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クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●新譜DVD情報

2024-06-04 09:35:31 | 新譜DVD情報



<新譜DVD情報>



~ティーレマン指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団のワーグナー:楽劇「ラインの黄金」~



ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」

演出:ディミトリ・チェルニャコフ

指揮:クリスティアン・ティーレマン

管弦楽:ベルリン国立歌劇場管弦楽団

ヴォータン:ミヒャエル・フォレ
ドンナー:ラウリ・ファサール
フロー:シャボンガ・マキンゴ
ローゲ:ロランド・ヴィラソン
アルベリヒ:ヨハンネス・マルティン・クレーンツェル
ミーメ:ステファン・リューガメーア
ファーゾルト:ミカ・カレス
ファーフナー:ペーター・ローゼ
フリッカ:クラウディア・マーンケ
フライア:アンネット・フリテッシュ
エルダ :アンナ・キスユジット
ヴォークリンデ:エヴェリン・ノヴァーク
ヴェルグンデ:ナタリア・スクリッカ
フロースヒルデ:アンナ・ラプコプスカヤ

合唱:ベルリン国立歌劇場合唱団

収録:2022年10月、ベルリン国立歌劇場、ライヴ

DVD:キングインターナショナル KKC-9862(Blu-ray)

 2022/23シーズンは、ダニエル・バレンボイムがベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任して30年という記念すべき年であった。様々な企画が打ち出される中、もっとも注目されていたのはディミトリ・チェルニャコフ新演出による《ニーベルングの指環》。4夜連続上演をシーズン中に4回行う予定であったが、バレンボイムが体調を崩してしまったため、3回をクリスティアン・ティーレマンが、もう1回をバレンボイムの弟子でドイツの若手指揮者トーマス・グガイスが務めることになった。ティーレマンはその後、2024年9月よりバレンボイムの後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任することが決まっている。

 指揮のクリスティアン・ティーレマン(1959年生まれ)は、ドイツ、ベルリン出身。1985年にデュッセルドルフ・ライン歌劇場の首席指揮者としてその本格的キャリアをスタートさせた。1988年にはニュルンベルク州立劇場の音楽総監督に就任したが、これは当時ドイツ国内では最年少の音楽総監督であった。これまで、ベルリン・ドイツ・オペラ音楽監督(1997年~2004年)、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席(2004年~2010)などを歴任。現在、バイロイト音楽祭芸術監督、シュターツカペレ・ドレスデン音楽総監督・首席指揮者 、ザルツブルク復活祭音楽祭芸術監督を務めている。2019年と2024年には、ウィーンフィル・ニューイヤーコンサート指揮者を務めた。2024年9月ベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任予定。
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