良寛さんは、子供に頼まれて凧に文字を書いてやりました。「天上大風」という文字です。しかし、あまりにも見事な字だったので、上人(上人って誰なのかな?)がとりあげてしまったとか。そのために良寛さんの見事な字が現代に伝わっていると言う話を聞いたことがあります。真偽のほどは分かりません。
ところでその大風ですが、昨日は荒れました。幸い朝まで雨が降っていたので、それほど埃は舞い上がりませんでした。それでも林や建物から離れた畑からは相当な土が舞い上げられていました。幸い私の畑は近くに木があったり建物があったりしますので、もうちょっとというところで舞い上がりはありませんでした。
まるで釣り竿のように撓(しな)る木 となりの山の木はこんなに
大風が吹くときは木の伐採は危険です。それで、午前中は雑用をやり、午後になってから様子を見に行くと、なんと都合のよい西風ではありませんか。東か南に倒したいので、追い風です。それに、あちこちと風の向きは変わらないようです。それで、さっそく着替えをして山入りです。
風のおかげで、チルホールは全く使う必要がありません。チェーンソーだけで4本、いや5本だったか、倒しました。あとは倒れて都合の悪い位置に木があったり、倒した木が邪魔になって歩けなくなってしまいますから横になった木の枝を払ったりして整理をしました。
さて畑ですが、冬に入る頃まいておいたソラマメは冬の間に全部霜に持ち上げられてしまいコロコロと露出してしまいました。急いで埋めましたが、ほとんどがだめになってしまいました。今年は諦めたのですが、ホームセンターに行ったところ、種のコーナーに春まきのソラマメの種を売っていました。「こんなものもあるんだー。」と喜び勇んで買ってしまいました。
うまく行くか、経験がないのでわかりませんが、とにかく試してみようと思って、春まきのソラマメを蒔いてみました。さて、どうなることやら。ソラマメは大好きなものですから、諦めきれないです。いくぶんこだわりもあるかな?