小松菜

2010年03月30日 | Weblog

 今朝は真冬なみでした。つまりとても寒かったということです。完全に冬から春へのサイクルが狂ってしまっているかのような感じがします。でも本当に狂っているかどうかは、もっと経ってみないと分からないです。

 狂っているのは季節ばかりではないので、さして驚くほどのことでもないかも知れません。一番狂っているのは人間社会でしょう。おっとっと、最初から斜めに構えるような言い方になってしまいました。


 

 池には氷が厚く張り、その周りには高い霜柱です。ハスの葉もせっかく出てきたのですが、これでは再び枯れてしまうかも知れません。

 金魚も、メダカも、鮒どもも深いところでじっと動かずにいるようです。そして私は炬燵に首まで入っているのでした。


 

 しかし、トンネルの中では小松菜が所せましと密集し始めました。

 しばしば強風が吹くので、まわりをがっちりと固めていますから、簡単に裾をめくって間引きするなんてのは手間がかかります。なかなか取れずに小松た菜。


 

 しかしまあ、育てるだけのためにトンネルをかぶせたわけではないので、採ってもらいました。こんなにみずみずしく元気な小松菜がとれました。小松て菜い。

 さっそく、お昼にはお浸しになって出ました。今までは、青物はほとんどが菜花とホウレンソウばかりだったので、食感もフレッシュです。


 

 こんな本を読みました。一人の人が書いたのではなく、14人の学者がそれぞれ一項目ずつ書いていったものです。

 西洋の中世時代には、小麦を粉にするために水車を利用したことが多いようですが、その水車はどのように管理されていたのか、誰のものなのかとか、職人の社会、母と子、遺言の世界、衣服、城などなど、少しお堅い(難い)ところもありましたが、とても勉強になる本でした。面白かった。

 エンタメ小説などでは、とても味わうことのできない重厚な内容のものでした。たまには良いですね。


 



      廃 句

        長官が 銃撃されて 時効とは
        ミステリー 解決しない ものはない             テレビではねー
        あのヒーロー このヒーローも 居なかった 
                         浅見光彦、やっさん、おみやさん・・・がいたら
        モスクワじゃ 胴に巻きつけ 自爆とは 
        おそろしや あなおそろしや おそろしや
        あわてるな やがて春来る 夏も来る
        道端で ゴミを捨てる人 拾う人              きれいにしました
        天高く 空は澄みたり 風寒し
        せっかちな 人への警告? この寒さ          種まき早いか?
        この頃は 世の中激しい ことばかり
        欲しいもの ほんのり穏やか 安らぎが         
        そんな時 お茶に和菓子が いいんだよね