★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-06-13 09:42:03 | コンサート情報



<コンサート情報>



~新田ユリ指揮友好音楽祭オーケストラ ”東京・ヨーロッパ友好音楽祭” 第11回チャリティーコンサート~

モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」序曲
       ヴァイオリン協奏曲第5番
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」

ヴァイオリン独奏/ゲストコンサートマスター:ティボール・ギエンゲ

指揮:新田ユリ

管弦楽:友好音楽祭オーケストラ

会場:第一生命ホール(東京都中央区晴海、晴海トリトンスクエア)

日時:2024年8月12日(月/祝) 午後2時

 指揮の新田ユリは、国立音楽大学と桐朋学園大学ディプロマコースにおいて尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、小松一彦各氏に師事。1990年「ブザンソン国際指揮者コンクール」ファイナリスト。1991年「東京国際音楽コンクール<指揮>」第2位。東京交響楽団において指揮者デビュー。2000年10月から1年間、文化庁芸術家在外研修生としてフィンランド・ラハティ交響楽団において、当時の音楽監督オスモ・ヴァンスカのもとで研鑽を積む。以後日本とフィンランドを拠点として指揮活動を行う。クオピオ交響楽団、ミッケリ市管弦楽団、ヨエンスー市管弦楽団、クリスチャンサン管弦楽団、南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団等北欧各国のオーケストラに客演。フィランドの歴史ある音楽祭からも招聘、2005年~2007年オウルンサロ音楽祭、2006年・2013年・2019年リエクサ・ブラスウィークで指揮。またゲルハルト・オピッツ、シプリアン・カツァリス等世界的ソリストとも共演。2015年〜2020年愛知室内オーケストラ初代常任指揮者。2017年南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団に客演し、ニルス・ゲーゼ生誕200年を記念したオールデンマークプログラムの定期公演を指揮。フィランドの歴史ある音楽祭からも招聘される。1995年~2020年母校の国立音楽大学において後進の指導にあたる。現在、日本シベリウス協会第3代会長。アイノラ交響楽団正指揮者。さらに桐朋学園大学指揮科特任講師、愛知県立芸術大学非常勤講師、相愛大学非常勤講師を務める。著書に「ポホヨラの調べ」(五月書房新社)。

 ヴァイオリンのティボール・ギエンゲは、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団(シュターツカペレ・ドレスデン)のコンサートマスターを務めるほか、ソリスト、室内楽奏者としても幅広い活躍をしている、世代を代表するヴァイオリニスト。これまでにカーネギーホール、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ・アムステルダム、サンクトぺテルブルク・フィルハーモニア、シャンゼリゼ劇場等での公演、またサンタンデール音楽祭、ルツェルン音楽祭、ザルツブルク・イースター音楽祭、インターナショナル・ショスタコーヴィチ・ターゲ・ゴーリッシュ等の音楽祭に多数出演。13歳でソリストとしてオーケストラデビュー。これまでにドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ハンガリー室内管弦楽団、サヴァリア交響楽団、カメラータ・プロ・ムジカ室内管弦楽団、ルーマニア国立ディヌ・リパッティ交響楽団等と共演している。

 友好音楽祭オーケストラは、2017年に東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、青山学院大学などの現役、卒業生が中心となって発足し、都内のアマチュアオーケストラ奏者が集うオーケストラ。世界的に活躍する奏者をソリストに迎えてチャリティーコンサートを開催し、国際交流とチャリティー活動の推進を図っている。これまでにダニエル・ゲーデ(ウィーンフィルの元コンサートマスター)、タマーシュ・ヴァルガ(ウィーンフィルの首席ソロチェロ奏者)、フィリップ・ベルノルド(パリ国立高等音楽院のフルート科・室内楽教授)、カールハインツ・シュッツ(ウィーンフィルのソロフルート奏者)、ペーター・シュミードル(ウィーンフィルの元ソロクラリネット奏者)、クシシュトフ・ポロネク(ベルリンフィルのコンサートマスター)、ティーボール・ギエンゲ(ドレースデン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスター)、ヴァルター・アウアー(ウィーンフィルのソロフルート奏者)、ソフィー・デルヴォー(ウィーンフィルの首席ファゴット奏者)その他、ウィーンフィルやベルリンフィルの多数の団員たちと共演を重ねている。2022年には世界的に注目を浴びている当時10歳のヴァイオリニストHIMARIとも共演を果たした。
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