ミニ・スーパー

2015年01月11日 | Weblog


お正月の雰囲気も少しずつ弱まっています。各地で、いろいろな行事をやっていますが、いずれにせよ一つひとつ行事が行われる度に、誰の胸にも正月は終わりつつ或るという気持ちは残ることと思います。

おめでたいことは何時までも続いていくと良いと思うのは誰も同じでしょうが、いつまでもお目出度い状態がつづいていては、何か変だとか、気が緩んでしまうとか、退屈してしまうという気持ちも同時に起こって来ますからね。

 

動物には盆も正月もありません。今朝も朝早くから、隣の太っちょの猫が我が家の庭に遊びに来ています。この猫は言うなれば、人畜無害な存在で何の悪さもしない良い猫です。一日のほとんどを我が家に来て庭とか裏山とか畑とか、どこかで過ごしています。うちのミーちゃんとは仲がよいですね。

猫はコタツで丸くなると言う歌がありますが、猫は本当に寒がりなのだろうかと疑っています。寒さには案外強いようで、コチンコチンに凍てついた早朝も、カチカチに凍ってしまって、寒天にお月さんが一つ出ている夜も猫って歩き回っていますよ。

 

昨日、ある一人暮らしの年寄りの訪問に行っていたら、「こんにちは~」と、若い女性がその家にやってきて、「今日はどうですか?」と聞いていました。なんだろうと思ったら、このようなトラックが近くにきていて、食べ物などを販売しているのだとか。

珍しいので見に行きました。昔なら、田舎に行くと歌謡曲などの音楽を鳴らしながら、おっちゃんの運転する幌かけのトラックがやってきて、荷台にいろいろなものを積んできて販売していたあの形と同様のものです。

 

「中を見てください」と言うので覗いてみると、ホレこのとおり。まさにミニ・スーパーです。年寄りは、陳列棚を見ながら一つひとつ選んでいます。
スーパーまで行く足のない年寄りには最高ですね。

それに、運転手でもある店員さんに相談しながら買うことができるのです。これは良い。まさに救世主のような存在ですね。一覧表に欲しいものをチェックし投函するという形式では、具体的なものは見られないし。  これなら、実物に触れて買うことが出来ます。おいしいものが食べられる。

 

山道をひとり歩いていると、いろいろなことを考えることが出来ます。部屋で一人でじっと考え事をしていると心配されますが、歩いていればウォーキングをしているのだと、誰も疑わないです。

それに、一歩一歩のリズムが脳を刺激してくれます。案外グッドアイディアが生まれるかも知れません。まだ生まれてはいませんけど。ずーーーーっと生まれないかも知れませんね。可能性はあるでしょうが。

まあ、気楽に歩くことにします。あまり考えると足取りが重くなりますから。