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おのれカラスめ

2012年12月21日 | Weblog


 突然ですが、カラスの話題をちょこっと。

 せっかく熟してきた柿がほとんど食い破られる。トウモロコシは、あっちこっちと傷物にされ、一つを徹底して食べるわけではない。まったく動物というのは困った習性をもっているものです。食い荒らしですね。食べるならは、食い荒らさずに一つ全部を食べなさい。食い(悔い)改めないのがカラス。

 
                                         小学校の校庭

 私の場合、いちばん困るのはカラスです。カラスが食い荒らすものは多いです。ハクビシンなどは、トウモロコシぐらいのものですし、それに防ぐのは簡単です。しかし、カラスに対しては大きな柿の木を、出荷しているわけでもないのに、全部ネットで覆うわけにも行かないし。ビワだってスイカだって・・・、と考えていくといろいろと手を尽くして、覆い尽くさなければならないことになります。

 
                  黄色い土のところは池を埋めた所 まだ整備していません

 町には食べ物が今はすくなくなったので、毎日カラスは田舎まで通勤しています。夕方になると町にある公園付近の森まで帰っていきます。

 ところが、先日比較的大きな地震があったときに、偶然なのかも知れませんが、夕方なのに逆方向にカラスの群れが飛んでいました。何かを察したのでしょうか。カラスは何も話をしてくれませんでした。人間から、かなりのものを提供というより掠め取っているはずなのに、知らせてくれたって良いものを。けしからん。

 

 東風が吹けば西にたなびき、西風が吹けば東にたなびく。 あたりまえじゃ。でも、古典にも・・・。

 「わが國に七つ三つ作り居(す)ゑたる酒壺に、さしわたしたる直柄(ひたえ)の瓢(ひさご)の、南風吹けば北になびき北風吹けば南になびき西吹けば東になびき東吹けば西になびくを見でかくてあるよ」 ・・・更級日記より

 更級日記の作者は名前が分かりません。ただ菅原孝標(すがわらたかすえ)の女(むすめ)ということは知られています。名前はあったのでしょうが、伝わらなかったのですね。で、その菅原という家柄ですが、あの天神様で知られる菅原道真の子孫なのだそうです。

 
                                                     アブラナ

 今日はとても寒い日でした。朝のうちなどは、パソコンのキーを打つ手が冷たくてこまりました。それに曇天。しかし、心は晴天。気ぜわしかったです。