突然ですが、カラスの話題をちょこっと。
せっかく熟してきた柿がほとんど食い破られる。トウモロコシは、あっちこっちと傷物にされ、一つを徹底して食べるわけではない。まったく動物というのは困った習性をもっているものです。食い荒らしですね。食べるならは、食い荒らさずに一つ全部を食べなさい。食い(悔い)改めないのがカラス。
小学校の校庭
私の場合、いちばん困るのはカラスです。カラスが食い荒らすものは多いです。ハクビシンなどは、トウモロコシぐらいのものですし、それに防ぐのは簡単です。しかし、カラスに対しては大きな柿の木を、出荷しているわけでもないのに、全部ネットで覆うわけにも行かないし。ビワだってスイカだって・・・、と考えていくといろいろと手を尽くして、覆い尽くさなければならないことになります。
黄色い土のところは池を埋めた所 まだ整備していません
町には食べ物が今はすくなくなったので、毎日カラスは田舎まで通勤しています。夕方になると町にある公園付近の森まで帰っていきます。
ところが、先日比較的大きな地震があったときに、偶然なのかも知れませんが、夕方なのに逆方向にカラスの群れが飛んでいました。何かを察したのでしょうか。カラスは何も話をしてくれませんでした。人間から、かなりのものを提供というより掠め取っているはずなのに、知らせてくれたって良いものを。けしからん。
東風が吹けば西にたなびき、西風が吹けば東にたなびく。 あたりまえじゃ。でも、古典にも・・・。
「わが國に七つ三つ作り居(す)ゑたる酒壺に、さしわたしたる直柄(ひたえ)の瓢(ひさご)の、南風吹けば北になびき、北風吹けば南になびき、西吹けば東になびき、東吹けば西になびくを見でかくてあるよ」 ・・・更級日記より
更級日記の作者は名前が分かりません。ただ菅原孝標(すがわらたかすえ)の女(むすめ)ということは知られています。名前はあったのでしょうが、伝わらなかったのですね。で、その菅原という家柄ですが、あの天神様で知られる菅原道真の子孫なのだそうです。
アブラナ
今日はとても寒い日でした。朝のうちなどは、パソコンのキーを打つ手が冷たくてこまりました。それに曇天。しかし、心は晴天。気ぜわしかったです。