★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-06-19 09:47:22 | コンサート情報



<コンサート情報>



~大阪フィルハーモニー交響楽団 住友生命いずみホール特別演奏会~

グノー:小交響曲 変ロ長調
ロッシーニ:序奏、主題と変奏 変ロ長調
ウェーバー:小協奏曲 変ホ長調 作品26
ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 作品36

アーティスティック・リーダー:崔 文洙(ヴァイオリン)

クラリネット:ダニエル・オッテンザマー

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団

会場:住友生命いずみホール

日時:2024年7月24日(水)午後7時

 ヴァイオリンの崔 文洙(チェ・ムンス、1968年生まれ)は、東京都出身。桐朋学園大学ディプロマコースを経て、1988年、ソビエト連邦政府奨学金を受けモスクワ音楽院に留学。ダヴィド・オイストラフ門下のワレリー・クリモフ、セルゲイ・ギルシェンコの両名に師事。1994年、音楽院を首席で卒業し、希少な「ソリスト」の称号を外国人として初めて授与される。卒業後にモスクワ音楽院の大学院へ進み、1997年に日本に帰国。同年小澤征爾に認められ新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任し、2000年より同楽団のソロ・コンサートマスターを務める。2009年より大阪フィルハーモニー交響楽団の首席客演コンサートマスターに就任し、2019年よりソロ・コンサートマスターに就任。現在は両楽団のソロ・コンサートマスターを兼任する。

 クラリネットのダニエル・オッテンザマー(1989年生まれ)は、オーストリア、ウィーン出身。ウィーン音楽演劇大学でヨナン・ヒントラーに学び、2006年にウィーン・フィルおよびウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。2009年よりには両団の首席クラリネット奏者となり、ソリスト、室内楽の分野で幅広く活躍し、世界各国の主要なコンサートホールに出演。2009年「カール・ニールセン国際クラリネットコンクール」の入賞をはじめとする国際コンクールでの数々の輝かしい受賞歴を持つ。2010年ベルリン・ドイツ交響楽団の首席奏者に就任。そして2011年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者オーディションに合格。2005年には、ともにウィーン・フィルの首席奏者である父親のエルンストと兄のダニエルとのトリオ“クラリノッッティ”を結成。このトリオのために多くの作品が作曲され、CDも発売されている。また2007年に創設された、ウィーン・フィル公認の室内アンサンブル「ザ・フィルハーモニクス」のメンバーであり、クラシック音楽のみならず、ジャンルを超えた音楽に幅広く取り上げている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする