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烏骨鶏

2005年05月13日 | Weblog


3年ほど前から烏骨鶏を飼っている。町内の人が「白と黒がいますが、黒の方がよいから、黒をあげましょう。」と言って、十数羽もらった。

その後、別な人が来て、私の烏骨鶏を見て「うちには白の烏骨鶏がたくさんいますので、あげます。」と、また十数羽。

小屋は畳の大きさで半畳くらいのものをそれぞれに。それに遊び場として、タルキを土に突き立てて柱としたものに金網をまいて、それぞれ2~3坪の大きさにした。屋根は一部は波プラスチック板を張り、残りはカラスよけにネットにした。


                                   

エサはおよそ10日で配合飼料一袋。980円で買ってくる。烏骨鶏の卵は大変高価なそうだが、あまり産まない。これだけの数がいて、多いときに6個くらいで少ない時には2~3個だ。もっとも、すぐに卵を抱き始めるので、そういう期間は産まないから、数が多くならないということもある。しかし、ずいぶん贅沢しているような感じがする。







足場パイプ物置

2005年05月12日 | Weblog

リアカーや一輪車をおける、ほんの雨よけのための足場パイプを使った物置を作った。数ヶ月前にトラクター車庫作りをしたので、今回は楽に作れた。ただ、立木が10本ほどあったところなので、木の伐採と客土を多少したので、その分はよけいな仕事がかかった。

パイプのサイズは、間口幅の横材として5mものが3本。柱として2.5mものが6本。奥行き、つまり梁として同じ2.5mものが7本。それにカスガイとして1mものが4本。このカスガイはあまり多くなると煩わしいし、場所によっては頭を打つので、手抜きして少しにした。実際の大きさは、手前の高さが2mくらい、裏側の高さが180cmくらいで、幅は4.7~4.8mくらいだ。

接合部品はクランプと呼ばれるものを使った。いくつ使ったか忘れた。これはいくつも使うので、場合によっては、余るとも30個入りの箱で買ったほうがよい。一個あたりの値段は、ほぼ半額になる。


                             

下地の土の固さが一定しなかったので、ずいぶん調整はしたが、結果として水平がきちんととれず、ゆがんだものになってしまった。水平をきちんと取るには、まず短いパイプを柱として埋めて、それに柱を結わえ付けるという形式にした方が、掘り足しや埋め戻しの作業をしなくてよいので、やりやすい。



※説明と自己批判 

  中に入れておく物が雑然としていて、写真に撮るなら、もっと整理しておくものだとしかられた。2輪車とリアカー。
  それに取り灰の袋、二輪車の差し枠、脚立などが雑然としていますねぇ。一輪車は使用中で見られない。

                             

屋根と側面は波トタンにした。風通しがよくて、台風のときなど、強風を抱え込みにくくするために、あまり閉鎖しなかった。

トタンを打ち付けるタルキ材とパイプの結びつけは、それ専用のクランプと、補助のために結束線(針金)を使った。これは柔らかくて扱い易い。細く思える時には数本を束ねて使えばよい。番線は固すぎて私には扱いにくい。

※弁解のつもり

  写真は、その針金の部分を撮ったつもり。建物のゆがみは、レンズのあおりのせい(だと思う)。実際は遠くからじっと目を
  凝らして見ないとわからないくらいだ。

※しょうこりもなく、、、

  「また何か作ってみたくなったなー。」





脱水機の穴を多くする

2005年05月11日 | Weblog

旧式洗濯機の脱水機を利用して、籾殻燻炭作りに利用しているということを書いたが、穴をおおくしたらいかがなものかというコメントをいただいたので、さっそく工作してみた。金属用ドリルで、適当にランダムに空けてみた。結果は上々。燃え具合が良くなった。

使い始めには、穴が小さすぎるかなと不安だったが、それなりに着火できたので、そのままにして使っていた。この写真でみる物の頭頂部は、洗濯機に着いていたときには底になっていた。軸があって、そこを中心に回転していた。最初は、この軸のある部分を取り去るのに考えた。結局、金属用のサンダーで切り取った。横に小さく並べてあるものが取り去ったものだ。

こんなことばかりやっているから、道具がどんどん多くなってしまう。「別に、道楽と考えりゃいいじゃないか。ギャンブルよりリスクなど無いに等しいじゃないか。」と自分に言い訳しながら買ってきてしまう。でも、道具はやはり無いと仕事にならない。



小麦の倒伏

2005年05月11日 | Weblog

春先の空っ風で、土がとばされないようにと、小麦を蒔いた。まず、種の取得に苦労した。種屋には、野菜などの種は売っているが、こと穀物に関しては売っていないということが分かった。次に農協に行った。あった。しかし、袋単位でないと売ってくれない。価格も一万円を超える。そんなに沢山は要らない。

そうだ、インターネットで探そうと、そう思って検索したところ、「無い。ない。」根気で探したら、やっと一つ見つけた。花とか野菜の種と同じくらいの袋に入って、一袋500円だという。どのくらい分量があったかは、現在袋をしまいなくしてしまったので、よく分からない。おそらく1合の半分、つまり5勺くらいだと思う。重さでは分からない。それで、とりあえず5袋買った。足りないところはナタネを蒔いた。

畑に蒔くことはできたが、さてその蒔く分量が分からない。それで適当に蒔いたのだが、芽がでてきてビックリ。ちょっと過密すぎた。が、そのまま小麦は順調にそだって、10日あるいはそれ以上前だったろうか、穂がでた。しかし、そのころ雨があった。そして見ごとに倒伏。倒れたものは3割程度だったが、次の雨で半分を過ぎた。「まあいいや。要するに風よけにはなったんだし、あとは種がとれれば、今年の秋にはもっと作付け面積を増やせる」と、いつもの私の楽天的な解釈。

ところが、驚いた。この写真ではよく分からないかもしれないが、倒れて斜めになった茎は、途中から曲がって上を向き、立ち直ってきたではないか。このまま行けば、立派に収穫できそうである。倒れてそのままダメになってしまう作物もあるなか、この小麦の強いこと。驚いた。「小麦君、やったね。」と声をかけてやりたい気分だ。




トラクター車庫

2005年05月10日 | Weblog

トラクターの車庫を作った。4~5ヶ月前のことである。このブログを始めたのは、つい最近なので、少々昔のことも話題に出したい。

最初は、ビニールハウスを作って、その中に入れてみようと思った。つぎに、ビニールハウス型の車庫。それから、きちんと車庫を作る。どれにしたらよいか、なかなか決まらなかった。近くに農機具を扱っている人がいるので、聞いてみると、ハウスはダメだという。湿気が機械によくないのだとか。デリケートな部分に湿気が入り込み、故障の原因になるのだとか。多少は雨がかかっても、屋根があり、風通しの良いところの方が良いと言われた。それで、思いついたのが、足場パイプを組み合わせて作る物置だ。その人は、それがよいという。

きちんとした車庫を作るには、まだ私の力では出来ない。大工さんを頼むほかない。となると、かなりの出費となる。それで、経験がないので出来るかどうか分からないが、その足場パイプを使った物置を作ってみることにした。

しかし、どのように作ったらよいか、大まかには形を想像してみることは出来ても、具体的には細かいところまでは心の中に描けない。それで、パイプのサイズなどどのようなものがあるかホームセンターに行ってみた。すると、彼らは長い物などの資材などを野外において置くために、この足場パイプを使った建物を作って、その中に入れているではないか。そこで、どういう部品が必要なのか、具体的にその使い方も観察できた。パイプは一カ所にまとめて展示してあって、いろいろな長さのものがあるということが分かった。

トラクターの大きさと、前後左右の余裕を見て、ほぼ幅が2m以上で、奥行きは5m近くあればよいということになる。だいたいの必要な量を計算して、とりあえず、クランプと言われる接合器といっしょに買ってきた。そして穴を掘り、パイプを立てた。そこで一つ問題が起こった。相手が土であるから、パイプを埋めると言っても、なかなか同じ深さには埋まらない。6本の先端は出たり高さが足りなかったり。それに土の固さも一定でないので、沈み具合もまちまちだ。それを何とか直しながらなんとか骨組みは出来た。次に屋根とサイディングの材料だ。

トタンが一番扱いやすいし丈夫だ。それで、波トタンをかってきて屋根を葺いた。サイディングにも同じ材料を使った。上部と下部は空いている。風が通りやすい。雨の吹き込みは多少はあっても、トラクターに影響を与えるほどではないだろう。

初めてこういう大きなものを作ったが、達成感は大いに味わえた。「やったー!」と歓声をあげたくなった。他人が見たら「何だこの程度の物で、、、」と言うかも知れない。が、私には記念にすべき建物に等しいものだ。




廃材の利用

2005年05月10日 | Weblog

籾殻を昨年の秋にたくさんもらっておいた。その時には特に何に利用するという目的はなかったが、まず鶏小屋に入れた。これはとてもよさそうであったが、次第に濡れたりして、あまり良いというわけにはいかなくなってきた。

堆肥にも混ぜた。籾殻はなかなか腐らないというので、田んぼに入れるそうだ。深田のところは足がどんどん埋まってしまうので、籾殻を下に沈めておけば、その上を歩くということになり、沈みにくくなるそうだ。そのままにして、10年くらいは使えるそうだ。

畑に鋤こんだりもした。それから、我ながらグッド・アイディアと思えたものは山ウドにかぶせたことだ。昨年出たウドの茎が枯れて残っているところに、段ボール箱の上と下を抜いて、籾殻を40~50cmくらい入れて置いたら、みごとそれだけの長さの白い茎をしたウドがとれた。しかも、しっかりと太いではないか。山の物なので香りも強かった。これは知人にあげたりして大変喜ばれた。

次に、籾殻燻炭作りである。特に道具がないので、煙突のかわりをするものを探したら、旧式の電気洗濯機の脱水機の筒が棄てないであるのを見つけた。これの底の部分を切り取り、籾殻の真ん中に立てて火を付けた。脱水機の胴の所には、水を逃すための小さな穴がいくつも空いている。それが、適当に空気を通し、火は消えないでいる。

物は3年棄てないで置くと何かの役に立つという話を聞いたことがある。実際には3年経っても10年経っても使えないものばかりが多いが、今回は3年で使えた。




年々歳々花同じからず

2005年05月09日 | Weblog

作物の育つのは早い。油断すると時期を失する。収穫など種から芽がでて
しまうこともある。また、蒔き時にも油断したらたいへん。作物はものを
言わないので、飢えているのか、あるいは食べ過ぎているのか、作ってい
る者にはさっぱり分からない。分からないから勉強するしかない。

あたりまえのことだが、野菜はそれぞれ形も育ち方も取り入れ方も違う。
その体に合ったように追肥をし、手を立て、棚をつくらなければならない。
棚と言えば、昨年と同じようにゴーヤの種の棚を作った。昨年は竹だけで
作ったら、工夫しても互いの棒が縛ったところから滑ってしまって、ずれ
てしまう。結局は台風にやられて、斜めにゆがんでしまった。それで、今
年は竹は天井の部分だけに使用し、あとは木を使った。これでもだめなら
もうしかたない。これ以上のものは作りたくない。台風でやられたら、も
う食わないこととする。






始まりだ

2005年05月09日 | Weblog


「五風十雨」という言葉がある。何でも中国の言葉らしいのだが、五日に一
度風が吹き、十日に一度雨が降るということで、 天気が順調で、農業に都合
がよいことから発して、 世の中が安泰であることを意味すると言う。どれだ
けやれるか不安だが、とにかくこのblogというものを始めてみることにした。
五風十雨になれば良いと思う。

さて、退職してから再就職せずに家にいることにしてから、もう少しで1年に
なる。再就職をしなかった理由はいくつかある。自分でもはっきり自覚してい
ない理由もあると思うが、それは除いて整理してみた。

 1 年老いた母の面倒をみる。いったん就職してしまうと、母をひとり家
   においておかなければならないので、不安である。
 2 少しばかりある家の周りの土地の管理をしなければならない。
 3 自分で気に入った職場を選べなかったら、人生の残された時間を犠牲
   にしなければならないということになる。就職してからでなければ仕
   事の中身あるいは自分に合った環境であるか分からない
 4 同じ種類の仕事は、もうしたくない。
 5 現役の最後がよかったので、その思いをいつまでも持ち続けていたい
   し、人間相手の仕事は、へたをするととんでもない失態を生じさせる
   ことにもなりかねない。そういうことにしたくない。
 6 時間に縛られる生活から解放されてみたい。天気の時には日向ぼっこ
   が出来るような日々を送りたい。

こういったことなどが、思いついた。これは、再就職しないという条件の理
由であるが、それとは別に負の気持ちとなる要因もある。それは

 1 同僚が周りにいなくなり、何となく寂しい。現役時代は、仕事の合間
   に自分の机の周りにいる同僚たちと雑談するのは楽しかった。
 2 こんなに仕事(現役時代と同様の仕事の意味)をしなくてよいのだろ
   うかという不安に襲われることがある。
 3 家内は、大丈夫と言うが、生活費は大丈夫なのだろうか。年金ももら
   っていないのに。
 4 これからの仕事は肉体労働だが、体力は大丈夫だろうか。もっとも、
   ダメなら止めればよいのだが。
 5 トラクターの購入、その他こまごまと出費があったが、これらはすべ
   て金銭的にはペイしない。つまり、それによっての収入があるわけで
   はなく、ただの出しっぱなしである。投資のみで、金銭の利益は得ら
   れないが、かまわないのか。
    言い訳①:ギャンブルのような道楽があるわけでもないのだから
         まあ、少しはいいじゃないか。かえって、健康的な道楽
         と考えれば良いではないか。
    言い訳②:何か新しいことを始めるのだから、出費ゼロというこ
         とは無いだろう。しかたないのではないか。
    言い訳③:あの世にお金を持って行けるわけではないのだから、
         そうケチケチすることもないじゃないか。戦中生まれ
         戦後育ちの悲しい癖だね。
 6 今までは、勉強したことは発表の場があり、勉強のし甲斐があったが、
   それが無くなったので、空(から)勉強のような感じがして、何とな
   く空気を殴るような感じがする。

    
のような自覚症状が感じられる。が、まあこれが私の生きている状態の一部
だ。そんなこんなの毎日を送っている。それで、百姓ごとを始めたわけだか
ら、遊びとしてブログを作りそこに記録(と言っても私のやることだから、
かなりいいかげんなものになるだろうけど)して行こうと思う。