頭の体操

2011年06月07日 | Weblog


 日本は誰でも平気で首相の悪口を言うことができる。そういう事情をたいへん裏山椎、間違い、羨ましがる国がいくつもあるそうです。言論の自由というのは良いですね。。

 批評なんていうのは当たり前のことなので何とも思わないですが、その思わないくらいの自由さがありがたいものだと思うことがよくあります。もの言えば唇寒しという言葉も忘れられようとしているこの頃かなと思っています。

 

 この頃、ニュースを見るのが嫌になりました。いつも災害のこと ー これは報道の義務はあるし、報道すべきであり、我々も見る必要がありますが - 首相よ早く辞めろというような内容、そのためにいろいろな政界の見たくない顔の人の顔かおカオ。そして、放射線のレベルは下がらないし、ひょっとするともっと悪くなるかも知れないと言う不安。

 

 また雑草が大きくなってきたので、畑をたがやしました。作物が中途半端にあると、タイヤの跡を残さないように耕すには手間がかかります。

 手間もかかるし頭の体操にもなります。縦に耕し、横に引き、そしてまた縦に長く。どの順序でやるかが問題です。この筋を残さない耕し方もあるのですが、私は達成感を味わうために盛り上がった細い土手のような筋は残すようにしています。

 筋を残すと利点もあります。その筋が畝を作るのに大体の目安になることもあります。筋から30cmくらい離れた処にとか、筋と筋の真ん中へんが良いかななんてやっています。縦の筋はあまり参考になりません。筋違い?

 

 梅雨で、山の中に水が溜まりました。これは余所の山です。周りが陸田なので、このようになってしまいます。でも、よほど続けて降らなければこうはなりません。ちょっと良い風景かなと思って撮ってみました。

 真夏なら撮りません。こういう処は寒気がするほど蚊が発生していますからね。

 

 あまり取り過ぎると食べきれませんから、ほどほどに取ってきます。スナップエンドウは硬くなってきたものもありますが、今が最盛期です。

 茹でてそのまま食べたり、サラダに入っていたり。今の時期しか食べられませんので、楽しんで味わっています。キヌサヤと同時期なので、エンドウ豆は作りません。これ以上エンドウ豆類があったら悪夢をみることになりますね。

 


       竹落葉午後の日幽(く)らみそめにけり      飯田蛇笏


      廃 句

         竹落葉雪が降るような日暮方(ひぐれがた)
         おばんかたぬっと顔出す隣り人
         風やんで独り聞き入るシューベルト
         出来過ぎのスナップエンドウ食べる夕
         さまざまなこと考えた日も暮れて