★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-06-06 09:42:13 | コンサート情報



<コンサート情報>



~英国ロイヤル・オペラ 2024年日本公演~

ヴェルディ:歌劇「リゴレット」

  演出:オリヴァー・ミアーズ

  音楽監督:アントニオ・パッパーノ

  マントヴァ公爵:ハヴィエル・カマレナ
  リゴレット:エティエンヌ・デュピュイ
  ジルダ:ネイディーン・シエラ

  合唱:ロイヤル・オペラ合唱団

  指揮:アントニオ・パッパーノ

  管弦楽:ロイヤル・オペラハウス管弦楽団

  会場:神奈川県民ホール 日時:6月22日(土)15:00
                 6月25日(火)13:00 

  会場:NHK ホール 日時:6月28日(金)18:30
               6月30日(日)15:00


プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
  
  演出:アンドレイ・セルバン

  音楽監督:アントニオ・パッパーノ

  トゥーランドット姫:ソンドラ・ラドヴァノフスキー
  カラフ:ブライアン・ジェイド
  リュー:マサバネ・セシリア・ラングワナシャ

  合唱:ロイヤル・オペラ合唱団

  指揮:アントニオ・パッパーノ

  管弦楽:ロイヤル・オペラハウス管弦楽団

  会場:東京文化会館(上野) 日時:6月23日(日)15:00
                  6月26日(水)18:30
                  6月29日(土)15:00
                  7月2日(火)15:00


 「英国ロイヤル・オペラ 2024年日本公演」は、 音楽監督パッパーノが足掛け23年かけて築き上げてきた英国ロイヤル・オペラの成果の集大成。

 英国ロイヤル・オペラ・ハウスは、ロンドンのコヴェント・ガーデンに所在する歌劇場。単に「コヴェント・ガーデン」と称してこの歌劇場を指すこともあり、またROHと略記されることもある。ロイヤル・オペラ、ロイヤル・バレエ団そしてロイヤル・オペラ・ハウス・オーケストラの本拠地として使用されている。合計2,174人の聴衆を収容できる4階建ての円形観客席を有し、舞台の幅は12.20m、高さ14.80m。観客席部分はイギリスの指定建造物となっている。専属管弦楽団のロイヤル・オペラハウス管弦楽団は、ロンドンで唯一、三桁の団員を擁する大編成オーケストラだが、伝統的に定期的なコンサート活動は行っていない。歴代の音楽監督は、カール・ランクル(1946年 - 1951年)、不在(1951年 - 1955年)、ラファエル・クーベリック(1955年 - 1958年)、不在(1958年 - 1961年)、ゲオルク・ショルティ(1961年 - 1971年)、コリン・デイヴィス(1971年 - 1987年)、ベルナルト・ハイティンク(1987年 - 2002年)、アントニオ・パッパーノ(2002年 -)。

 指揮のアントニオ・パッパーノ(1959年生まれ)は、イタリア出身。アメリカに渡りピアノや作曲を学んだ後、各地の歌劇場で研鑽を積む。1987年にノルウェー歌劇場にデビューし、1990年からは音楽監督に就任。1992年ベルギー・ブリュッセルにあるベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督に就任。1999年バイロイト音楽祭に楽劇「ローエングリン」を振ってデビュー。2002年からイギリスのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督、さらに2005年からはイタリアのローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督を務めている。そして、2023年サイモン・ラトルの後任としてロンドン交響楽団 (LSO) の首席指揮者に就任。イタリア共和国功労勲章を受章。エリザベス女王よりナイトに叙せられている。
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