあ、飛び込みで来る方へ一言。
 私が話を聞きたくなーい!と思う理由は、あなたの「タバコ臭さ」です。大のタバコ嫌いのあっしは、あの臭いをちっとでもかぐと、早いとこ退散してくれないか、となるわけよ。
 営業車の中でプカプカタバコ吸いつつ運転なんかしていると、煙でいぶされてることになるでしょ、服に煙の臭いが染み付くんだよ。なんかその辺からして、営業の姿勢に疑問を感じるのだよねえ。
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